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智の障壁に囲まれて

図書館。それは私にとって、楽園であり、学び舎であり、そして最大の障壁バリアだったりする。障壁バリア内にいる時は、昔やった遊びみたいに、「はい、バーリア!」と鬼から逃れるような気がする。それ故かどうかは分からないが、逼迫すると図書館へ籠る癖がある。

図書館という存在は私にとってなくてはならないものであり、図書館のなかに泊まるような体験というのは至極贅沢な行為なのである(最近ブックホテルみたいなお宿が増えてきて嬉しい)。

話が脱線したけれど、私は以前こんな記事を書いた。
もうすぐ、私の目指していた試験を受けれるところまで来ました、という報告記事だ。

なんと、それから日が飛ぶように過ぎ去り、残りあと片手ほどしか日数がない(恐ろしい)。この記事を投稿した後の生活の記憶が一切ない。土日ってなんですか、みたいな暮らしが続いていたことだけは確かだ。

そして今、私はバリアの中で、本を読み漁り、自分の無知を向き合いつつも、バリアの中だから平気!とばかりにnoteを書いている。そんな場合じゃないことは分かっているつもりなのだけれど、緩急をつけることって大事ですよね、と言い聞かせているのだ。

本日は土曜閉館日だけれども、大学の図書館というのは学生に開放されていて、結構学生がいる。私が学生の頃(今も学生なのだけれど)は、涼みにくる学生はいたけれど、ここは何やら違う。カチカチとパソコンのキーボードを打つ音が私以外にもいたる所で響いている。
(え、めっちゃ真面目…。)
勉強する環境が整っているというのは、とても幸せなことで、他分野の専門書がザクザクあるので、棚の間を徘徊しては本を持ってきて読み漁ることが出来る。

瀬戸際になって大学図書館の素晴らしさを再実感するという不手際。

まぁ、そういうこともあるよね、と思っておくことにしよう。


いろんなことが終わったら、ブックホテルに泊まりに行きたい。

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