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日記「熱帯夜に寝違えた首の一日も終わり」

まだ6月の後半だと言うのに空梅雨はさっさとあけて猛暑が続く。日に日に夜になっても気温が下がらず冷房がなくては眠れない。閉めっきりの部屋で眠るのは好きではないから熱帯夜と聞くと気が重い。寝不足の日々の始まり。。。

3時半に目が覚める。空はもう朝の気配。白んでゆく空を見れば身体は朝だと勘違いして目が冴える。閉めっきりの窓と部屋の扉をあければ眠りたい意識と眠らない身体の間を熱帯夜の風が吹き抜ける。

扇風機を回してスマホを見ながらぼんやりすればもう4時半。雲ひとつない快晴。今日も熱くなる予感。洗濯物は3時間も干せばからからに乾くだろう。

最後にみた4時半。枕を高くしたまま微風を浴びていると二度目の睡魔。眠りたい意識が眠らない身体に覆い被さるように二度寝。

すっかり太陽が昇ると比例して部屋の気温も上がる。寝汗で目覚めた7時半。二度目の目覚めはだるさと首の痛み。高くしたままの枕で寝違えた首が動かすと痛い。あ~。やっちまった。。。

あっちへばたばたこっちへばたばた汗だくの一日も終わる頃、見上げれば夕焼けが明日の晴れを告げている。きれいな夕焼けをあの人にも知らせたくて、もう2、3日経つと戻り梅雨になり暑さが和らぐとの天気予報を信じて写メを送る。

「綺麗だねー。今朝は早く目が覚めて4時から活動してる。」と返信がきてあの人は首を寝違えりしないと可笑しくなる。もう一度、夕焼けを見上げると首の痛みが治まっていることに気づいた。

明日も猛暑になるだろう。でも頑張れるとスマホを強く握りしめて短い夕焼けを何度も見上げる。

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