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おみゅりこ。の【詩】と【短編】

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記事一覧

【詩】がらんどうリビング

私は外庭にある石の部分に倒れた鉢植えの存在を認めているのですが、どうしても視点と目玉がリセットされ見つめることができません。

そうしている内にリビングから『ドタッ』と音がしたので見に行くと、生き物がいたのですが、私は反射的に叩いていました。

本来、そんなことすべきでないのに……

再び外庭に引き戻され、視点と体制を規定され、這いつくばっていました。
掛け布団が目の前に落ちていて、ぽつぽつと降り

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さようなら せんせえ【詩】

さようなら せんせえ【詩】

生きるの やっぱり疲れますね

ずっと眠たくて 頭がまわらなくて
自分が立ってる場所すらわからなくて
でも好きに眠ったら 私は

せんせい せんせい
どうして どうして

口でいくら『はい』と言っても
心は反発して うじうじ悩んで

感情的に責められても
理屈っぽく諭されても どちらも
私にとっては窮屈です

身体をあずけて あたたかい中
ぐっすりと 雲が去るまで
雲がいっても 風がふくまで
ぜん

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なぜなぜセカイミラー染み【詩】

なぜなぜセカイミラー染み【詩】

床の染みが叫んでるヒトの顔に見えた

ヒトは【鏡】だというが 世界もそうだ

培われた認知がある限り
世界は私の眼を通す

なぜ叫んでいる

同時に私は
なぜ小鳥の声に惚けているのか

声 色 形 空間

次々と雪崩れ込んで 去ってゆく

一度【そのように】見てしまったモノは

いくら思い違いをして 時間が経っても

また叫んでいる

固着 こびりつく いやだ

だから私は

どれでもない

を目

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人間って気持ち悪いよね【詩】

人間って気持ち悪いよね【詩】

私もそう きっと気持ち悪い

ナニカが膨れあがったようなヒト

確信という迷妄にとらわれたヒト

今 大丈夫かな? って思わないヒト

ダレにでも尻尾ふるヒト

私はどう❓ キモチワルイかな わからない

やだ いやだ

フィルター いろめがね つきあい 条件

素朴を捨て 言葉を捨て 背中をみせないで

桜だってそうだよ かまけている
作り出された総合的イメージの中に咲いてる

純粋に花を眺める

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でもでもでも【詩】

でもでもでも【詩】

こんにちはスシ

私はやっぱり冷たい人間なのだろうか
でも『あたたかい』人間になる方法がわからない

『自分が無理してる感覚』を持ったまま
寄り添うような 助けるような言動をする
潰れてしまわないだろうかと 自分を心配する

自分を消したい

人が望むあたたかい人間にならなければ
ならないのだろうか

人が求める事を察知して
適切に言動ができるだろうか

できなければ責められる

この散らばって遠

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あまやどり【詩】

あまやどり【詩】

悲しい
なんだろう
自分の中に別の感情が芽生えている
望んでいる
望むべきでない ナニカ

昼下がりの霧のように重い
身体中にまとわりついて
いくらキレイにしても拭えないような

どこか孤独な場所に放り出され
人の気配を欲し
濡れた草花の中 薄暗い
靴と靴下が 湿りけを帯び

山と田園 打ち捨てられた農具
知らない 知らない
囲まれている
カーブミラーも曇って 誰の手入れもなく

だったら何を頼り

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あは葉haアぁは【詩】

あは葉haアぁは【詩】

消えた❗️わたしのぜんぶ

消えちゃったの❗️あんなに 苦労して
 いうこと 全部きいて
  それでも って わたしはそれでも

いたかったよ

      キミの要求

  わたしの容器では受け止めきれない
     わかって いたでしょ❓

でも
  でも
    でも‼️     その先がみたかった

   あの日のキミを しりたくて

必死に      必死に     がんばったのに

 

