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やっとかめ大使レポート2021

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#歴史

BENTEN the KID ー御存知弁天小僧白波事始ー11月7日(日)18:00

BENTEN the KID ー御存知弁天小僧白波事始ー11月7日(日)18:00

劇場に一歩入るとおしゃべりが聞こえる。まだ1時間前なのに、待っている人が列を作って階段を占めていた。その声はずっと楽しそうに響いていた。聞けば、一番前の席で見たくて2時間前から待っている人もいるという。そこで同じファンとしていることが楽しいらしい。

開場5分前、ドアを開ける。観客が入る。私の役目はパンフレットを渡すことだったが、観客は慣れていて、検温、手の消毒、チケットを見せる、おひねりをとる、

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BENTEN the KID ー御存知弁天小僧白波事始ー11/6(土)13:00

BENTEN the KID ー御存知弁天小僧白波事始ー11/6(土)13:00

11/6(土)、【芸どころ名古屋舞台】の「BENTEN the KID -御存知弁天小僧白波事始-」に参加してきました。

ナゴヤ座の名古屋山三郎一座の皆さんの殺陣やアクションを多用したアクロバティックなクオリティの高いオリジナル歌舞伎でした!

開場前早くから多くのお客様が並ばれ、開場を15分早めました。パンフレット、DVD、おひねりガチャ等を買い求めるファンのお客様の熱気に圧倒されました。

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照明 能「菊慈童 遊舞之楽」 狂言「金津地蔵」

照明 能「菊慈童 遊舞之楽」 狂言「金津地蔵」

11月3日(水)、【芸どころ名古屋舞台】の 照明能「菊慈童 遊舞之楽」、狂言「金津地蔵」を観劇しました。

まずは、トラディショナルな騙し騙されドタバタ喜劇の狂言「金津地蔵」。

彫刻したことなんて一度もない彫り師(詐欺師だね~)が息子に地蔵のふりをさせ、まんまと息子の地蔵を買わせてしまうと…生き仏❓のドタバタ喜劇。

続いて、照明能「菊慈童 遊舞之楽」。
三国志の魏の文帝曹丕の御代に現れた美少年

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鯛屋お仲さんの人生とは!?

鯛屋お仲さんの人生とは!?

11月14日(日)に開催された、まちなか寺子屋「鯛屋お仲さんの人生とは!?」。舞台となった熱田に建つ本遠寺にて、華房小真師匠の華のある軽やかな歌声で幕を開けました。

明るく軽快な神戸節は、皆さんと歌うと楽しくてテンポアップしてしまうと笑顔で語る小真師匠。そしてお話は、この歌の始祖である鯛屋お仲さんへと移ります。

かつて東海道唯一の海路である七里の渡し界隈が、吉原の歓楽街のごとき発展を見せた頃、

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100年前の大歓楽街!戦前の史料から紐解く中村遊廓の遺構とその歴史

100年前の大歓楽街!戦前の史料から紐解く中村遊廓の遺構とその歴史

11月14日にやっとかめ文化祭のまち歩きなごや「100年前の大歓楽街!戦前の史料から紐解く中村遊廓の遺構とその歴史」に参加しました。

郷土史研究家ことぶきさんのガイドで、大正12年に開設された中村遊廓跡地を戦前の古地図・写真等の史料やエピソードと共に、歴史をめぐりながらまち歩きをしました。

遊楽跡地に今も残る屋号や、改装後も残る間取り、屋根の一部、遊郭の建物の広さや構造、通りの作り、防火壁など

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なごや古地図散歩!古地図片手に建中寺を歩く

なごや古地図散歩!古地図片手に建中寺を歩く

やっとかめ文化祭最終日の11月14日(日)、「なごや古地図散歩!古地図片手に建中寺を歩く」へ参加しました。

ガイドは元・名古屋市蓬左文庫 調査研究員の松村冬樹さん。松村さんは名古屋市博物館発行の「幕末城下町名古屋復元マップ」などの作成に携わっていたそうで、江戸時代の名古屋の町割りに非常に詳しい方です。

 そんな松村さんのガイドのもと、かつて同心(足軽)屋敷があったエリアから建中寺までを歩きまし

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尾張の太鼓 “for the future”

尾張の太鼓 “for the future”

11月13日午後、青少年文化センターアートピアホールで「尾張の太鼓 “for the future”」が開催されました。

尾張地方で伝統ある太鼓の打法「神楽太鼓」をベースに和太鼓を演奏する大治太鼓尾張一座の演奏を中心に、起承転結の4部構成でパフォーマンスが行われました。

日本舞踊家工藤彩夏さんの舞に合わせた尾張一座の太鼓演奏から始まった”起”では、尾張の祭りの風景をバックに、伝統芸能曲を中心に

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昭和の面影を探して、雁道商店街の思い出めぐり ~老舗の味をめぐる体験も~

