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#コンテンツ会議
コミュニティを学ぶための本
#コルクラボ では、毎月課題本がある。課題本を通して、コミュニティの理解を深めている。コミュニティの共通言語をつくっていく。
このnoteでは、2017年に読んできた #コルクラボの課題本 を紹介したい。
コミュニティを学ぶとは、自分のことを理解することだ。思考、感情、行動をより細かく、深く理解する。コミュニティを学ぶことは、人と人との関係を理解することだ。わたしとあなた、わたしとチームの関係性
きみが「わからない」のは「わかる」を理解していないからだ。
「わかる」とは、どういう感覚なのだろう。
ぼくたちは、説明を聞いて「わかった!」と言い、話をしていく中で「腑に落ちた」こともある。
会議の議論を聞きながら、何を話しているのか「わからない」と言い、彼や彼女に、「なにもわかっていないくせに!」と言うこともある。
ワールドカップについて詳しく話す人に、サッカーのことが「わかる」人だと思う。いい絵だ、いい壺だとわかる人もいれば、わからなくて騙される人もい
つながるものをつくりたい
みずのけいすけさんのこのnoteには好きとワクワクが詰まっていた。ぼくは、このnoteを読みながら、大学時代、フリーペーパーをつくっていたことを思い出した。
ぼくは、『HandaiWalker』というフリーペーパーをつくっていた。
生協の機関紙として、生協の宣伝や広報の意義もありながら、コンテンツの部分は、比較的自由に学生に任せてもらっていた。
今月はどんな特集にしようか、どんな記事つくろう、こ
「読書会」とはなにか? なにがおもしろいのか?
『なぜ「読書会」で出会えるのか?』では、「読書会」の構造から、人と出会える理由を考えた。読書会は、共通する趣味や関心を持ち、本を読んでくるという障壁を超えた人が、同じ目線で話ができる場だ。だから、参加者同士の共感が生まれやすい。話も盛り上がりやすい。設計しなくても、ある程度、「本」という間に入る存在によって、安全と安心が担保され、人と人がつながりやすい構造になっているのだ。
今回は、本を読んでき
コミュニティを発酵させるにはどうしたらいいのか?
発酵させることと「コミュニティ」をつくることは同じだ。それに、「発酵させる」という営みは、組織やチーム、人との関わり合いということにも共通している。
発酵という現象は微生物たちの営みだ。
酵母やカビ、乳酸菌といったマイクロメートル単位の生物種が、お酒や漬物、醤油や味噌をつくっている。ぼくたち人類は、長い年月をかけて、発酵という技術を習得し、おいしい食べ物や飲み物をつくることに成功した。
だけど
なぜ「読書会」で出会えるのか?
ここ最近、「読書会」に参加したり、実際に企画したりしている。読書会はおもしろい。参加者としても主催者としても。あたらしく出会う人と、いつもしない話をする時間は、とても新鮮だ。1冊の本を通して出会う人、出会う自分、出会う言葉は、読書会の大きな価値なんだと思う。
“読書会は出会える”という話を聞いたことがある。
実際に、日本最大の読書会『猫町倶楽部』の読書会では、そこで出会ったことがきっかけで結婚し
『発酵文化人類学』は、きみの感覚を発酵させる1冊。
『発酵文化人類学』という本は、タイトルの通り「発酵」に関する本だ。ただの発酵の解説本ではない。科学の本でもなければ、難しい学問の本でもない。
文化としての「発酵」という現象を、さまざまな視点で考えていく一冊だ。発酵を再定義するような一冊だ。
正直言ってしまうと、はじめ悔しかった。
ぼくは大学院で生物工学を専攻し、発酵工学の延長にある専門分野で学んできた。だから、発酵のおもしろさをわかっている
じぶんの気持ちからはじめよう! あるSNSキャンペーンから考えるじぶんの動くポイント
最近、Twitterをはじめた。まだまだフォロワーは少ないが、いろんな人の投稿を見たり、自分の投稿に海外の人が反応してくれたり、インターネットでいろんな人とつながるという楽しさを感じている。
このまえ、Twitterで、あるメーカーのSNSキャンペーンの投稿が流れてきた。キャンペーンの概要は以下のようなものだった。
あるアカウントをフォロー。キャンペーンページをみて、該当の言葉をハッシュタグを
他人の言葉とじぶんのあたま。ショーペンハウアー「読書について」を読んで
先日、この記事を読んだ。
ショーペンハウアー「読書について」/自分の言葉で話すということ
気づけば、ぼくも「読書について」を読んでいた。
帰り道のカフェで、通勤途中の電車の中で、ぼくは自分のあたまと、少し距離を置けたきがした。ショーペンハウアー監督が、試合中にもかかわらず、ぼくを無理やりピッチの外に出して、「ほらほら、ゆうまくん、試合状況はどうなっていると思う?」と問いかけてくるようだった。
必