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供養してさしあげます❗️ させろ❗️

供養してさしあげます❗️ させろ❗️

【未完の雑記や詩や短編の寄せ集め】

【作品を見る眼について】

谷崎潤一郎の『文章読本』内で名文とされる例を以前に読んだが……読んだのだが……

正直ちょっとわかんなかったですね
なんか蜂さんを使って寂寥感を表した文でした
まぁ、完全に客観的に誰が見ても――のような文章は存在しないでしょう

こないだ見たnoteでの詩
これが素朴で素晴らしかったのだ

内容としちゃあ
『おとーさん おかーさん 

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【詩】首が90度曲がった教師とアイスをたべました

【詩】首が90度曲がった教師とアイスをたべました

首が9
0度曲がった教師の 提案 により
架空
 ではあるが 放課後 にアイスクリームを
食べに
  行  なった 公園の
  く運びと     雑草を抜き終わる
頃には
  完成して  受けとった その アイス
     いたので          は
どれ 夕日に 映える 出来栄えだっ
 よりも            た
    教師が笑        た
       った

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潰れた喫茶店🏚🥞🍝詩

潰れた喫茶店🏚🥞🍝詩

数年前に潰れた喫茶店に度々足を運んだが潰れたままだった
ミートスパゲティが好きだった🍝
少々炒められたパスタとグリーンピース🟢🟢🟢

特製の野菜ドレッシング
手間とやらで撤廃された

人が移り変わり   小さい頃から  埃にま
無愛想なヒトが   何度も通った  みれた
残って居座った   赤い椅子のレ  サンプ
まま腐敗を喫す   ストランには  ルが未

あたたかい笑顔
     湯気

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いくつかの現象【詩】

いくつかの現象【詩】

小鳥がないている

春だからないている

一瞬映る人の虚な眼は

この季節を捉えているだろうか

幸せそうな人を妬んではいけない

いずれ誰にでも 降りかかる

土を耕し 種を埋め込めば

自明のごとく 芽 いぶく

ただ繰り返すだけ

世の中は現象だ 声が届かなくても

空気は震えている

思い出を話し合えなくても

心の中に こびりついている

正解などない

時々の選択に 意志が呼応し

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コトバはいらない【詩】

プログラムは精緻を極め
私たちは早熟な身体に知識を詰めます
大人の要望でそうなりました

私はもっと遊んでいたいです
子どものままでいたいです
大人の定義を誰か説明してください

説明がなされたら
私は定義を徹底して避けます
でも誰も適当ごとしか言いません

大人の苦しみを私にも与えようと
様々な理由をつけ大人を強要してきます
それでいて 早熟な身体を

無垢とは美しいでしょう
そう思うのはあなた

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カビ埃みっけゲーム💭詩🦠

カビ埃みっけゲーム💭詩🦠

色のぼやけた 色の少ない無空間であり
波際のような あいまいな場所でもあり
そこしかない または圏内の一部であり

とにかく私は
その空間内に
おいて全く力
が入らずにソ
ファーの上で 呆然と過ごすしかなくて
       昼下がりの病院の待合室
       のように醒めるか呼ばれ
       るかのどちらかを――の
       ですが視界だけが飛びだ

して窓の外を眺めながら
同時にうなだ

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ぶ͒͒͂̇͠ざ̎̐͐̔͠ま̈́̈́̀͡で̉̎̉̀̚͠す̊̈́̓̓̕ね̛͒̎̆͗ ̂̃̅̚͠わ͊̽̿̂͝た̛̄̑し̛̀́͛̚

ぶ͒͒͂̇͠ざ̎̐͐̔͠ま̈́̈́̀͡で̉̎̉̀̚͠す̊̈́̓̓̕ね̛͒̎̆͗ ̂̃̅̚͠わ͊̽̿̂͝た̛̄̑し̛̀́͛̚

ラウペスのシュシュは小さいけれどずっと友達で、なんども洗って繰り返し身につけています。

か̶̭̦̗̩͕̰͖̱̪̥̯̬͍̫͙̝̦̥̫̘̞͚̽̈̓̒̔̍̂̅̍̐̒̉̐̋̈́̍̆̽͌̌̾̑ͅわ̸̟͖͇̖̗̘̩̪̟͖̳̮̟̄̈́̿̎̌̏̓͑͛͊̊̔̏̿͒̑͊̌̀̓͆̏̄̂ͅͅい҈̥̤̟͎̞͍̮̞͈̙̫͓̭͍̮̪̖̰̯̳͈͍̑͒͛̄͊̍̉͛̀̀̐̍͆͛̓͆ͅͅい̶̭͈̦̤̔̈́͂̓̉̍̓̈́̃̈́͂͗̃̾̀̀͂͒͐

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