昭和の面影を探して、雁道商店街の思い出めぐり ~老舗の味をめぐる体験も~

11月13日(土) 瑞穂区の雁道商店街をまち歩きしました。

昭和の時代に賑わった雁道商店街ですが、現在は閉店するお店が増えて、ここ数年で新しく住宅が建ちはじめたそうです。
古きと新しきが混ざりあう商店街で、昭和の写真を見ながら、当時の面影を探します。

ガイドは「雁道の街の記憶をつなぐ会」の田阪さん。

こちらの喫茶店シャモニーさんは現在放送中のNHKドラマのロケ地になっているそうです。

そし

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なぜノリタケの森は近代窯業発祥の地といわれるのか

なぜノリタケの森は近代窯業発祥の地といわれるのか



2021年やっとかめ文化祭も終盤の11月13日(土)、まち歩きなごや「なぜノリタケの森は近代窯業発祥の地といわれるのか」に参加しました。 

ノリタケミュージアム学芸員・中井宏美さんを講師にお迎えし、ノリタケの森の中を巡りながら、名古屋の人なら馴染み深い「ノリタケ」が、世界的な食器ブランドに成長するまでの歩みを学ぶ今回のまち歩き。

実際に絵付けを行う職人さんの様子を目の前で見たり、日本の洋

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金シャチ観察学入門

金シャチ観察学入門

11月13日(土)、ツイッターに「#一日一鯱」をつけて金シャチ写真を投稿している大竹敏之さんの「金シャチ観察学入門」に参加しました。

「あなたは今日、金シャチを見ましたか?」
改めて問われると参加者さんも「見たっけ?」と悩んでいる様子。

実は名古屋の街には至る所に金シャチが溢れています。

名古屋では古くからPRに金シャチが使われており、デザインもリアルな物からキャラクター化へと時代によって変

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日本神話の地「大高」で、酒蔵のある街並みを歩く

日本神話の地「大高」で、酒蔵のある街並みを歩く

11月12日(金)に「日本神話の地「大高」で、酒蔵のある街並みを歩く」に参加してきました。

深谷篤さんのガイドで宮簀媛(ミヤスヒメ)を祀る氷上姉子神社を参拝し今も残る酒蔵や、戦国武将ゆかりの史跡を約2時間半でめぐります。

街道を進み、大高城へ到着。桶狭間の合戦の前哨戦として当時今川義元の配下だった松平元康(後の徳川家康)が「兵糧入れ」を行った場所で、合戦後に人質の身から解かれた家康にとっては、

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旧水路の変遷から地理・歴史・産業をたどる

旧水路の変遷から地理・歴史・産業をたどる

11月12日午前のまち歩きは、「旧水路の変遷から 地理・歴史・産業をたどる」がテーマでした。

名城公園駅から、御用水跡を通り、下水道科学館や付近の寺社等に立ち寄りながら、平安通駅まで歩きました。

ガイドは、伊藤喜雄さんです。

下水道科学館の外に全国各地のマンホールが展示されています。
参加者の多くが関心を持って見学し、カメラに収めておられる方もありました。

多奈派太神社は、弥生時代の遺跡の

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なごや古地図散歩!古地図片手に熱田宮宿跡を歩く

なごや古地図散歩!古地図片手に熱田宮宿跡を歩く

11月10日(水)は、古地図片手に熱田のまちをガイドの松村冬樹さんと歩きました。

熱田のまちといえば、門前町というイメージが強いですが、実は多様性に富んだまちです。

例えば、七里の渡し付近には旧旅籠屋の丹羽家住宅や、旧魚半別邸(料亭屋)の熱田荘があり、宿場町としての一面が残っています。

他にも、西浜御殿跡は公家・役人・諸大名を饗す接待所として、魚市場跡は漁村としての一面を持っています。
まち

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嫁入り菓子から駄菓子まで昭和レトロなお菓子がいっぱい

嫁入り菓子から駄菓子まで昭和レトロなお菓子がいっぱい

11月9日(火)、まち歩きなごやの「嫁入り菓子から駄菓子まで昭和レトロなお菓子がいっぱい」に参加してきました!

創業80年の豆菓子、オリジナル手造り飴、金平糖
新道・明道町 菓子問屋街は、菓子への愛がいっぱいでした。

菓子のまちとして栄えた新道・明道町、菓子問屋街で、菓子への愛に触れました。

最初は、江戸時代に創建された寺院や、観音様めぐり。

関東大震災以降発展する、菓子工場・菓子問屋街に

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