『北枕』という迷信?
昨日の朝3時。暑くて目が覚めた。
暑い…。熱帯夜だ。
暑いからか、6歳息子が動く。グルグルと。
西の定位置から南、東、北。
おい、北枕じゃないか。良くないぞ〜
…
ん?そういえば、なんで北枕ってダメなんだっけ?
亡くなった方を寝かせる方角が北だったから?
例えば引っ越しの際、寝具の位置決めで出るのが
という、どーでもいい悩み。
調べてみると、北枕がダメとされるもっとも有力な説が、「仏教の開祖であるお釈迦様が亡くなった際、頭を向けていた方角が北だったから」だそう。
お釈迦様のそれにならい、亡くなられた方を北に向け安置するようになったため、北枕は死をイメージさせるということで縁起が悪いそうだ。
でも、仏教開祖の地インドでは逆に「北枕ではお釈迦様のいる極楽浄土に行ける」との理由から北の方が縁起が良いとされている。
ふーむ、どっちでも良くなってきたぞ。
あと、南よりも北側の方が寒い日本の気候では、昔の日本家屋は隙間風が入りやすく、北枕で寝ると頭から冷え、風邪をひきやすいからやめた方が良いという説もある。
ただ、現在の建物は断熱材を入れるなど気密性が高くなっているため、隙間風は入りにくくなっているそうだ。
うんうん!だんだん北枕がダメな理由が消えていく。
そうして理由を調べる中「これは!」と思ったのが、北枕は疲労回復に良いとされる説。
なーんだ、北枕って体にいいんじゃんか!
まとめると、現代日本において北枕がダメとされる理由は特になく、感情論、捉え方の問題ってことになる。
だったら北枕で良くね?
日本人の大半が損してるぞ!
ということで、風水や感情の問題で北枕を気にされない方は、ぜひ北向きに寝ることをオススメします!
以上。
それでは、また!
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