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  • 全国思春期探訪 -電線切るなら僕にまかせて!-

    吉岡&田森が行く、岡山県津山市加茂町の旅。 現地での出会いと発見、共鳴を経て、来し方を再想像し、行く末の創造を促す(かもしれない)、フィールドリサーチ。

  • 吉岡雅哉

    吉岡雅哉の活動・作品についての記事をまとめています。

  • three

    threeの活動・作品についての記事をまとめています。

  • 香月恵介

    香月恵介の活動や作品についての記事をまとめています。

記事一覧

リフレッシュメントな場でありたい。

グループ展「Modal Landscape」は、7月28日をもちまして会期終了となりました。 連日の猛暑にもかかわらず、多くの方にお立ち寄り頂きありがとうございました。 また日々…

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全国思春期探訪Vol.1 岡山県津山市加茂町

「昔の日本人は○○だった」という話を耳にすることがある。昔の日本人は価値観も生活スタイルも今とは異なっていた、という話だ。昔話には、平安時代とか戦国時代といった…

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ピンクのバイブが あらわれた!|吉岡雅哉個展「来し方行く末 ‘24春」

トーキョーワンダーサイト本郷(現TOKAS本郷、以下TWS)で2007年に開催された吉岡雅哉の個展「コンビニ畑にテレビっ子」のイベントページに、吉岡作品が以下のように紹介さ…

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展覧会が始まる|吉岡雅哉個展

吉岡雅哉の展覧会「来し方行く末 SEASON 1 | 2023 AUTUMN」が、11月10日から始まりました。最新作を中心に'10年以降の作品を加えた約30点の構成で、吉岡の描く予測不能な世…

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展覧会を作る|吉岡雅哉個展

吉岡雅哉個展を、11月10日から開催します。 みんなのギャラリーでの吉岡個展は、今年7月以来の開催となります。 数か月の間隔で個展を開催することは、作家さん達にとって…

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画集を作る|吉岡雅哉画集「思春期」

吉岡雅哉画集を、11月10日から始まる個展の開催に合わせ発行します。 データは印刷会社へ入稿しました。今のところ予定通り進んでいます。 画集の発行は、7月に開催した…

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香月恵介@シブヤピクセルアート その2

9月15日(金)​より始まった世界最大級のピクセルアートの祭典「シブヤピクセルアート」。 メイン会場で行われている企画展「HAKKO X(発光/発酵展)」に香月恵介が参加して…

three個展『three is a magic number 20』

2023年8月末から9月にかけて、アーティストユニット three (スリー)の20回目の個展「three is a magic number 20」が代官山蔦屋書店にて開催されました。(2023年9月10日で…

お月見|吉岡雅哉作品シリーズまとめ

吉岡雅哉の作品タイトルは、同じタイトルの作品が何点も存在しており、個別のというよりもシリーズ別のようになる傾向があります。 連続したイメージとしてみることもでき…

香月恵介@シブヤピクセルアート

香月恵介が9月15日(金)​より渋谷・原宿周辺の複数会場で開催されるシブヤピクセルアートのメイン展「HAKKO X(発光/発酵展)」に参加します。 アートフェア東京2023で展…

吉岡雅哉個展「2011-2023」月刊アートコレクターズレビュー記事

7月に開催した吉岡雅哉個展「2011-2023」のレビュー記事が月刊アートコレクターズ9月号に掲載されました。 記事を執筆された編集部 田村さんの了解を頂き、全文を本記事に…

国道16号線育ちです

書店でふと見つけた一冊の文庫を、思わず購入しました。 「国道16号線」(新潮文庫) 柳瀬 博一 著 千葉市出身の私にとって16号線は馴染み深い道です。 八千代市にある…

庭いじり|吉岡雅哉作品シリーズまとめ

画家 吉岡雅哉の個展を7月にギャラリーで開催しました。 個展の前は、3月にアートフェア東京で吉岡の作品を展示しました。 どちらの展示も、20年ほど前に描いた作品から最…

アーティストユニット"three"(スリー)|ディスプレイシリーズまとめ

アーティストユニット three (スリー) のディスプレイシリーズ最新作が代官山蔦屋書店にて展示中です。 ディスプレイシリーズで使われているデバイスは様々なので、本記事…

ポッドキャスト|私はこんなリスナーです。

聴き方 ポッドキャストをよく聴くようになったのは2020年頃。 基本的にSpotifyで聴いている。 2020年頃はまだインディペンデントな番組が目立っていた。 最近は大手ラジ…

見えにくくて、読み取れないこと

昨年新たに登場したthreeの「吹き出し」シリーズ。 漫画や、LINEなどのメッセージアプリでもおなじみの、吹き出しという二次元上の存在を具現化した作品です。 キャラクタ…

