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#経営
銀行に期待すること 2019-2020実践結果
銀行まわり終わり、コロナ特例の利子補給申請も今日済み、年内の銀行対応は完了しました。2年弱対応を担当し、銀行に期待することが変わってきたと感じたのでまとめておきます。
最初にしたこと2019.05に財務担当で入社し、最初に経理から名刺を引き継ぎ、挨拶していきました。決算後には報告にまわるなどして、情報開示に努めました。
コロナを経て消費増税後いろいろ不安でしたがコロナ特例が拡充したことで状況は
管理会計とは棚卸のことだ
と、財務コンサルの先生に教えてもらったことがあります。当時はそういう考え方もあるのかくらいにしか思いませんでしたが、今は、、
管理会計は、財務会計(税務申告や銀行報告のための義務的なもの)に対して、経営判断のために自主的におこなうものとして一般的に使われます。具体的には、予実管理や、部門別会計などを指して使うことが多いと思います。
管理会計=棚卸とは、棚卸が正確でない粗利をベースに細かく集計を
決算短信を作って銀行をまわった
半年ぶりになってしまったnoteの更新。。止めるよりいいか、本題に入ります。
シンシアは9月決算。11月に決算書が完成し、12月前半で取引のある各銀行をまわり決算報告をしてきました。
狙いは、相手が喜ぶことを自らして、自社にとっても望ましい関係を築くことです。これはしてよかったという工夫と効果があったのでまとめます。
工夫①
決算書のPDFデータにワード1枚のレポート(決算短信)をつけて、担
決算短信を作って銀行に送った
9月決算後に続き、3月半期の締まった5月も試算表にA4の短信レポート1枚をつけて各銀行に送りました。前はバキッとスーツで決めてプレゼンしてまわったのですが、今回はフワッと終わりました。
コロナの影響
まず、支店長訪問ができなかった。次に、担当者と話す機会はあったがほぼコロナの話になってしまった。
政府系や保証協会の制度融資が楽な条件(特に銀行にとって)で使えるので、業況気にせず(むしろ悪いほどよ
仕入予算 8億売るには
販路別の大まかな目標売上は決まり、仕入予算策定(かつ商品計画)に進んでいます。
マーチャンダイジング
売上8億はどのようなブランド(群)内訳でやるのかから考えています。売上原価5億をブランドで分けてではなく、粗利率にばらつきがあるので上代換算のまま分けてから原価に変換します。
ブランド担当者に上げ調子か下げ調子か市況を見ながら聞いていき、主要ブランドの仕入予算はだいたい決まりました。
はじめて
仕入予算③ 場所が変わると
販路責任者2人と、伸ばす販路を話し合いました。
商品計画への影響
販路の内訳が変わると、そこに向けて商品計画(オリジナル商品の開発&仕入)を調整していく必要があります。販路の特徴が変わっているのに商品(群)の特徴が変わっていないと、モノはあるのに売れないっことが起こり得ます。
人の特徴も
新しい領域に行くとき、人にも同じことが言えると思います。今までの領域で通用していた能力が新しい領域で必要な
仕入予算④ 楽観と悲観の間
今日も仕入予算を立てるためにメンバーとの話し合いを2件やりました。勢いのあるセールス3年目と、クッピーラムネリップクリームを作ったヒットメーカーと。
悲観論
ブランドごとに来期の読み、今日は細々したところも見立てしていきました。意外とヒットメーカーが悲観的に読んでいきます。それでいて最近仕込んでいる若いブランドについては、大胆な目標を掲げます。メリハリきいてます。
楽観論
セールスの方はイケイ
仕入予算⑤ 共通言語
各部におちる事業計画にするには部門長はじめ現場と同じことばで話せるようになっておく必要があると思います。
業界理解
トップページの書籍を幹部の課題図書にしています。奈良発の雑貨製造販売業の、中川政七商店の社長の著書です。いまシンシアの幹部が読むべき1番の書だと判断し、7冊購入しました。
経営について私と社長の口からだけでなく、先人の力を借りて共通言語を作っていく狙いです。
経営とデザインの幸せ