ヤマダヒロミチ

草の根のもじゃもじゃ音楽家、ヤマダヒロミチのnote。 二日酔いの経過報告から切れ痔の…

ヤマダヒロミチ

草の根のもじゃもじゃ音楽家、ヤマダヒロミチのnote。 二日酔いの経過報告から切れ痔の具合まで幅広くお伝えします。

記事一覧

【モジャ毛語り 15】ヤマダヒロミチのアパート取り壊しに伴う引っ越しの件について

【スズキアイミからのお題:引っ越し】 1988年10月5日、東京都狛江市に生まれ、 5歳の時に父親の仕事の都合でブラジルのサンパウロに引っ越し、 3年後、下北沢の社宅マン…

【モジャ毛語り 14】ラスボスだってそうなんだからみんな弱くてみんな良い

【とーたくからのお題:「アゴ」】 ゲームのボスキャラ。 シューティング系でもアクションものでもRPGでも、 それまでの道中でプレイヤーが蹴散らしてきたザコどもとは一…

【モジャ毛語り 13】薄汚れたヒロミチは透明なヤマダを笑う

【たなか胡桃からのお題:「透明」】 “いま、一歩間違ったら危なかったな” 普通の生活を送っていたとしても、 そんな風に思うタイミングはちょくちょくあるのではない…

【モジャ毛語り 12】食パンわんことトマト先生と20年前のトラウマ

【スズキアイミからのお題:「柴犬」】 犬って本当にかわいい。 我らのバンド・サーカス船のプッケには犬好きのメンバーが多く、 スタジオやライブに向かう道すがらで散…

【モジャ毛語り 11】ヤマダヒロミチの人生はあの日1枚の写真から狂い、そして始まった

【テツくんからのお題:「巨乳」】 このテーマでコラムを書くのは、 簡単なようで実はとても難しい。 ヤマダヒロミチが、 この世の森羅万象の中で最も大好きなものの一…

【モジャ毛語り⑩】メガネにまつわるエトセトラという雑記

【とーたくからのお題:「メガネ」】 何度か話題に出しているが、 ヤマダヒロミチは 中高一貫制の私立男子校に6年間の思春期を丸ごと幽閉されて過ごした男だ。 ”カトリ…

【モジャ毛語り⑨】ハシビロコウで驚いてる場合じゃないよ、世界は後がつっかえてるぜ

【テツくんからのお題:「ハシビロコウ」】 ハシビロコウという鳥をご存知だろうか? 近年はグッズなどになる機会も多く、 かなりの人がその存在を認知しているのではな…

【モジャ毛語り⑧】ヤマダヒロミチから人類総青魔道士時代を生きるキミたちへ

【スーザン(Bahboon/Kiss me 舞浜)からのお題:「青魔道士」】 今日のコラムのテーマは、青魔道士である。 ・・・親愛なる読者の皆さん、ちょっと待ってくれ。 ブラウザ…

【モジャ毛語り⑦】1年前に散ったLUNCH-Ki-RATTのこと、今日くらい思い出してやろう

LUNCH-Ki-RATTというバンドをしていた。 2020年の11月28日に解散するまでの13年間、 ヤマダヒロミチは一日も欠かさずLUNCH-Ki-RATTのヤマダヒロミチだった。 そう、 今…

【モジャ毛語り⑥】ヤマダヒロミチが“逮捕”されたあの夜の件について

【たなか胡桃からのお題:「線路」】 バンドマンという生き物は、 現在では多少の美化・正当化もされているが、 元々は社会の構図からはみ出したならず者たちであり、 …

【モジャ毛語り⑤】ヨッシーという巨大生物への一考察

【スズキアイミからのお題「ヨッシー」】 ヨッシー。 言わずと知れた国民的配管業者スーパーマリオの相棒・愛馬(?)であり、 かのシリーズの代表的なマスコットキャラク…

【モジャ毛語り④】「下の毛もモジャなの?」と聞いてくる女子たちよ!「百聞はワンナイトにしかず」なのだよ、さぁ。

【テツくんからのお題「スネ毛」】 ヤマダヒロミチに、 スネ毛が生え始めたのはいつ頃からだろう。 正直まったく記憶に無い。 股の毛は覚えているのだ。 小学5年生の…