リフレッシュメントな場でありたい。

リフレッシュメントな場でありたい。

グループ展「Modal Landscape」は、7月28日をもちまして会期終了となりました。

連日の猛暑にもかかわらず、多くの方にお立ち寄り頂きありがとうございました。
また日々私どもの投稿をご覧頂きまして、ありがとうございます。
そしてグループ展に参加してくれました、奥天昌樹、香月恵介、サガキケイタ、吉岡雅哉、以上4名の作家が、今展でも素晴らしい作品を出展してくれたことに感謝いたします。

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全国思春期探訪Vol.1 岡山県津山市加茂町

全国思春期探訪Vol.1 岡山県津山市加茂町

「昔の日本人は○○だった」という話を耳にすることがある。昔の日本人は価値観も生活スタイルも今とは異なっていた、という話だ。昔話には、平安時代とか戦国時代といった遠い昔の話もあれば、あるいは本人の体験談として語られる昔話もある。私は本人が語る昔話を聞くのが結構好きだ。

つい最近も、実家の愛媛に帰省の折、祖母から色々な昔話を聞いた。
両親が定年後、祖母の暮らす愛媛に移住して、母の実家は私にとっての実

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ピンクのバイブが あらわれた!|吉岡雅哉個展「来し方行く末 ‘24春」

ピンクのバイブが あらわれた!|吉岡雅哉個展「来し方行く末 ‘24春」

トーキョーワンダーサイト本郷(現TOKAS本郷、以下TWS)で2007年に開催された吉岡雅哉の個展「コンビニ畑にテレビっ子」のイベントページに、吉岡作品が以下のように紹介されている。

この展示の翌年、TWSと東京都が主催した公募「トーキョーワンダーウォール都庁2008」で、ワンダーウォール賞を受賞した吉岡は、2009年に受賞者展として東京都庁で開かれた個展で、受賞作品を展示から外されるという事態

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展覧会が始まる|吉岡雅哉個展

展覧会が始まる|吉岡雅哉個展

吉岡雅哉の展覧会「来し方行く末 SEASON 1 | 2023 AUTUMN」が、11月10日から始まりました。最新作を中心に'10年以降の作品を加えた約30点の構成で、吉岡の描く予測不能な世界を物語的にお届けする、シリーズ個展 第1弾です。

初日はあいにくの雨でしたが、オープンの時間からご来場いただいたり、お仕事帰りにお越しいただいたりして、ありがたかったです。
画集も早速お買い求めいただきま

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展覧会を作る|吉岡雅哉個展

展覧会を作る|吉岡雅哉個展

吉岡雅哉個展を、11月10日から開催します。
みんなのギャラリーでの吉岡個展は、今年7月以来の開催となります。

数か月の間隔で個展を開催することは、作家さん達にとってはそれほど珍しいことではないと思いますが、同じギャラリーでの開催というのは珍しいケースかもしれません。

短い間隔で開催することは、時間的な余裕がなくなるという意味で難しさもありますが、作家の活動に合わせた良きタイミングを考えたうえ

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画集を作る|吉岡雅哉画集「思春期」

画集を作る|吉岡雅哉画集「思春期」

吉岡雅哉画集を、11月10日から始まる個展の開催に合わせ発行します。

データは印刷会社へ入稿しました。今のところ予定通り進んでいます。

画集の発行は、7月に開催した吉岡雅哉個展「2011-2023」が終わった後に思い至りました。
個展「2011-2023」の余韻がまだ残っているようなときでもあり、画集を作るなら、内容は今回の個展に関するものにしようと考えました。

画集といいつつ、個展のカタロ

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香月恵介@シブヤピクセルアート その2

香月恵介@シブヤピクセルアート その2

9月15日(金)​より始まった世界最大級のピクセルアートの祭典「シブヤピクセルアート」。
メイン会場で行われている企画展「HAKKO X(発光/発酵展)」に香月恵介が参加しています。

今展では、香月の3600 Colors シリーズと、カーソルシリーズ作品の5点が展示されております。

表参道と明治通りの交差点からすぐのところにHAKKO X(発光/発酵展)会場のUNKNOWN HARAJUKU

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three個展『three is a magic number 20』

three個展『three is a magic number 20』

2023年8月末から9月にかけて、アーティストユニット three (スリー)の20回目の個展「three is a magic number 20」が代官山蔦屋書店にて開催されました。(2023年9月10日で展示は終了)

three (スリー)
2009年結成の3人組アーティストユニット。 2次元キャラクターのフィギュアを加工した造形作品や、魚型のプラ醤油差しを大量に用いたインスタレーション作

