生粋のいじめられっ子だった暗黒学生時代を過ごし、自己肯定感を見失い苦しんだ20代を過ごした私が、「自分らしさ」を見つけて前向きに生きられるようになったヒントと、日常のあれやこれや…
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#創作大賞2023
可愛いと思える瞬間を見つけたかった。だから私はselfieを撮り続けた。
「私は可愛くない」
顔は大きいし
鼻は大きくて丸いし
面長だし
言い出したらキリがないけれど
自分に自信があったことなんて一度もありません。
小学校高学年の頃から眼鏡っ子で陰キャだった私は
お洒落とは程遠い存在で
更に言うなら田舎だし友達少ないし
流行りにも疎くて
自分がモサいことにも気づきませんでした。
学生時代の写真はほぼ黒歴史ですね。
思い出したくない記憶・・・
そんな私がセルフポ
入れたままになっていたフィルムには小さな私の見ていた世界が写っていた。
みなさんは小さい頃の記憶はどこまであるだろうか。
人によって小学生の頃まで覚えている人や、幼少期のころまでハッキリ覚えている人、お腹の中の記憶もあったなんて人もいるかもしれない。
私はというと、断片的に小学生の頃がやっと思い出せる程度。
思い出は記憶の中にずっとあるものだけど、次第に新しい記憶に埋もれて薄れていくものである。いつまでも明確に1から10まで覚えている人はそう多くないはず。
しか
ばあちゃんが作ってくれた牛乳とお砂糖たっぷりの「コーヒー」の味。
この世にはコーヒーが好きな人、苦手な人、牛乳を入れれば辛うじて飲める人、ガムシロとミルクをたっぷり入れて、もはやコーヒーなのかいう状態なら飲める人など、様々な人がいる。
その中で私は毎日のようにコーヒーを飲む。
いわばコーヒー過激派である。
(とあるラノベの宝石商の英国紳士を知っている人ならわかる表現)
とくに朝のコーヒーは飲まないと頭が働かないような気がして、時間がない時でも職場に着くまでに