【モジャ毛語り③】ブラジル人とヒロミチが三度の飯より好きなのは

【とーたくからのお題「ブラジル飯」】 ヤマダヒロミチは、 幼少期を南米大陸ブラジルのサンパウロという街で過ごした。 いわゆる帰国子女というヤツだ。 「え、どこの…

【モジャ毛語り②】俺もレッドじゃないけどお前らだってレッドじゃねーだろって話

【スズキアイミからのお題「緑」】 キミは“ヒーローごっこ”をしたことがあるだろうか。 女の子はあまり機会が無かったかもしれないが、 いつの時代も男の子はヒーロー…

【モジャ毛語り①】古着屋巡ってます感出すヤツらvsあの日のヒロミチ

【たなか胡桃からのお題「古着」】 “古着屋巡り” オシャレでこだわり強い系のジャンルのバンドマンの公式プロフィールの“hobby”の欄に必ずと言っていいほど書かれて…

【コラム第0回】ヒロミチ、また何か書くってよ

「ヒロミチの文章って面白いよね!!」 「ヒロミチさんブログもっと書けばいいのに!!」 ありがたいことに、 そんなニュアンスのことを言っていただけることが0ではな…

【モジャ毛語り 15】ヤマダヒロミチのアパート取り壊しに伴う引っ越しの件について

【モジャ毛語り 15】ヤマダヒロミチのアパート取り壊しに伴う引っ越しの件について

【スズキアイミからのお題:引っ越し】

1988年10月5日、東京都狛江市に生まれ、

5歳の時に父親の仕事の都合でブラジルのサンパウロに引っ越し、

3年後、下北沢の社宅マンションに一瞬住んだ時期もあったが、
小学校3年生の初めからまた故郷に戻ってきた。

そこから20年以上、

学生時代はもちろん、

社会に出たり仕事を辞めたり、バンドをしたりメンバーに逃げられたりしている間も、

実家でぬく

もっとみる
【モジャ毛語り 14】ラスボスだってそうなんだからみんな弱くてみんな良い

【モジャ毛語り 14】ラスボスだってそうなんだからみんな弱くてみんな良い

【とーたくからのお題:「アゴ」】

ゲームのボスキャラ。

シューティング系でもアクションものでもRPGでも、

それまでの道中でプレイヤーが蹴散らしてきたザコどもとは一線を画す強さを誇る強敵であることがほとんどだ。

たいていの場合、

手当たり次第がむしゃらに攻撃をするだけでは勝てないのが相場。

めちゃくちゃ硬い鎧や装甲、バリアなどを纏っていて、

その上から剣で斬ってもビームを打ち込んでも

もっとみる
【モジャ毛語り 13】薄汚れたヒロミチは透明なヤマダを笑う

【モジャ毛語り 13】薄汚れたヒロミチは透明なヤマダを笑う

【たなか胡桃からのお題:「透明」】

“いま、一歩間違ったら危なかったな”

普通の生活を送っていたとしても、

そんな風に思うタイミングはちょくちょくあるのではないだろうか。

人よりもだいぶぼんやりと生きているヤマダヒロミチには
そのタイミングが人よりだいぶ頻繁にやって来る。

“ギリギリでキャッチ出来たけど、危うく大事なお皿割るところだったな”

