アーティストユニット"three"(スリー)|ディスプレイシリーズまとめ
アーティストユニット three (スリー) のディスプレイシリーズ最新作が代官山蔦屋書店にて展示中です。
ディスプレイシリーズで使われているデバイスは様々なので、本記事では過去にどんなデバイスを素材にした作品があるのか、種類別にまとめました。
※シリーズ全作品のまとめではありません。
記事後半では、代官山蔦屋書店で展示中の作品も紹介しています。
three (スリー)
2009年結成の3人組アーティストユニット。 2次元キャラクターのフィギュアを加工した造形作品や、魚型のプラ醤油差しを大量に用いたインスタレーション作品を、国内外のギャラリー、美術館、アートフェアなどで発表。 人の無自覚さとは裏腹に、複雑・重層化してしまった事物の構造を可視化した作品を制作。造形的、または量的な操作によって、身近だったはずのモノが突然変異を起こしたかのような未知の状態を作り出す。
https://www.instagram.com/333thr333/
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three is a magic number 20(代官山蔦屋書店 展示作品)
『three is a magic number 20』
代官山蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
2023年08月26日(土) - 09月10日(日)
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/35046-1746340726.html
本展では、ゲームボーイポケット実機とフィギュアを組み合わせたタイプの作品を30点以上展示予定。 実機本体の豊富なカラーと画面に埋め込まれた様々なフィギュアが織りなす多彩なバリエーションは、 まさに当時の少年少女たちが夢中になって遊んだゲームソフトの歴史や思い出、未入手のソフトに恋焦がれた日々の情景を思い起こさせます。
threeは2009年の結成当初より、大量生産・大量消費されたプラスチック製品を主な作品素材として用いてきました。
彼らの造形的、また量的な操作は、見慣れた素材を未知の姿形に変え、既存のものに対する社会的な想定範囲のボーダーと、その外側の存在を可視化してきました。
1996年に発売された往年のゲーム機を、現代アート作品の素材として取り入れることは、懐かしさだけにとどまらない、より大きな意味での価値変化の気づきへと繋がる、社会性を帯びた試みとなっています。
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