<勉強はメンタルが9割>伸びる子の特徴5つ!家庭教育でできること
色々な生徒さんを指導してきて,
勉強ができるようになるかは
考え方・メンタルが大きく関わっていると感じます。
今回は伸びる子の特徴を5つご紹介します。
伸びる子の特徴5つ
①素直
先生のアドバイスを聞き,
「やってみよう!」と素直に実践できる子は伸びます。
勉強のやり方をどんどん
改善していくことができるからです。
「ふ~ん」「でもこっちのほうがいいし!」
と自己流にこだわる子は伸びません。
②間違えることを怖がらない
間違いを恐れずに,
難しい問題にチャレンジしたり,
自分で手を動かして考えたりできる子は伸びます。
成長するためには,
見たことのない問題やまだ自分が解けない問題に
積極的に挑戦していくことが大切です。
「間違えたらどうしよう......」と恐怖に囚われると,
思考停止状態になり,学習内容が身に付きません。
③楽しみながら考えられる
順序立てて考えていくと,
解き方の道筋がはっきりしてきて,
答えに近づいてきます。
筋道立てて考えるには,
ステップを踏む必要があるため,
少し時間がかかりますが,
このような過程を楽しめる子は伸びます。
反対に自分で考えようとしない子,
すぐに答えを知りたがる子は伸びません。
④ できるようになると信じている
勉強のやり方さえわかれば,
誰でもある程度勉強ができるようになります。
勉強ができないのは,
勉強のやり方がわかっていないだけです。
「自分はどうせできないんだ」
「やっても無駄なんだ」
というように自己否定しながら
後ろ向きな姿勢で勉強に取り組むと,
吸収率が落ちてしまいます。
「勉強のやり方を良くしよう」
「コツを掴めばできるようになるはず」
というように自分を信じて
勉強に取り組める子は伸びます。
⑤ コツコツ努力できる
勉強は成果が出始めるまでには時間がかかるため,
半年,1年,2年……と継続していくことが大切です。
諦めずに粘り強く努力できる子は,
必ず勉強ができるようになります。
数週間ですぐに諦めてしまう子,
「なんで自分は勉強ができるようにならないんだろう」
と悲観ばかりして努力を継続できない子は
伸びません。
スポーツでも,楽器でも,上手になりたかったら
毎日コツコツ練習するはずです。
有名なスポーツ選手も,
何年も何十年も地道に練習し続けてきたからこそ
今があります。
勉強も同じです。
望む未来を手に入れたければ,
相応の努力や行動が必要だということを
理解することが大切です。
上記①~⑤を高めるにはどうすれば良いのでしょうか。
家庭教育の注意点,ご家庭でできることについて
お伝えします。
効果的な家庭教育・NGな家庭教育
【①素直】
×普段から口を出し過ぎる。
×親のやり方を押し付ける。
×日常的にガミガミ叱る。
⇒反発心が芽生え,素直さが半減します。
○普段はなるべく子どものやりたいようにやらせ,
本当に困っているとき,大事な場面でのみ介入する。
⇒口を出す場面が少ないほど,
子どもは素直に話を聞くようになります。
【②間違えることを怖がらない】
×間違えたときに子どもを叱ったり否定したりする。
「なんで間違えたの!」
「また間違えたの!?」
「何がわからないかわからない......(ため息)」
○間違いを次に生かすよう声掛けする。
「間違いを次に生かしていくことが大事だよ」
「同じ間違いを繰り返さないためには,どうすればいいかな?」
「できないことをできるようにするのが勉強だよ」
【③ 楽しみながら考えられる】
×「早く答えを出しなさい!」
「まだできないの!?」と急かす。
○「よく考えているね!」と褒める。
○自分で考えることの重要性について話す。
「自分で考えることが大事だよ」
「人から聞いた答えはすぐに忘れてしまうよ」
「自分で考えないと,いつまでたっても
できるようにならないね」
○親子でなぜそのような解き方・答えになるかを話し合ったり,
一つのテーマにじっくりと向き合う。
【④ 自分はできるようになると信じている】
×何かできないときに子どもを責める。
「本当にできない子ね!」
「こんなこともできないなんてダメね!」
○やり方を見直す。
「どうすればできるようになるかな?」と話し合う。
【⑤ コツコツ努力できる】
×普段から子どもの甘えを許す。
×部活をサボったり,習い事の練習を真面目にしなかったり,
すぐに辞めてしまったりするのを許す。
○勉強に限らず成果を得ようと思ったら
努力が必要であることを話す。
「もうひと踏ん張りしてみよう」
「才能よりも努力が大事だよ」
「ここを乗り越えたら面白くなるよ」
ぜひ家庭教育で意識してみてくださいね!
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