“たまたま引っかかったけど、ヘタしたらジャン

もっとみる
【モジャ毛語り 12】食パンわんことトマト先生と20年前のトラウマ

【モジャ毛語り 12】食パンわんことトマト先生と20年前のトラウマ

【スズキアイミからのお題:「柴犬」】

犬って本当にかわいい。

我らのバンド・サーカス船のプッケには犬好きのメンバーが多く、

スタジオやライブに向かう道すがらで散歩中のワンちゃんとすれ違うたびに、

それまでの話題を中断してでもそのかわいさを称えまくる傾向にある。

頭部にヨークシャーテリア1匹分ほどのモジャモジャを載せていることでお馴染みのヤマダヒロミチも、
昔から犬が大好きだ。

スタジオ

もっとみる
【モジャ毛語り 11】ヤマダヒロミチの人生はあの日1枚の写真から狂い、そして始まった

【モジャ毛語り 11】ヤマダヒロミチの人生はあの日1枚の写真から狂い、そして始まった

【テツくんからのお題:「巨乳」】

このテーマでコラムを書くのは、

簡単なようで実はとても難しい。

ヤマダヒロミチが、

この世の森羅万象の中で最も大好きなものの一つである、

おっきなおっぱい。

そんな信仰対象と言っても過言ではないテーマ。

おっぱいに対する愛が深淵で広大すぎるため、

正直どの切り口から攻めていいものやら迷っている。

それはちょうど、
実際のおっぱいを前にした時に生じ

もっとみる
【モジャ毛語り⑩】メガネにまつわるエトセトラという雑記

【モジャ毛語り⑩】メガネにまつわるエトセトラという雑記

【とーたくからのお題:「メガネ」】

何度か話題に出しているが、

ヤマダヒロミチは
中高一貫制の私立男子校に6年間の思春期を丸ごと幽閉されて過ごした男だ。

”カトリックの精神に則った品行方正な校風と難関私立大学への脅威的な合格率を誇る県内屈指の名門進学校“

と説明すれば聞こえは良いが、

要するに、

自主性や多様性のカケラもない、
ハイパーガリ勉お受験プリズン学院である。

1学年200人

もっとみる
【モジャ毛語り⑨】ハシビロコウで驚いてる場合じゃないよ、世界は後がつっかえてるぜ

【モジャ毛語り⑨】ハシビロコウで驚いてる場合じゃないよ、世界は後がつっかえてるぜ

【テツくんからのお題:「ハシビロコウ」】

ハシビロコウという鳥をご存知だろうか?

