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祐樹せつらのお金・ビジネス・投資に強くなる話 Vol.72:株式投資(中長期)

「株式投資」の重要ポイントをまとめました。お金・ビジネス・投資にお役立てください。


🌟富んだら贅沢に注意する

歯止めがきかなくなるから。
バフェットの給与はずっと年棒10万ドル。
散髪代は18ドル。
毎朝マクドナルドでクーポンも使う。
ただし本にはお金を惜しまず、1日の80%を読書で過ごす。
経営するバークシャー・ハザウェイ社の従業員は20数名。
事務所は質素で、経費は競合の250分の1。

🌟名誉や信用を築き上げることはお金を増やすより難しい

名誉や信用は一瞬にして壊れさる。
簡単に取り戻すことはできない。
会社の信用とブランド力が傷ついて地に落ちたら取り戻すのは至難の業。
よって隠しごとをしたり、誰かを欺くことは許されない。
「誠実に真っ正直に仕事をすること」が超一流のビジネスの証。

🌟お金の儲け方で知恵がわかり、お金の使い方で人格がわかる

バフェットは
「お金は社会からの預かりものであり、いずれ社会に返すべきものだ」
「お金を持つ1%の人間は、残り99%の人間のことを考える義務がある」
と考えていた。
よってバフェットが寄付を通して社会に還元することは当然だった。

🌟素晴らしい企業をまずまずの価格で買おう

割安株を買うことには大きな問題がある。
「割安株を買う」とはまずまずの企業を素晴らしい価格で買うこと。
しかし買った後から大きな問題を起こし、問題解決のために費やした時間や労力で結局は割高になる場合があるから。
それよりも成長株をまずまずの価格で買って、長く持ち続ければいい。
そのほうが素晴らしい収益を上げられる。

🌟素晴らしい企業をまずまずの価格で買う例

たとえばバフェットは資産総額500万ドルに対して希望価格3000万ドルで売られていた会社を2500万ドルで買収した。
時価総額が資産価値を上回っていたが、その会社には高い品質、ブランド力、顧客の信頼、人材といったお金に代えられない無形資産があった。

🌟成長しつづける会社の6つの条件

下記を備えるビジネスを持つ会社こそ着実に成長し続ける会社である。

  • 優秀な経営陣

  • 持続可能な競争優位性

  • 強い価格決定力

  • 高収益体質

  • 設備投資の少なさ

  • 類似の代替品の少なさ

こういう会社の株は成長株として多大な貢献をしてくれる。

🌟フィリップ・フィッシャーの投資法

バフェットは「自分の投資スタイルの85%はグレアム譲り、残り15%はフィッシャー譲りだ」と言っている。
フィッシャーの投資法は下記になる。
1.真に優れた企業をみつけだして、市場変動関係なしに長く保有する
2.割安株ではなく成長株に目を付ける
3.聞き込み調査を投資家みずから行なう

🌟投資家自ら聞き込み調査をする

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