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お薦めの1冊✨「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる東大作文 西岡壱誠著

いつも、このnoteにお立ち寄り頂き、ありがとうございます💛

「人生とは何か?」という私にとって非常に大きなテーマにハマってしまった時期に片っ端から読み漁った書物さん達📚(何百冊読んだか忘れました😢)の中で、私が好影響を受けたお薦めの1冊について、時々、紹介させて頂きます💛

今日は、その11冊目です。📚📚📖

(目次)
1.この本の魅力を纏めるとどういうことですか?
2.この本で学んだことを整理するとどういうことですか?
3.この本に書いてあることを実践してみて感じたことは?

1.この本の魅力を纏めるとどういうことですか?

・現役東大生(2019.4.13第1刷)である著者が、誰でも簡単に「相手に伝わりやすい文章」が書けるようになると共に、同時に地頭力も鍛えることができる作文術、文章術を教えてくれる本。

・「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる東大作文のpointとして、42のpointを紹介している。

・あらゆる場面で一生使える「スゴい文章術」を教えてくれる。

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2.この本で学んだことを整理するとどういうことですか?

42のpointの中で、特に僕が大切だと思ったpointを以下に紹介する。

point7 主張の型には、①「感情型」②「共有型」③「要望型」④「警鐘型」の4つしかない

①「感情型」:何が言いたいのか➡自分の感情。使われることが多い媒体➡感謝状、チャット、レビュー、日記。例➡「〇〇さん、本当に有難うございました!」という感謝状。

②「共有型」:何が言いたいのか➡出来事や状況。使われることが多い媒体➡報告書、議事録、レポート。例➡「今日の会議ではこんなことがありました。」という議事録。

③「要望型」:何が言いたいのか➡お願いや改善して欲しいこと。使われることが多い媒体➡プレゼンや要望書、POP。例➡「〇〇を買ってください!お願いします!」というプレゼン。

④「警鐘型」:何が言いたいのか➡多くの人がまだよく理解していないことや、わかっていないこと。使われることが多い媒体➡ブログ、SNS、論文。例➡「最近の若者はこういうことを忘れているのでないか」というブログ。

point10 主張の「型」に合わせて、「目的」と「手段」を決める

①「感情型」・・・共感が手段で理解が目的。相手に感情的に訴え、相手に何かを理解してもらう

②「共有型」・・・納得が手段で理解が目的。相手に論理的に訴えて、相手に何かを理解してもらう

③「要望型」・・・共感が手段で変化が目的。相手に感情的に訴えて、相手に何か具体的な変化を与える

④「警鐘型」・・・納得が手段で変化が目的。相手に論理的に訴えて、相手に何か具体的な変化を与える

point17 3つの王道の「型」をマスターすれば、どんな人にも伝わる文章が書ける

 ①同格型・・・概要➡自分の主張を、違う言葉で言い換えながら提示していく型。どんな読者に使うか➡その主張に少しなじみがある読者に使う。どんな分に多いか➡説明、論説、チャット、説得等幅広く使われる。

※例文:勉強中はチョコレートを食べるといい。脳を稼働させるとき、チョコレートに含まれてる糖分がそのエネルギーとなるからだ。実際、勉強中にチョコレートを食べるほうが集中力が上がるという研究結果もある。集中して勉強したいのであれば、チョコレートを食べながらのほうがはかどるのだ。

②因果型・・・概要➡因果関係、つまり原因と結果の関係が文章の中で作り上げられる型。どんな読者に使うか➡その主張を聞きなれない、耳にしたことのない読者に使う。どんな分に多いか➡レポート、議論の分かれる内容、読者にとって未知の内容が多い説明文。

※例文:勉強中に、「脳がつかれたな」「頭が痛いな」と猛ことはありませんか?それは、脳が糖分を求めている証拠です。実は脳は、使えば使う程糖分を求めます。当分は脳にとってガソリンのようなものなのです。だから、勉強中に脳が疲れたと思ったら、チョコレートを食べて糖分を補給するようにしましょう。

③対比型・・・概要➡2つ以上のものを対比して語る場合の型。どんな読者に使うか➡その主張を疑っている読者に使う。どんな分に多いか➡議論となっている事柄、選択筋のある物事について語る場合。

※例文:勉強中に小腹が空いたら、ポテトチップスとチョコレート、どちらを食べるのがいいのでしょう。ポテトチップスはカロリーが高く、夜に食べると太る要因になってしまいますよね。逆にチョコレートはそこまでカロリーが高くありませんし、なによりも当分は付かれた脳を癒すエネルギーになります。勉強中は、ポテトチップスよりもチョコレートを食べた方が、勉強がはかどると言えるでしょう。

point19 上記、3つの型は、読者との距離によって使い分ける
point21 読者を記者にさせるには、説得力と会話が重要
point23 説得力には、「ツッコミ作り」「譲歩作り」「インパクト作り」から生まれる

「ツッコミ作り」・・・①証明できる?~ホントにそうなの?なぜそう言えるの?②反例/例外はある?~この場合はどうなるの?これには当てはまらなくない?③弱点はある?~ダメなポイントはないの?こっちのほうがよくない?

「譲歩作り」・・・自分の非や自分の主張の穴を相手に見せる行為。譲歩の後ろに答えがある。「確かに値段が高い」という譲歩が来た場合、後ろには必ず「でも」「しかし」といった、その譲歩を否定する文が来る。「しかし、その分美味しい。」

「インパクト作り」・・・インパクトはギャップによって生まれる。

point34 問いかけには「これ疑問に思ったことありませんか?」「相手の言葉を先回り」「正解はどれ?」の3つの型がある

「これ疑問に思ったことありませんか?」・・・使用タイミング➡最初。問いかけ例➡「これって疑問に思ったことありませんか?」作り方➡自分の主張が答えになるような問いや、自分の主張に興味を持ってもらえる質問を考えて作れば完成。

「相手の言葉を先回り」・・・使用タイミング➡インパクト文、譲歩の後。問いかけ例➡「ええ、本当に?と思った人もいるでしょう」「それって難しいことなんじゃないの?と思った人もいるでしょう。」作り方➡「ツッコミ」をカギ括弧に入れれば完成。

「正解はどれ?」・・・使用タイミング➡インパクト文、譲歩の前。問いかけ例➡「次のうち、どちらが正解でしょうか?」「みなさんなら、どちらを選びますか?」作り方➡「インパクト文」や「譲歩」を正解の選択筋にして、「ツッコミ」を間違いの選択筋にすれば完成。

point36 読者に対する自分の立ち位置を明らかにし、最終的には「横」を目指そう
point38 必要なことしか書かない姿勢は、きわめて大切な読者への思いやり

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3.この本に書いてあることを実践してみて感じたことは?

双方向的で伝わりやすい文章を心掛けることの大切さを学ぶ。

この本を読んで、実践し努力することで、note記事を書く能力が向上し、皆様に喜んでもらえる結果につながっていますでしょうか?

他人はお互いにかわり合えないないものです。わかり合えないからこそ、言葉があるのです」 養老孟司先生の言葉でこの本は締めくくられている。

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最後まで、読んで頂き、有難うございました💛

#西岡壱誠

この本の勇気人生評価 ➡ MAX🔥🔥🔥🔥🔥(5つ)



世の中の人の役に立ちたい。人生を勇気付けてあげたい。会社の成長を応援したい。その為の「癒し活動費」に充当させて頂ければと思っております。厚く御礼申し上げます。