近年はグッズなどになる機会も多く、

かなりの人がその存在を認知しているのではないかと思うが、

もしご存知無い方はGoogleの検索窓に打ち込んでみてほしい。

よく知ってる鳥さん達とは似ても似つかない、
これぞまさしく“怪鳥”と呼ぶに相応しい、
イカつい鳥さんの画像が表示されることだろう。

ヤマダヒロミチも

もっとみる
【モジャ毛語り⑧】ヤマダヒロミチから人類総青魔道士時代を生きるキミたちへ

【モジャ毛語り⑧】ヤマダヒロミチから人類総青魔道士時代を生きるキミたちへ

【スーザン(Bahboon/Kiss me 舞浜)からのお題:「青魔道士」】

今日のコラムのテーマは、青魔道士である。

・・・親愛なる読者の皆さん、ちょっと待ってくれ。

ブラウザバックしたい気持ちはわかるけどちょっと待ってくれ。

「んだよ、その知らねぇ単語は」って人にもわかるようまず説明するから。

頑張ってポップに書くから。

青魔道士。

スクウェア黄金期のスーパーファミコン世代である

もっとみる
【モジャ毛語り⑦】1年前に散ったLUNCH-Ki-RATTのこと、今日くらい思い出してやろう

【モジャ毛語り⑦】1年前に散ったLUNCH-Ki-RATTのこと、今日くらい思い出してやろう

LUNCH-Ki-RATTというバンドをしていた。

2020年の11月28日に解散するまでの13年間、
ヤマダヒロミチは一日も欠かさずLUNCH-Ki-RATTのヤマダヒロミチだった。

そう、

今日はヤマダヒロミチが青春の全てをかけて愛し続けたバンドの“一周忌”なのだ。

早いなぁという感覚もあるが、

むしろまだ1年も経ってなかったのかという驚きの方が強いかもしれない。

それに、

正直

もっとみる
【モジャ毛語り⑥】ヤマダヒロミチが“逮捕”されたあの夜の件について

【モジャ毛語り⑥】ヤマダヒロミチが“逮捕”されたあの夜の件について

【たなか胡桃からのお題:「線路」】

バンドマンという生き物は、

現在では多少の美化・正当化もされているが、

元々は社会の構図からはみ出したならず者たちであり、

その多くのならず者が、
少なからずスネにキズを抱えて生きている。

そして、

バンドマンは、
やたらとスネのキズを語りたがる生き物だ。

やれ楽屋裏で気に食わない後輩をぶん殴っただの、

やれ誰かの家で変な錠剤飲んで泡吹きながらセ

もっとみる
【モジャ毛語り⑤】ヨッシーという巨大生物への一考察

【モジャ毛語り⑤】ヨッシーという巨大生物への一考察

【スズキアイミからのお題「ヨッシー」】

ヨッシー。

言わずと知れた国民的配管業者スーパーマリオの相棒・愛馬(?)であり、

かのシリーズの代表的なマスコットキャラクターの1匹(1頭?)であり、

飼い主(?)に負けじとカーレースもテニスもゴルフも大乱闘もこなすマルチプレイヤーであり、

人間を乗せて走る巨躯と強靭な脚力、

そして腸管と卵管が直結した謎内部構造を持つやべー生き物である。

よく

もっとみる
【モジャ毛語り④】「下の毛もモジャなの?」と聞いてくる女子たちよ!「百聞はワンナイトにしかず」なのだよ、さぁ。

【モジャ毛語り④】「下の毛もモジャなの?」と聞いてくる女子たちよ!「百聞はワンナイトにしかず」なのだよ、さぁ。

【テツくんからのお題「スネ毛」】

ヤマダヒロミチに、

スネ毛が生え始めたのはいつ頃からだろう。

正直まったく記憶に無い。

股の毛は覚えているのだ。

小学5年生の途中だった。

小5の林間学校の段階では、

ヤマダ少年を含めまわりのクラスメイトたちみんながツルンツルンだったから、

自分だけボーボーだったら恥ずかしい。

そう思って、
生えてきたことをひた隠しにしていたし、

小6の林間学

もっとみる
【モジャ毛語り③】ブラジル人とヒロミチが三度の飯より好きなのは

【モジャ毛語り③】ブラジル人とヒロミチが三度の飯より好きなのは

【とーたくからのお題「ブラジル飯」】

ヤマダヒロミチは、

幼少期を南米大陸ブラジルのサンパウロという街で過ごした。

いわゆる帰国子女というヤツだ。

「え、どこの国いたの?ブラジル?へー、じゃあブラジル語しゃべってみてよー!」

という言語カツアゲはこれまで幾度となくされてきたし、

「いや、ブラジルはポルトガル語の国だし、しかも俺は日本人学校に通ってたからほとんど話せなくて・・・」

とい

もっとみる
【モジャ毛語り②】俺もレッドじゃないけどお前らだってレッドじゃねーだろって話

【モジャ毛語り②】俺もレッドじゃないけどお前らだってレッドじゃねーだろって話

【スズキアイミからのお題「緑」】

キミは“ヒーローごっこ”をしたことがあるだろうか。

女の子はあまり機会が無かったかもしれないが、

いつの時代も男の子はヒーローが大好きだ。

仲の良い友人たちと戦隊を結成し、

ボールや縄跳びや長めの枝やらを
溢れるイマジネーションで補完して必殺武器とし、

校庭の平和を守るため、

悪の組織(だいたい善良でどんくさい級友がここに勝手に属させられる)と日々戦

もっとみる
【モジャ毛語り①】古着屋巡ってます感出すヤツらvsあの日のヒロミチ

【モジャ毛語り①】古着屋巡ってます感出すヤツらvsあの日のヒロミチ

【たなか胡桃からのお題「古着」】

“古着屋巡り”

オシャレでこだわり強い系のジャンルのバンドマンの公式プロフィールの“hobby”の欄に必ずと言っていいほど書かれている文言。

数年前にシーンを席巻したシティポップ系バンドのブームの時なんて、

バンド名よりも先に
「古着屋巡りが好きな俺たちオシャレ若者同士で結成」
と書きたそうなオシャレバンドマンたちが巷に溢れていた。

他人の趣味にケチをつ

もっとみる
【コラム第0回】ヒロミチ、また何か書くってよ

【コラム第0回】ヒロミチ、また何か書くってよ

「ヒロミチの文章って面白いよね!!」

「ヒロミチさんブログもっと書けばいいのに!!」

ありがたいことに、

そんなニュアンスのことを言っていただけることが0ではない。

(“0ではない”ということは、我々草の根バンドマン的には”多々ある事象“という扱いである。)

そう言ってもらえるたびに、

ヤマダヒロミチの自尊心は昂り、

自己肯定感は高まり、

その発言者が女性の場合には、

股間的な部

もっとみる