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引き取られていく車が切なくて可哀想で泣いてしまった初体験の話。【前編】

使っているお気に入りの道具や小物・雑貨などに、使用しているうちに愛着が湧いて特別な思い入れを抱くことってあると思うけど、今回はそんな思いをさせられた話をしてみたいと思います。(^_^)b

これまでに乗り換えてきた車の数は、22歳で日産チェリーの展示車を新古車という状態で購入してから、今回引き取られていったホンダのN-Boxまでで相当の数になるんですが、それぞれに乗り換えの物語があるんですよね。

初めての車の購入は、東京から鹿児島にUターンするのがきっかけで、新婚旅行らしい思い出は江ノ島の一泊旅行くらいしか無かったもんだから、帰郷するのに車で各地を観光しながらのドライブ旅行を決め込んだのです。

あ、江ノ島の新婚旅行代わりの一泊旅行の記事は、おかげ様でnote編集部のおすすめにも採用していただきました。😂

その時の喜びを記事にしたのがこちらです。🤗


初代の車でドライブしながらの帰郷でしたが、田舎にはすぐに働けるような仕事も無く、その車で選挙運動の持ち込み運転手をしたりビル清掃の会社まで通勤に使っていたんですね。

それから縁があって温泉で知られている指宿いぶすきの大型観光ホテルの売店を請け負うことになり、日産チェリーの荷室の広さが販売していた土産物の仕入れに役立つことになりました。😄

その当時のことはこちらの記事に書いてあるので、良かったら時間つぶしにでも読んでいただければ嬉しいです。(^_^)b


さて、売店の売り上げがぐんぐん伸びて行くにつれ仕入れる商品の量も増えていき、1,000ccのチェリーだと荷物が積み込めない事態になったんです。

それで今度はトヨタだとばかりに、駐車場で借りていた整備工場の経営者に紹介された営業マンとリセールのことも考えた上で、ステーションワゴンや商用車よりも、後部座席を倒して広い荷室を確保できるコロナハードトップ2代目が決定しました。

結局このコロナハードトップに1年ほど乗ったあと、先述で紹介した記事にも書いたと思うけど、2戸目の自分たちが住むためのマンション購入の頭金に変身してしまったんですよ。😂

愛犬を亡くした気落ちから会社勤めに替わってからの1年ほどは、売店と兼業で頑張りましたが、1年間の往復3時間かけての通勤をやり通したことで売店を譲って、会社員専業になったんですね。(^_^)b

このときに鹿児島市内だし、交通の便もあるし自家用車は不要だと、マンションの頭金になってくれたわけです。😅

2台目が頭金として身売りしてから2年ほどは車無しの生活でしたが、昇進のおかげで地方の営業所の所長職を拝命することになり、引き継ぎなどでその営業所に転属前に通うことになったのですね。(^_^)b

ちょうどその時に、3万円で同僚から譲り受けた軽自動車の廃車費用がもったいないと、嘆いていた先輩がいたので私にくださいとお願いしたのです。

するとその先輩の目の色が変わり、5万円で売ってやる・・・と値が付いちゃったんですよ。廃車するつもりだったのに、欲かいて・・・。😲

そこは私も駆け引きで、結局3万円と5万円の間を取って4万円で購入したのが、360ccのホンダZというスポーツタイプの軽自動車でした。(^_^)b

このZクンは廃車寸前の、自動車人生が風前の灯火だったにも関わらず軽快に走ってくれたけど、アクセルペダルが無くなっていて床からアクセルペダルを取り付ける部品の金具が飛び出しているだけ・・・という代物でした。😅

なので、右足でその突起部分を探りながら踏み込むわけですが、ダイレクトに伝わる分だけ微調整が難しくて、慣れないうちは急発進と急減速を繰り返す始末ですよ。🤣

で、その3代目のZクンは転勤先に赴任したあとも、私用や営業回りで活躍してくれたんですが、あるときホンダの販売店主にクレームを付けられたんですよ。😅

はい、仮にも大手信販会社の営業所長ともあろう人が、そんなホンダのポンコツ車に乗って取引先を回る行為は、ホンダのイメージダウンにもなるし所長としての沽券や会社の評判にも関わるんじゃないの、って言うのです。🤔

そして、ちょうど展示車に使っていた車が入れ替えで安くできるから、この車を購入しなさいと、購入するならクレジットの申込みはアンタのところに全部回してあげるから・・・でも、断るのなら取引もお断り、なんて商売っ気たっぷりのクレームというか嫌みを言ってきたんですね。(^_^)b

まぁ、同じ頃に彼女の父親(義父)にも、世間体を考えて肩書きなりの車に乗れよ、お金が無かったら貸してやるぞ・・・なんて言われていたので、3台目のZクンを下取りに出して4代目ホンダシビックに乗り換えました。

下取りに付いては、ポンコツ過ぎて値が付かない廃車するくらいの車だから奮発して5万円の下取り価格を付けてもらったんですが、これにも後日談があるんですよ。

車を買い換えてから1週間ほどした頃、うちの会社の営業担当がそのホンダの販売店を訪問してみると、かのZクンは28万円の値札を付けて展示場に並んでいたらしいのです。🤣

何が奮発して5万円、だよ!
何がポンコツで廃車するしか無い車、だよ!😭

まんまとやられたわけですが、4代目のシビックには1年乗って車検が近づいた頃に、今度はジュリー(沢田研二)がCMしていたフルモデルチェンジ直後の、赤いブルーバードSSSターボ5代目に迎えることにしたんです。

この5代目の車は真っ赤なだけに、目を惹きましたね。(^_^)b
それにジュリーをCMに起用して、大々的に宣伝していた車だったのでオーナーとしては気分が良かったですね。🤗

さて、5代目の赤いブルーバードを乗り回していたのが、ちょうど28歳から30歳までの約2年間なんですが、この2年間で人生の大転機を迎えることになりました。

・・・というより、大転機を自分で創り出したといったほうが適切な表現かも知れませんね。

私はこれまでに、自分の乗っていた車をマンション購入の頭金に変えたことが2度あるんですが、この5代目と2代目がその役割を果たしてくれたんですよ。(^_^)b

人生の転機になると役立ってくれたり、人生そのものを変えてくれるパワーを持っていたりと、車は単に乗るだけの存在じゃないのです。

まぁ、その辺も含めて長くなりましたので、続編になる記事を明日にでも投稿したいと思います。

続きはこちらの投稿をご覧くだされば嬉しいです。(^_^)b


ってことで、今回は
引き取られていく車が切なくて可哀想で泣いてしまった初体験の話。」【前編】でした。^^
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

車にも  愛情込めて  のほほんと


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