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要領良く仕事をすぐマスターする人より不器用な人が得がたい戦力として頼りになるという話。

仕事にしても遊びにしても、すぐに要領良くそのやり方やコツをマスターできる人と、なかなか飲み込みが悪くて上手く覚えられないという人に分かれるわけですが、タイトルに書いたように不器用なくらいが頼りになるっていう話をしたいと思います。(^_^)b

これからお伝えすることは、あくまでも私個人が過去から現在までに関わった多くの社員・スタッフたちと一緒に時を過ごす中で、実感として感じ取った個人的な感想などで、そのつもりでお読みくださいね。🤗

もし、あなたが他の人より鈍くさい(失礼しました)という自覚があったとしても、この記事を読み終わる頃には自信がみなぎると思うので、悲観せずに最後までお付き合いくだされば嬉しいです。(^_^)b

一般的な受け止め方としては、要領良くすぐに仕事を覚えてもらうほうが戦力になって頼りになるということだと思うけど、実際のケースではそういう要領の良い器用な人物は、仕事もできるという評価を受けて重宝されやすいのも事実です。

ただ、そういう自分の優秀さによって、周囲から高評価を受けていることを自覚している人物は、覚えてしまった仕事にすぐ飽きてしまいがちなんですよね。😅

同じ仕事を複数の人数でやらせても、早く手順や要領を覚えて仕事も速かったりするので、一人だけ自分のノルマをこなした後でも、余裕を見せつけて周囲の人の仕事ぶりに口出ししたり、減らず口をたたいたりするわけです。

そして、同期・同僚たちと自分との比較をしては、自分の優秀さを鼻にかけたり、優越感を感じることが好きなものだから、仕事の遅い他の人を見下すような言動をとりやすいのですよ。🤔

自分の優秀さを自覚するがゆえに周りが能なしに見えてしまうのか、態度までが傲慢になりがちなんですよね。🤣

そういう態度は敏感に感じ取られてしまうので、チームワークの和を乱すことになるし、協調性にも欠けてしまうという存在になってしまいます。

それに同僚や先輩・上司から、他の人より優秀であることを常に誉めてもらえないと不満を抱くようになり、すねたりわざと同僚に意地悪をしたりと厄介な存在になりかねないので要注意ですね。(^_^)b

そういう点を指摘されればその不満を中に抱え込んでしまい、能力全開の仕事ぶりをせずに、周りのペースに合わせて適当に手を抜くような仕事ぶりになってしまいます。😥

なので潜在能力を引き出すこともしないまま伸びが止まってしまい、自尊心だけが強くて周囲を無能呼ばわりするような、組織の中の腐ったリンゴになってしまう恐れがあるのです。😩

おまけにコツコツと頑張ってきた同期・同僚たちに、仕事の面でも追いつかれたりすると「自分はやれないのじゃない、やりたくないだけ」などと変な言い訳を自分自身に言い聞かせながら、努力することや頑張っていることを評価せず斜に構えてしまうわけですね。😅

こうなってしまうと職場においてのガン細胞みたいなもので、早急に排除したほうがいいのだけど対処が遅れてしまうと、組織にとってはチームの空気を乱しトラブルメーカーになってしまいます。

これが、すぐに仕事を覚える要領の良い人材に多いパターンですね。(^_^)b

もちろん要領良くすぐに仕事を覚えられるのに、謙虚で周囲とも仲良くできて協調性もあり、陰に日向に目立つことなくリーダーシップを発揮して自分個人の出来栄えを誇らず、チームとしてほかの同期・同僚を引き立ててくれるような、まさにホンモノの人材もいることはいますが、極々わずかです。

できたらこんなホンモノの人材になりたいものですよね。🤗

一方で、なかなかすぐに仕事を覚えられない、飲み込みが悪くて仕事をマスターするまで時間がかかるという人は、自分がそういう不器用であることを例外なく自覚しています。(^_^)b

だから、とにかくマイペースでも必死に覚えようと努力するし、周囲からの目を必要以上に意識して仕事しているのですが、周囲の目が気になるあまりに余計緊張したりして失敗するようなことも起こってしまいがち。

ただ、こういう人たちを温かい目で見守って、マイペースでも良いからじっくりと取り組むことが大切だということを伝えられたら、確実に仕事をマスターしてくれるんですよ。(^_^)b

そうやって仕事をマスターすると自信になって、態度にも余裕が見て取れるようになり表情も明るくなってくるのが目に見えて分かるようになります。

自分が周囲を気にしながら過ごしてきたために、周囲のことも良く見えるようになってきます。

こういう人たちは、後輩が入ってきたときに自分の経験を踏まえて指導できるので、とても優しく教え導けるんですよ。🤗

人材育成の観点では優秀だった人が教えるよりも、時間がかかった不器用な人に教えさせるほうが定着率も高くなり、職場の雰囲気も温かい空気感で満たされます。(^_^)b

不器用だった彼ら・彼女らは「だいじょうぶ、私なんかもっと不器用で鈍くさかったから」というキラーフレーズを駆使して、後輩に自信を付けさせて気長に仕事を覚えられる日を、ジッと待つことができるのですね。🤗

後輩たちもそんな先輩たちの温かい言葉に励まされて、気後れしたり緊張したりしないで成長していくわけです。

不器用だった人材が自信を付けて着実にチカラをつけると、盤石の信頼感を寄せることができるんですよ。(^_^)b

不器用だった先輩に教えられて育った後輩たちも、先輩たちが辿ったようにまた後輩を優しく教え導くようになります。

そうやってチームワークの良い優秀な組織が誕生するわけですね。🤗

いくら不器用な人でも、時間をかけてマイペースで覚えてもらうことができれば、覚えた後は着実にチカラを伸ばしてくれます。

それを短期間でせき立てるから、育つはずの人も傷ついたり挫折してしまうのですね。(^_^)b

器用・不器用を手先だけでとらえずに、心ばえの良さで人を評価することに重点を置いて、手先の器用・不器用は二の次三の次にすることが、得がたい人材と出会える秘訣だと確信しています。🤗

もしあなたが不器用を自覚しているようなら、そういう温かい目で見守ってくれている人の存在を信じて頑張って欲しいし、人を指導する立場にいるのであれば、目の前の玉石混交の中から、宝石の原石を見つけ出す目を養って欲しいと思います。

人材においては宝石の原石を見つけ出しさえすれば、見つけてもらったという事実があるだけで、その原石は勝手に磨かれていくので、あとは見守りだけでもじゅうぶんですね。

最後に、人の能力の差なんて、五十歩百歩です。
人間の脳のポテンシャルは計り知れません。

私たちが使っている脳の能力なんて、わずか20%だとか40%だという説がありますが、私は脳自体の能力としては100%近いものを機能させていると思っています。(^_^)b

ただし、その機能を活用しているのは常時10%~20%程度で、脳の持つポテンシャルを同じタイミングで100%使うなんてことが、有り得ないことなんだという風に受け止めています。

その上手く活用されていないポテンシャルを、最大限に引き出せるように努力を続けたことで、少しずつ脳も進化してきたのが我々人類なんだと思います。

そういう脳のポテンシャルの秘められた大きな部分を前にすると、個人差なんてわずかの差しかないということを納得してもらえるんじゃないかと。

周りの人たちは全員、自分よりも優れた人たちなんだと、謙虚に認めて接することが、自分を成長させるエネルギーを生み出すのだと考えましょう。


ってことで、今回は
要領良く仕事をすぐマスターする人より不器用な人が得がたい戦力として頼りになるという話。」という不器用だからと悲観するなという話でした。
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。🤗


では!

心ばえ  大切にして  のほほんと


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