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お月見|吉岡雅哉作品シリーズまとめ

お月見|吉岡雅哉作品シリーズまとめ

吉岡雅哉の作品タイトルは、同じタイトルの作品が何点も存在しており、個別のというよりもシリーズ別のようになる傾向があります。
連続したイメージとしてみることもできますし、それぞれを別個の世界のイメージとしてみることもできます。

今回は、「お月見」という作品について。

※シリーズ全作品ではありません。
※更新していく予定です。

7月に開催した個展「2011-2023」のレビュー記事では、アートコ

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香月恵介@シブヤピクセルアート

香月恵介@シブヤピクセルアート

香月恵介が9月15日(金)​より渋谷・原宿周辺の複数会場で開催されるシブヤピクセルアートのメイン展「HAKKO X(発光/発酵展)」に参加します。

アートフェア東京2023で展示した3600 Colors シリーズから数点と、カーソル作品を出展する予定です。

香月恵介
2016​年 東京造形大学大学院 造形研究科美術専攻領域 修了
画像を成り立たせるピクセルと色情報、絵画を成り立たせるメディ

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吉岡雅哉個展「2011-2023」月刊アートコレクターズレビュー記事

吉岡雅哉個展「2011-2023」月刊アートコレクターズレビュー記事

7月に開催した吉岡雅哉個展「2011-2023」のレビュー記事が月刊アートコレクターズ9月号に掲載されました。

記事を執筆された編集部 田村さんの了解を頂き、全文を本記事に掲載いたします。

吉岡雅哉
日常の景色、出来事、人物を対象に、その影響から生まれたイメージを長年に渡り描き続けている。
青の時代、囚人ファイル、お月見、思春期、庭いじり、西海岸、コンビニなど、作中のイメージ・世界観は繰り返し

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国道16号線育ちです

国道16号線育ちです

書店でふと見つけた一冊の文庫を、思わず購入しました。

「国道16号線」(新潮文庫) 柳瀬 博一 著

千葉市出身の私にとって16号線は馴染み深い道です。
八千代市にある高校まで自宅から1時間弱、16号線を自転車で通った思い出もあります。
本書でいうところの16号民です。

本書では、なんとなく過小評価されてきた16号線の、実は高いポテンシャルとその歴史を、様々な角度から解説されています。
16号

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庭いじり|吉岡雅哉作品シリーズまとめ

庭いじり|吉岡雅哉作品シリーズまとめ

画家 吉岡雅哉の個展を7月にギャラリーで開催しました。
個展の前は、3月にアートフェア東京で吉岡の作品を展示しました。
どちらの展示も、20年ほど前に描いた作品から最新作まで、作風の異なる大小さまざまな作品を、壁の縦横に展示しました。

どちらの展示も、制作期間の幅、作風の幅、それぞれの広さを見ることができる内容でした。
時期と作風を縦横の軸として、この記事では、一つの作品シリーズに絞り、奥行の軸

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アーティストユニット"three"(スリー)|ディスプレイシリーズまとめ

アーティストユニット"three"(スリー)|ディスプレイシリーズまとめ

アーティストユニット three (スリー) のディスプレイシリーズ最新作が代官山蔦屋書店にて展示中です。
ディスプレイシリーズで使われているデバイスは様々なので、本記事では過去にどんなデバイスを素材にした作品があるのか、種類別にまとめました。
※シリーズ全作品のまとめではありません。

記事後半では、代官山蔦屋書店で展示中の作品も紹介しています。

three (スリー)

2009年結成の3人

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ポッドキャスト|私はこんなリスナーです。

ポッドキャスト|私はこんなリスナーです。


聴き方

ポッドキャストをよく聴くようになったのは2020年頃。
基本的にSpotifyで聴いている。
2020年頃はまだインディペンデントな番組が目立っていた。
最近は大手ラジオ局が参入、Spotifyもオリジナル番組に力を入れている。
よく聴くのは30分くらいの番組が多い。通勤時間がちょうどそれくらいだからだ。
30分以上でも聴く番組はあるが、逆に10分くらいの番組は聴かない。
新しい番組を

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見えにくくて、読み取れないこと

見えにくくて、読み取れないこと

昨年新たに登場したthreeの「吹き出し」シリーズ。
漫画や、LINEなどのメッセージアプリでもおなじみの、吹き出しという二次元上の存在を具現化した作品です。
キャラクターフィギュアの集合体が一つの吹き出しの形を作り出しています。

『1098g』
three @333thr333
素材:フィギュア、アルミ、塩ビ、木
サイズ:W300 × D40 × H340 mm
年代:2022
Photo:

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