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マーケティング戦略

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ブランディングによって構築された「価値」が「売れる(伝わる)仕組み」を作り上げるマーケティング戦略について発信しています。
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#行動経済学

マーケティングミックス(MM)とは

今回は経営学の分野のひとつであるマーケティングについて、私が勉強したことを踏まえて記事にしていこうと思います。

マーケティングミックスとはマーケティングミックス。マーケティングを学ぶ上では非常に重要なフレームワークです。

これは、簡単にいうと「ターゲットの顧客に働きかけるためのマーケティングの4つの要素を組み合わせて展開すること」です。

4つの要素とは、マーケティングの世界では4Pと呼ばれて

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行動経済学フレームワーク(箇条書きメモ)

今回の記事が記念すべき100投稿目らしいです🎉

※私が個人的に勉強している行動経済学(心理学と経済学を融合させた学問)の書籍を読み、大事なところを箇条書きしたものです。もしよかったらご覧ください。

⓪行動経済学とは・損失回避の傾向→「得をしたい」よりも「損をしたくない」
・女性の顔は不安を和らげる効果がある
・行動経済学の目的は、経済活動に関する人間のリアルな認知傾向や行動特徴を明らかにする

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【行動経済学】私たちの購買意欲は、"店内のBGM"に誘導されている

例外はあるかもしれませんが、どのお店にもBGMが流れています。BGMには、お店の雰囲気作りなどの効果がありますが、実はそれ以外にも大変重要な役割があり、視点を変えるとわれわれ消費者は、無意識のうちに店内のBGMに購買意欲を掻き立てられている可能性があります。

アメリカのロヲラ大学のロナルド・ミリマン教授はスーパーマーケットで、BGMのテンポを変えて利用者の歩くスピード(回転率)を観察しました。

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【行動経済学】なぜ"1980円"は安く感じるのか

スーパーや量販店で、「1980円」や、「19800円」などの評価を見たことはありますか?

そして、なぜか「安い!」と感じてしまい、購入してしまうという経験はありませんか?

実はこれには行動経済学的な作成が組み込まれています。

これは「端数価格」と呼ばれる行動経済学のフレームワークなのですが、消費者の購買意欲を高める効果があると言われています。

1980円って、2000円よりもたった20円し

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【行動経済学】お金の"価値"はいつでも同じなのか

早速質問です。あなたは、①一生懸命働いて手に入れた1万円と、②宝くじで当たって手に入れた1万円を同じ「1万円」として見ることができますか?

当然、1万円は1万円です。

いかなる場合でもお金の価値は変わらない。これは一般的な「経済学」の理論に沿った考え方です。

しかし、先程の質問に対するあなたの答えはどうでしょうか。

一生懸命働いて手に入れた1万円は出来る限り大切に使おうと思う一方、宝くじで

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【行動経済学】私たち消費者は、本当に「合理的」な消費選択をしているのだろうか

経済学では、消費者は「合理的な選択」をすると定義される経済学では、「消費者および生産者は、いかなる場合でも合理的な行動をする」と定義つけています。

言い方を変えると、「自己の利益を最大化するような消費および生産活動をする」ということです。

合理的な消費選択の例さて、早速読書の皆さんに質問です。

あなたは今、文房具店Aにいます。
そして目の前には、欲しかった1000円のボールペンがあります。

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