日記「タヒちゃん」
初めて購入して読んだ詩集は最果タヒさんの「グッドモーニング」。衝撃だった。これは何を意味するのだろうか、これは文章として成立しているのだろうか。ふむ。
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とか
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えっ「、」から始まる文章とは!?
今それを理解しているかと言われたら、はっきりと説明はできないけれども、私が詩作するにあたってもしかしたらこうゆう書き方をするかもしれないだろうな、ということはわかる。
詩集というのは都心の大型書店に行かないとなかなか売っていない。ネットで購入できるのはとても便利だけれども、やっぱり実際に手に取ってぱらぱらっとめくって少し目を通してから購入したい。正直に言うと詩集は決して安いものではないし。
「グッドモーニング」は家の最寄り駅の近くの書店に売っていた。しかも単行本で。現代詩手帖やユリイカさえ月によっては売っていない場合もあるのに。今思えば、最果タヒさんという詩人は、現代詩を知る人と現代詩を知らない人の風穴的存在なのではないだろうか。あの日、あの書店で唯一販売されていた詩集「グッドモーニング」はきっと私に「おはよう!ようこそ現代詩の世界に!」と語りかけてきたのだ。
もっと詩集が多くの人の手に渡るといいなぁと思う。小さな街の本屋さんでも購入できるといいなぁと思う。
今夜の寝る前のちょっとだけ読書は「グッドモーニング」。ん? 寝る前なのにぐっも~にん(笑)
写真
2019年2月
横浜美術館「最果タヒ詩の展示」
#日記 #最果タヒ#グッドモーニング#詩集
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