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復職チャレンジ🍙

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適応障害と診断されて早1年。 凸凹ライフも、周りの方々に支えられ大分平坦になってきました。 診察帰り、家に帰れず、公園で泣きながら食べた、おにぎりとジュースの味と、その時の気持…
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#今日の人生

智の障壁に囲まれて

智の障壁に囲まれて

図書館。それは私にとって、楽園であり、学び舎であり、そして最大の障壁だったりする。障壁内にいる時は、昔やった遊びみたいに、「はい、バーリア!」と鬼から逃れるような気がする。それ故かどうかは分からないが、逼迫すると図書館へ籠る癖がある。

図書館という存在は私にとってなくてはならないものであり、図書館のなかに泊まるような体験というのは至極贅沢な行為なのである(最近ブックホテルみたいなお宿が増えてきて

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午前と午後の狭間で。

午前と午後の狭間で。

私は普段、昼休憩をとっている。労働基準法第34条に規定されているため、ちゃんとその時間を使いたい。(昔はよく分かっていなかったが、規定された時間ちゃんと休むって大切なことだって、分かるようになった。)

復職してからは特に、午前を終えて午後の業務に立ち向かうために、休憩をしっかり取っている。息抜きのお喋りも大事だけど、私が重視しているのはお昼寝だ。

私の場合は、どんな場所でも寝れる為、夢をみるこ

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全部きっとアレのせい

全部きっとアレのせい

夜、布団や毛布にくるまっている時、ふと「明日」が不安に思えることがある。白菜の中心に立って微かな天井だけ見ている時間が、もし仮にあるとしたら、私は迷わず試すだろう。ひんやり冷たくてそれでいて静かで柔らかいのだろうな。

幸せなことに今の私は感情が戻ってきた状態だから、不安になったり、怖くなったりしてしまうのだろう。

でも、もしかすると最近天気予報の時間にお知らせされている気圧とか花粉とかのせいか

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マイナス20円の幸せ

マイナス20円の幸せ

私はいま満たされている。
さっきまで、(お腹減った、寒い)しか考えられなかったすっからかんな頭は、すっかりぽわぽわーと幸せを感じている。

週明けに降った雪がまだ所々残る田舎道をとぼとぼと帰る。会社や人間関係のこと、いろんなことが頭をよぎるなか、私のお腹は(そんなことよりカロリーよこせ)と煩い。

電車も乗り逃してしまったし、かと言って店に入ると帰りが遅くなってしまう。だから最近はホームのベンチで

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まとまらない気持ち

まとまらない気持ち

私の気持ちは、なんだか最近まとまらない。
悲しくないのに涙が出てきたり、身体が軋むように痛かったり、疲れたなという言葉が自動的に出てくるようになったからだろうか。
やじろべぇのように、どうしよう、このままでいいのかな、とふわふわとしつつ、心の中はとってもざわざわしているのだ。

ざわざわを収める方法は、原因の排除だけれども、それが簡単にできるのならばここまでの状態にならないだろう。
だから、違う方

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何の為に働いているのか分からなくなったら

何の為に働いているのか分からなくなったら

思いがけない出来事に思考を根こそぎ持っていかれる時がある。今日がまさにそれ。計画していた予定が、どん詰まり。しかし、容赦なく雑用の締切は迫る。雑用はすぐに片付くけれど、それでも時間と思考を割かなければならない。
そして、我が身はひとつなり。

ぼけーっとしながら、暗くなろうとしている道をトテトテと帰ってきた。はて、私は何の為に働いているのだったか。野の花を見る為?それは働かずとも見える。家を維持す

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ニンジンをぶら下げる

ニンジンをぶら下げる

Q. やる気が出ない時、どうするか。

A.
(ver.1)やる気を出さなくていい時は、だらだらしたり、ごろごろしたりする。
(ver.2)沢山ニンジンを用意する。そして、少しずつ平らげていく。

物事がうまくいかない時、私はニンジンをぶら下げる。それは、ご褒美スイーツでも、美容院の予約でもなんでも良い。自分にとって「よい!」と思うことを手近に用意しておく。そうすると、不思議なことに、遅々として

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主体的な選択

主体的な選択

私たちの周りは情報で溢れていて、溢れさせることも難しくなくて、自分で選んでいるように見えて、自分で考えているように見えて、いつの間にか違う所に立っていることがあるのではないか。

これまで私は、自分に主体性をあまり感じたことがなかったけれど、本当は、自分が感じているよりも、もっともーーーっと主体性がないのかもしれないとハッとした。

復職してから働き方を意識的に変えている。休職前の自分なら、ここで

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わたしの今年の目標

わたしの今年の目標

「自分のペースを貫くこと」
それが私の今年の目標だ。もう何度も挫けかけているけれど、その度に持ち歩いているノートに、自分に言い聞かせる言葉を書きなぐっている。

調子のいい言葉や聞こえのいい言葉は、後から振り返ると、対価が大きすぎたり、失う時間がながかったりする。
だから、騙されないように、我にかえる努力をするのだ。

なお、そういう言葉を発する人たちの観察も怠らない。自分が類似のことをしでかさな

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ぽんコツ子の成長

ぽんコツ子の成長

私は今でも偶に、自分自身のことを「ぽんコツ子」と呼ぶことがある。ドン小西さん的なイントネーションで、「ぽん•コツ子」である。

この呼称を使うようになったのは、1年半ほど前だろうか。定かではないが、休職期間中であったことは確かだ。
何をやってもダメなことが続き、「私は、ポンコツです。」と布団にくるまって泣きながら休んでいた頃だったと記憶している。

例えば、張り切って買い物に出かけたのに、スーパー

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自分を誇れた今日を

自分を誇れた今日を

前々からしていた約束を
「体調が悪くて、申し訳ない」と延期できた日

他の人と同じ課題を
「私には私なりの表現がある」と比較しなかった日

家族や友人の言葉を
「うん、そうかもしれない」と受け留めた日

これから先も相対評価にのまれていくのかもしれない。でも、そんな時は今日みたいな日を少しだけ振り返って、また前を向いてみようと思う。

ただそれだけ。

甘やかしてみた

甘やかしてみた

3連休前は機械仕掛けの人形みたいに過ごしていた。
じゃあ、のんびり過ごした3連休明けはどうなってしまうのだろう、と努めてゆるっと過ごした、筈だった。

気付くと作業を始めてから3時間ぶっとおしでPCと資料と睨めっこしていた。休憩しようにも昼休みまであと15分。ゆるっと、はどこへ行ったのか…。

午後こそはと意気込んでいたら、あれよあれよと帰宅時間になっていた。おかしい。作業が捗りすぎている。明けに

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「逃げ」と言われるのではないか。脳裏によぎるのは、かつて言われた言葉。でも今日は、「延期させてください」と言えた。だって、今頑張って潰れるのはなんかちがうと思うから。

勇気を振り絞ったら朝からふにゃふにゃになった。

残業しないでね、と言われても、してしまうのは最早中毒?規定時間を超えたらすぐ帰る、が今の私に求められることなはずなのに。今やっといた方が楽、が脳裏をもやもや。
明日からまた脳内調整しよっと