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28歳、同じ秋を戦っている

最近、SHE IS SUMMERのMICOちゃんが同い年だと知った。
特別調べたわけではなかったけれど、マイナビウーマンの28歳に向けた特集を読んでいたら、たまたまそんな話が目に入った。

楽団に向かう電車の中、左肩に重い楽器を背負って、空いた右肩に譜面台と楽譜が入った重い鞄を抱えながら、"あっ、今同じ「28の秋」を戦っているんだ"と思ったら、なんだか楽しい気持ちになれて、生きる力が湧いてくるような気がした。

最近、友達や少し関わりのあった先輩の活躍が目立つ。
ー海外大学院に行くことにした人。
ー大学時代から続けているプロジェクトを形にする一歩を掴んだ人。
ー一教師としての働き方から教育を本気で変える道にシフトチェンジした人
みんな20代をしっかり歩いて、自分の信じた道を切り開いている。
きっと2年前くらいの自分でいたら、この状況に卑屈になって怖気づいていたんだろうなと思いながらも、今は不思議とその活躍が素直に嬉しく誇らしい。

同じ年の友達は皆、28の秋を戦っている。
それぞれ置かれた状況は違っても、同じ時間を生き抜こうと悩み、ヨロコビもカナシミも抱えて過ごしている。
そう考えたら同じ年の人が皆、戦友のように思えて温かさを感じた。

最新号のananを読んでいたらしいたけ占いの特集があって、12歳から28歳が「青年期」として定義されていた。
「私の家政婦ナギサさん」の主人公も、「凪のお暇」の主人公も、「リモラブ」の主人公も、みんな同じく28歳として描かれているくらいに、区切りや変化、意味のある微妙な頃なのかもしれない。
18の頃ひとつ大人になった感覚があったけれど、そこからもう一段階上がった感覚があったのは27の時で、残りの青年期を使って私はどこまでいけるだろうか。

28歳、半年後の私が出せる最善の答えはなんだろう。
活躍する同世代に触発されて、学びに対する意欲はぐんと湧いてきた。
地域連携を学ぶ支援職のためのコースや、心理系の修士号の取得など、手を出したい道はいくつか見えるようになった。
ただそれを学んだ先、私はどうなっていたいだろうか。
一人ひとりが自分を大切にでき自分の人生を生きられるようになるためのサポートがしたいものの、そこと繋げられる学びや活かせる要素を突き詰めるとどこに行きつくだろうか。
学びがゴールになってはいけないことはもう理解できるようになったから、その先どんなことに結び付けたいか、実現したいことをきちんと明確にしてから歩みを進みたい。

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