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日記

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何も起こらない日はない。何も感じない日はない。詩への架け橋になるように日々をつらつら綴る。
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2022年7月の記事一覧

*女性であることと女性の詩について改めて考えてみた。

*女性であることと女性の詩について改めて考えてみた。

7月23日、松下育男さんのzoom教室にて女性詩人との座談会に参加した。松下先生と女性3人。詩を書き始めたきっかけや投稿や詩作についての話はもちろんこのことだが、やはりテーマは「女性」という点に絞られてくる。そこであまり話せなかったことをここに書き記しておこう思う。

■男と女とは

男と女に分けることは時代的にあまり好ましくない。政治家のなんちゃらかんちゃらに女性を増やせだの、何かの選評委員は男

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日記「タヒちゃん」

日記「タヒちゃん」

初めて購入して読んだ詩集は最果タヒさんの「グッドモーニング」。衝撃だった。これは何を意味するのだろうか、これは文章として成立しているのだろうか。ふむ。

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とか

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とか

えっ「、」から始まる文章とは!?

今それを理解しているかと言われたら、はっきりと説明はできないけれども、私が詩作するにあたってもしかしたらこうゆう書き方をするかもしれないだろうな、ということはわかる。

詩集とい

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日記「夢の再生装置」

日記「夢の再生装置」

嫌な夢をよくみる。全く夢をみずに朝を迎えることは幸せだなぁと思う。素敵な夢だって、あっもうちょっとこのまま夢をみていたい、って思った時点でもう夢だと認識していてちょっと残念な気持ちになる。夢は記憶の整理と聞いた事があるが果たしてそうだろうか。勝手に記憶を塗り替えて私の歴史をめちゃくちゃにされた気分だ。脳科学とやらは信用ならんっ。宇宙と同じくらい解明されていない事ばかり。いい夢を見る方法とかググッた

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日記「赤」

日記「赤」

「音楽の森のかわいい鳥」
娘が小学3年生の時に市の展覧会で選ばれた絵。なんとも可愛らしい絵だ。あれからもう9年近く経つが我が家の壁に唯一飾られているもの。私は壁に何かをかけるのがあまり好きではない。カレンダーひとつ時計ひとつ、それだけでいい。いやそれも本当はいらないくらい。殺風景な部屋が好きなのだ。でもこの絵だけはずっと壁にかけている。

太陽を描く時やはり「赤」が正しいのだろうか。

幼少期の私

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日記「戻り梅雨」

日記「戻り梅雨」

今朝ももれなく頭痛がするが、狂ったようにせっかちだった夏ははりきりすぎてお疲れのようで、頭痛も耐えられるくらいの気温。

5月の半ばに捻挫した右足首がなかなか完治せず日課のウォーキングもお散歩も思うようにできずにいる。久しぶりに少しだけお散歩するとせっかちな夏が木々をこんもりさせ、川沿いの遊歩道が木のトンネルになっている。湿度の多い風でも緑と土と水の香りをめいいっぱい身体に取り入れる。気持ちが良い

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*詩人としてインタビューされてみた

*詩人としてインタビューされてみた

先日、詩の同志である大人Cさんよりインタビューの依頼があった。私で良いのだろうか。まぁ気の知れた同志であるしあまり気張らずにいっちょ受けてみるかと、インタビューをされてみた。

大人Cさんは私が好きな詩人のひとりである。独特の感性をお持ちで大人Cさんの書く詩は異彩を放っている。詩に限らず批評するという事にも長けている。感情論に陥らず冷静に分析できるすごさは見習いたいところ。ご自身の詩に関しても俯瞰

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日記「私に価値なし誰かに価値あり」

日記「私に価値なし誰かに価値あり」

きっかけはスマホを買い替えたことだった。

世帯主がスマホを買い替えると言えば、家族全員同じタイミングで買い替えるのが我が家のきまりのようなもので。スマホケースを新しく買ったばかりなのに、しかもそこそこの値段の2点セットを買ってしまって、新品のまま不要になったスマホケースが呆然として箪笥の肥やしになることになった。

いざスマホが新しくなって新しいスマホケースが私の手元にやってきた。箪笥の肥やしと

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日記「熱帯夜に寝違えた首の一日も終わり」

日記「熱帯夜に寝違えた首の一日も終わり」

まだ6月の後半だと言うのに空梅雨はさっさとあけて猛暑が続く。日に日に夜になっても気温が下がらず冷房がなくては眠れない。閉めっきりの部屋で眠るのは好きではないから熱帯夜と聞くと気が重い。寝不足の日々の始まり。。。

3時半に目が覚める。空はもう朝の気配。白んでゆく空を見れば身体は朝だと勘違いして目が冴える。閉めっきりの窓と部屋の扉をあければ眠りたい意識と眠らない身体の間を熱帯夜の風が吹き抜ける。

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