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おすすめ15・武家屋敷の殺人

養護施設で育った瑞希から、自分の生家を探して欲しいという依頼を受けた弁護士の川路。手がかりは日記帳と手紙だけだったが、その日記帳には自分の殺害した男に付け回される苦悩が書かれていた。
過去の殺人は本当なのか?生家探しと共に新たな事件も起き出すのだった、、。

と言ったあらすじです。
まずは日記から始まります。
殺害してしまった男が、自分の実生活の要所要所で現れて、その男がどんどん自分の身に迫って来る、、
という恐怖が記されています。
このあとどうなるの?とドキドキしていると急に話は現代(と言っても随分昔なのですが)の自分の生家探しをしてほしい女子大生の話に変わります。

川路という弁護士の推理メインで進むのですが、ちょいちょい出て来る名探偵・那珂も推理を上乗せ(!?)してくるため何が真実なのか?わからなくなっていきます。
でも推理→真実→推理→真実と重ねて行くことで江戸時代に起きた謎、20年前に起きた謎、そして現代の謎が解決していきます。

気がふれてしまった人が出てくるため、川路さんもまさかそうなってしまったのか⁉︎と焦りますが、、
トリックは結構奇抜ですが、トリックはどうでも良い!真実は何かが知りたすぎてガツガツ読みました。

ぜひ読んでみてください!

#読書感想文    #おすすめ本#おすすめ推理小説#ミステリー小説が好き

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