息子とマイクラ、サバイバル日記②《木を切れ、家を作れ》
3月18日、土曜日。
雨のため、車で妻を職場まで送る。
家に帰ると、6歳息子がYouTubeで「まいぜんシスターズ」のマイクラ動画を見ていた。
そろそろやめにして!と警告を流す。
いつもなら「まだ見た〜い」と言ってくるところだが、今日は違う。
「よし、マイクラやろう!」
そう、今日はマイクラのサバイバルモードでのリベンジを果たす日だ。
前夜には息子と入念に打ち合わせをした。
やることはすべて頭の中に入っている。
いざ、サバイバル開始!
マイクラの世界に飛ぶと、山の麓にある林に降り立った。
木がたくさんあるぞ。ラッキー!
サバイバルでまずやるべきは、木を切ること。
木を切って原木の素材を確保するのだ。
その原木をクラフト(素材を加工し、新たな道具を作ること)して、作業台を作る。
作業台がないとクラフトできるものは限られるが、作業台を作ることでほとんどの道具を加工できる環境が整う。
作業台を使用し、今度は木の斧と木のつるはしを作った。
すると息子が、司令を出してきた。
「かんちゃん(息子)は木を切るから、お父さんは丸石をたくさんとってきて!」
ラージャー!
息子の指示に従い、私は近くの山にある岩をつるはしで削り取り、丸石を確保した。
丸石をたんまりゲットし、息子のそばに帰着すると、今度は丸石から石の斧と石のつるはし、更には石の剣を作った。
同じ斧やつるはしでも、素材を木から石にグレードアップすることで、原木や岩を削るスピードが増す。
そして、石の剣。
敵モブを倒すために必要な武器だ。
そうこうしていると、辺りの日が暮れてきた。
まずい、夜はゾンビやクリーパーなどの敵モブが大量に発生する。このままだと、またボコボコにされてしまうぞ!
敵から身を守るためには家を作らないと。
我々はすぐさま家作りを開始した。
ようやく外壁ができたかなぁと思ったとき、突然「ドーン!」という爆発音が…
画面が赤に染まった。
なんということか!
クリーパーによって爆死してしまったんだ。
作りかけの家も粉々になってしまった…
リスポーン(やり直すこと)して、家作りを再開。
作業中、何度もゾンビやスケルトンに襲われ、瀕死の状態をさまよう。
それでも地道に木ブロックを積み上げ、なんとか家が完成!
ふぅ、これでひとまず敵に襲われる心配はない。
…
一夜明け、朝日が昇ってきた。
カシャン、カシャン、カシャン…
外からゾンビやスケルトンが燃えている音がする。
ゾンビやスケルトンは朝日に当たると燃えてしまうのだ。
…
音が止んだ。
束の間の平穏が訪れた。
でも、止まってはいられない。
まだまだやるべきことはたくさんある。
次の目標は鉄をゲットすること、それからベッドを作ることだ。
鉄がたくさんあれば装備も整う。
ベッドがあれば、夜の時間をすっ飛ばし、朝にすることができる。
「よし、出るぞ!」
家の扉を開け、我々は再び作業を開始した。
続く。
敵モブ紹介♪
《ゾンビ》
動きは遅いがひたすら攻撃してくる。
大量に発生すると危険。
《クリーパー》
近づくと爆発する。
大ダメージを負うので、序盤は逃げるが勝ち。
《スケルトン》
遠くから弓矢で攻撃してくる。
距離を縮めて一気に叩こう。
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