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性のこと

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#教員

「伝えあえる」ってなんだろうか

「伝えあえる」ってなんだろうか

性教育の講座の準備をしています。

私自身、性教育をはじめ、他にも学ぶことがおもしろくて学んできたんですけどね。

「知っている」 と 「行動する」 って
つながっていないなぁという思いがあったんですよね。

知りたい!学びたい!が先行するときって
知れて満足、学んで満足なんです。
知的好奇心が満たされて、できる!気がするし

その時は行動ができるのだけど
他の課題が出てくると途端に
「なにそれ!

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子どもの性にまつわるトラブル×おとなの対応

子どもの性にまつわるトラブル×おとなの対応

目指していた性教育が実現できないもどかしさと、もろもろの基礎をぶっ飛ばしたトラブル。

教員時代は必要に迫られて、不意に指導の場面になることもあった。

正直、大人のほうが動揺するよね。大切な子どもたちだから、心配が高じて反射てきに怒ったり。怒られた子どもは、より話しにくくなるし、怒った大人は、リカバリーしたくてもその後の対応に自信がなくて

「なんでそんなことしたの?」

「この先どうなるか考え

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子どもに渡したい『アイテム』

子どもに渡したい『アイテム』

一番身近な子どもに体と心のことを話せるようになりたい。 

そう思って目の前の気になることと3歩くらい先に視点を置くと、その先が気になって、あれは?これもか!そっちもか!!ってどんどん広がってきた。

性教育って知ろうとすればするほどに、どこまでも広がっていく。 

広がりながら、明確になったことがある。

わたしという体を大切にするのも

わたしという心を幸せにするのも 自分自身

そして

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「先生」だって同じ時代を生きてきた

「先生」だって同じ時代を生きてきた

「性教育」=子どもが学校で学んでくるもの

こんなイメージありませんか?
というのも、実際にわたしがよく聞くからです。

学校での性教育は、われら子育て世代とそんなに大きく変わっていないように感じます。
学校では教科の学習もあればクラブや部活、行事もある。 増えることはあっても、減ることはほぼない。
朝の健康観察から子どもが帰宅してからの様子のを気にかけてお電話する先生もいる。

担任の先生は多く

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