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13月の風が吹き始めてるよ
いくつになっても「陽」聴いたら泣けそう。
尾崎祐介様、お誕生日おめでとうございます。僕があなたに出会ったあの日から、気づけば3年7ヶ月の付き合いになるみたいで、疑う余地もなく僕の喜びの八割以上はあなたでできています。もうどんな日の先にも、"なんでもない日々"を重ねて、そばに居なくても分かるほど笑っていてください。
2023/09/08 『クリープハイプの日 2023』(名古屋国際会議場センチュリーホール)
あの日から半年近い月日が経ったらしい。そうは思えないくらい一瞬で通り過ぎていった。受験生としての生活を終えた日、今通っている大学の合格が決まった日、18年と少しの時を過ごした街を旅立った日、クリープハイプに会いに行った日。どれも今でも鮮明に覚えているのに、もう取りに帰れないくらい遠ざかってしまっていた。それからの半年間、知らない街での知らない生活に慣れなくて、特に成長できないまま流されるようにし
もっとみる春風吹く街の春のようなあなたへ
一ヶ月くらい前の話。地元の予備校にいる友人に宛てて手紙を書いた。宛名の書き方すら碌に知らないのにね。よく考えたら能動的に手紙を書こうと思ったのは初めてかもしれない。
ある日の午後、熱田神宮に行ってみたけど特に用がないことに気づいて、目的地を決めずに歩いていたらJRの駅舎に辿り着いた。少し行った先に高架道路があってその上を歩いていたらなんか急に涙が出てきた。同時にあの頃のどうでもいい記憶が溢れ
2023/07/25 「ROCK the ROCK」(CLUB UPSET)
このライブが発表された当時から行きたいとは思っていました。だって、いつでも僕の無彩色な毎日に寄り添って、脆弱な僕の味方でいてくれたthe quiet roomが名古屋に、それも自宅から自転車を飛ばして10分くらいの所にあるライブハウスに来るなんて。しかももう一組のOKOJOだって好きなバンドだし。好きなバンド同士のツーマン、どうでもいいけど一応バースデー前夜。でも7月末って大学生はテスト詰でそれ
もっとみる幸せだと思える一瞬はいつでもどこかに
気付けば春はいなくなってしまった。つい最近まであんなに桜が綺麗だった(気がする)のに、今では地面に落ちた花弁すら見当たらない。いつも置いて行かれている。何となく焦っているけど焦ったところで何をすればいいのかも分からなくて、それでこの街に来てからずっと憂鬱だった。楽しいことも割とあるけど、嫌なことが重なるとそればっかり気になって、何をするにも無気力に感じてしまう。
ちょっと気分が沈んでいて、こ
擦り切れた1日の終わりに聴きたくなる10曲
知らない街での一人分の生活にはいつになっても慣れる気配もなくて、過去のあの場所に置いてきた忘れ物ばかりを思い返しては心を擦り減らす毎日。擦り減った部分はどこに落ちているのかすら目処が立たないまま気づかないうちに遠ざかってしまう。そうやって取りに帰れない忘れ物が増えるばかりの毎日の中で、"失くしたもの"を埋め合わせてくれるような楽曲たちを、誰の為でもなく自分の為に紹介させてください。
①コインラ
新しい君と往くステージを
今日も変わらずsumikaを聴いている。彼らの声とサウンドを導にやっとの思いで歩き続けて、どうにか今に辿り着いている。僕の高校生活、特に受験期を救ってくれたのは間違いなくsumikaだった。sumikaがいなければあの日僕は受験会場に向かうこともできなかったし、今もこの街で生活していないだろう。sumikaは、自信を持てる要素なんて何一つ持ち合わせていない僕が少しだけ前向きに生きる為の”主役変更
もっとみるまた風が吹いて思い出したら
この街に漂着して一番くらいの快晴だったあの日、行く宛もなく自転車を走らせていた。僕はこうやって目的のない小さな旅をするのが好きだ。受験期はいつも学校の自習室か商店街のミニシアター(のカフェスペース)に通っていて、勉強に疲れたら一時間ほどの散策に出かけていた。何かが見えるわけでもない。せいぜい季節の移ろいを感じてしまう程度だ。でも、目的意識から解き放たれる時間があるだけで、不安や憂鬱が少しは和らい
もっとみる主役になんかなれない毎日の主題歌でいてくれる10曲
誰かにとっての主役になんかどうせなれないし、自分自身の人生の上でさえ自分が主役でいられている実感なんて到底持てない。擦り減らして埋め合わせてを繰り返すだけの平凡でありふれた毎日でも、僕だけを主役にしてくれる主題歌を探してしまう。今日はそんな"誰のヒーローにもなれやしない"僕がただ取り留めの無い毎日を送るだけの、誰の感情も揺さぶれない退屈な映画の主題歌になってくれる楽曲たちの話をしたい気分です。