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番外編11・世にも奇妙なニッポンのお笑い

今回は芸人、チャド・マレーンのチャドさんの書かれた新書の紹介です。

私はお笑いが好きなのですが、この本は日本のお笑い、特に漫才について論理的に(?)解説された本になっています。
それだけではなくなぜオーストラリア人の青年が、苦節を重ねながら日本でお笑い芸人をやっているのかも書かれています。

とにかくチャドさんが苦労しすぎていて!
何気なくかいてあるのですが、途方もない苦労を重ねて日本で芸人をやっているのがまた笑えます。
なんでやねん!と思わず言ってしまいます。
苦労しながらも漫才愛のおかげ?それとも運が良いのか?
さまざまな先輩に助けられて日本で芸人生活を送っていきます。
この芸人の先輩たちが本当に粋で格好いいです。
背中を見せるというか。ただ単に厳しくするというだけが、ただ甘やかすだけが良いのではないと。
ぼんちおさむさんとのエピソードが好きです。
昭和の芸人というか。(もちろん今もご活躍ですが)

日本のお笑いは奥が深い。
どんどん細分化されて、芸人さんの数だけ芸や笑いがあると思いました。
何かの番組でやすよともこさんが、芸人と呼ばれるのが嫌だ、漫才師と呼んでほしい。というようなことをおっしゃっていたのを思い出します。
これからも日本のお笑いを応援したいと思います。
ぜひ読んでみてください!

#読書感想文  #新書が好き#おすすめ本

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