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おすすめ22・23・貸しボート13号・壺中美人
久しぶりにミステリー読みました!
昔から横溝さんの金田一シリーズが大好きで、長編ばかり読んでたんですが短編もあるってことで読みました。
貸しボートは三編の短編から、壺中美人は二編の短編からなっています。
貸しボート13号のあらすじとしては、ボートの中から首を途中まで切られた男女の遺体が発見される。事件前日にボートを借りた人物がいたことがわかったが、、と言った内容で、
壺中美人のあらすじは陶器収集が
番外編13・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
旦那さんと息子と英国のブライトンという街に住む筆者。貧困層が多くを占めるこの地域で、最底辺の中学校に進学した息子さんと筆者と、その周りに住む様々な人種、移民、性別の人たちとの話です。
読んでいると達観していて大胆なブレイディみかこさん(筆者)と、冷静で真摯な息子さんとのやりとりに考えさせられます。
子どもの貧困、人種差別、性の差別様々なことが身近にあり、その問題に息子さんは時に母の教えを聞き、時
番外編12・女子校礼讃
女子校出身の辛酸なめ子さんによる、女子校エッセイ?です。
女子校での思い出や、他の女子校出身の方へのインタビューなどが書かれています。
まず、私も女子校出身なのでとってもあるあるーと思いながら読みました。
文化祭の時のエピソードや、ミッション系の学校だったので、シスターや神父さんのエピソードなど。共感がすごかったです。
辛酸さんの本は初めて読んだのですが、勝手に辛口な方なのかな?と思っていました
おすすめ21・少女Aの殺人
人気のラジオDJの元に、「このままでは義父を殺してしまうかもしれません」そんな葉書が届いた。差出人の手がかりはF女学院の高校一年生ということだけ。F女学院に通っていてこの家庭環境に当てはまる生徒は3人いることがわかったが、その中の1人の義父が殺されてしまい、、
と言ったあらすじです。
平成7年に書かれたものなので、内容もその頃かなと思うのですが、のっけからご都合主義すぎないか?というちょっと無理
番外編11・世にも奇妙なニッポンのお笑い
今回は芸人、チャド・マレーンのチャドさんの書かれた新書の紹介です。
私はお笑いが好きなのですが、この本は日本のお笑い、特に漫才について論理的に(?)解説された本になっています。
それだけではなくなぜオーストラリア人の青年が、苦節を重ねながら日本でお笑い芸人をやっているのかも書かれています。
とにかくチャドさんが苦労しすぎていて!
何気なくかいてあるのですが、途方もない苦労を重ねて日本で芸人をや
おすすめ20・6月31日の同窓会
名門女子高校・蘭聖学園の卒業生に存在しない6月31日のに開催される同窓会のお知らせが届き、招待状を受け取った女性が次々に亡くなるという事件が起こった。
弁護士で蘭聖学園卒業生の凛子は謎を解くために奔走するが、、
と言ったあらすじです。
卒業生一人ひとりの独白から成り立つ物語で、途中、この人は誰?この人が話している人はさっき出てきた人なのか?と訳分からん現象に陥りかけますが大丈夫です。
読み進める
おすすめ19・廃遊園地の殺人
コンビニでバイト生活を送る廃墟建築物好きの眞上はある日、銃乱射事件で多くの犠牲を出して廃園になった遊園地へ招待される。廃墟好きが集められた廃遊園地で宝探しが言い渡される。景品はこの遊園地だと言う。
みんなが宝探しに躍起になる中第一の殺人事件が起こる、、
と言ったあらすじです。
この話はザ・推理小説って感じでした!
殺人事件が起こりますが、案の定と言いますか警察すぐに来られないあるある。
閉ざされ
おすすめ18・アルキメデスは手を汚さない
高校生の美幸が死んだ。中絶手術の失敗との噂が流れる中、校内では毒殺未遂事件が起こり、さらに行方不明の者も現れるのだった。美幸が死の間際に言い残した「アルキメデス」の意味とは、、
と言ったあらすじです。
最初に伝えたいのがこちら昭和48年頃に書かれたもので、なので舞台も同じくそのぐらいなのだと思います。
なのでとにかく高校生たちが信じられません。
妙にニヒリスト?リアリスト?のように現実に絶望して
番外編⑩人生はあるあるである
新書も好きで、特に芸人さんが書いた新書が好きで読んでいるのですが、その中でレイザーラモンRGさんの新書の紹介です。
レイザーラモンRGさんといえば"あるある"
そのあるあるがどうやって生まれたのか?
RGさんがそこに辿り着くまでの人生、そしてマインドについて書かれています。
読んでみて、あるある奥深いです。
全てのものにあるあるはあると言うRGさんの考え。
そして漫才のツッコミもまさにあるある
おすすめ17・カタコンベ
未開の洞窟調査のために大学院生の弥生。ケイブダイバーと呼ばれる水中洞窟を専門にするダイバーたちと、新洞窟に入るがその洞窟の中で思いもよらない事故が起きる。そしてその事故の中である殺意も動いているのだった、、。
と言ったあらすじです。
物語の大半は洞窟の中でのお話です。
洞窟の中の暗さ、湿っぽさ、水滴などが肌で感じられるような作品でした。閉所恐怖症気味なので本当に、こんなところに入っていく人の気が
番外編⑧書楼弔堂 破暁
明治20年代の半ば。家族と離れ1人東京の外れで暮らしていた高遠は、弔堂という本舗と出会う。この本屋には迷える者たちが自分のための一冊を求めて訪れるのだった、、。
という話です。
京極夏彦さんの本です。短編集?と言って良いのか。一話一話読み応えのある一冊です。
迷える人たちが自分の一冊を求めてこの本屋にはやってきます。
そしてその迷える者というのが、浮世絵師月岡芳年や、若き日の泉鏡花など、歴史の
おすすめ16・誘拐児
終戦の翌年、資産家の5歳の息子が誘拐された。犯人はあと一歩のところで取り逃され、身代金だけ奪われてしまった。
その事件から15年。ある女性の殺人事件から、15年前の誘拐事件の手がかりが、、
と言ったあらすじです。
とにかく刑事さんたちが頑張っています。
読んでいて、いろんな人に聞き込みをしているシーンや、車で事件現場に駆けつけるシーン、犯人逮捕に車で向かうような緊迫したシーンが想像できてしまうほ
おすすめ15・武家屋敷の殺人
養護施設で育った瑞希から、自分の生家を探して欲しいという依頼を受けた弁護士の川路。手がかりは日記帳と手紙だけだったが、その日記帳には自分の殺害した男に付け回される苦悩が書かれていた。
過去の殺人は本当なのか?生家探しと共に新たな事件も起き出すのだった、、。
と言ったあらすじです。
まずは日記から始まります。
殺害してしまった男が、自分の実生活の要所要所で現れて、その男がどんどん自分の身に迫って来
おすすめ14・残照 アリスの国の墓誌
今日で閉店を迎えるバー『蟻巣』馴染みの客たちが別れを偲んでやってくる。かつての常連で今は亡き漫画家・那珂の昔話に花が咲き、那珂の祖母がかつて墓石の下敷きにされ殺されていた未解決事件があったことを知り、推理合戦になるが結末はいかに、、
と言ったあらすじです。
時は現代、馴染みのバーが閉店すると聞いて常連客が昔話に花を咲かせています。
みんな初老で高度経済成長期にがむしゃらに仕事を頑張ってきた年は行