番外編⑨旅のラゴス
確かカズレーザーさんがテレビで紹介されていて読んだ本です。
高度な文明を失った代わりに超能力を持った人間が現れた現代。瞬間移動、飛行能力、変身能力、、さまざまな力を持った人々に旅をするラゴスは出会う。生涯をかけて旅をするラゴスだった、、
といったあらすじです。
かなり昔に書かれた作品なのですが、とにかく話が面白すぎて!
旅先で出会った様々な人、場所でのエピソードが連なった短編集なのですが、ラゴスの旅の歴史でありラゴスの生涯を書く長編でもあります。
超能力も丁度良い?能力です。
1人が能力持ちすぎて、強くなりすぎて争いが、、
といった能力ではなく、持ってたらあ、いいかなぁぐらいの能力です。
旅先での風景、人々が魅力的であり、そして主人公ラゴスが何より魅力的です。
生涯をかけてなぜ旅をするのか?
様々な知を求め、人を求め、最後は愛を求めていたのでしょうか。
ラゴスの生き方に羨ましさを感じます。
さすらって生きるのも良いものなのかなあと、、
そして知識を得ること、そしてそれを自分以外に活かすことの快楽、、
明日死ぬかのように生きよ
永遠に生きるかのように学べ(ガンジー)
まさにこれですね。
文章も淡々としていて読みやすいです。
最後の余韻にいつまでも浸れます。
誰か映像化してほしいです!
いっときジブリが映像化するとデマが流れましたが本当に希望します!
ぜひ読んでみてください!
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