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こだわりランチ漫遊記

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夜の飲食はお仕事絡みもあり、必ずしも自分が本当に食べたい物とは限らない。だからお昼は誰にも気兼ねせずに、好きな物を食べていたい。基本は新しいお店、新しいメニューに挑戦。職場の目黒… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

「美味しんぼ」に登場した暮坪そば

「美味しんぼ」に登場した暮坪そば

以前に知人に連れて行ってもらった浅草の老舗蕎麦屋「十和田」。漫画「美味しんぼ」にも登場した「暮坪そば」@1000が食べてみたくて再訪。「日本一の蕪」という触れ込みで、岩手県遠野の蕪である。漫画では海原雄山が、蕎麦に添えられたおろしを大根ではなく蕪と見破る。食べてみると、とても刺激的な辛さ。個性的な誘惑に駆られる薬味が、ツルツルシャキシャキした更科蕎麦によく合うこと。更にドロリと濃厚な蕎麦湯で、暮坪

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うっかり迷い込んだ虎ノ門別格ランチ

うっかり迷い込んだ虎ノ門別格ランチ

虎ノ門「かどや」で「藁焼き日帰りがつおの塩たたき御膳」。来てみたら個室予約の接待ランチ客ばかりで、自分のような定食目当てランチで来るような雰囲気ではなく、入ってたじろぐ。とりあえず厨房が覗けるカウンター席に通される。テキパキとした規律正しい厨房内。積極的かつ溢れる愛想のホール係の女性の接客。なんだか全てがパーフェクト。
 そして料理はコース料理ではないかという品数。メインの鰹は藁焼きの香ばしさに、

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三田「はま多”」人気No.1「鯵たたき」

三田「はま多”」人気No.1「鯵たたき」

魚がとびきり美味しい三田「はま多”」。すっかり魅せられて3度目の訪問。ここの人気No.1の「鯵たたき定食」@1000。2/3くらいの来店客がこれを頼む。プリプリの弾力ある鯵に、葱がたっぷり。カウンター席に座ったので、大将の鮮やかな包丁捌きが見える。その鯵のたたきを、生姜を薬味に食べ進む。箸が止まらない美味しさで、あっという間にご飯の丼が空になる。ランチは4つのメニューで、残るは「お刺身定食」のみ。

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牡蠣アレルギー後の「牡蠣塩ラーメン」🍜

牡蠣アレルギー後の「牡蠣塩ラーメン」🍜

荒川区小台の名エスニック料理店「きりのこ」の跡にできたラーメン「シェルター」。去年末に牡蠣アレルギーとなったので挑戦的オーダーは「牡蠣塩ラーメン」@850。牡蠣本体が乗っているわけではなく、牡蠣エキスがたっぷり入ったスープ。ガーリックのすりおろしなども入って強烈なパンチ。麺は九州ラーメンっぽい細麺🍜。今のところ牡蠣アレルギー反応は出ておらず無事の模様。
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新宿ジーエス=神保町ポンチ軒の姉妹店?

新宿ジーエス=神保町ポンチ軒の姉妹店?

新宿三丁目「ジーエス」は神保町の名とんかつ店「ポンチ軒」の姉妹店と聞いて訪れた。食卓にもポンチ軒の柚子胡椒も置いてある。しかしお店の方に訊くと、そうではなくて、お店を監修した方が同じ斎藤元志郎氏であったそうだ。店名のGSは斎藤元志郎氏の頭文字で、with旬香亭とある。調べてみるとこの方は目白の洋食店「旬香亭」の名オーナーシェフで「ポンチ軒」のオーナーシェフでもあるようだ。同じオーナーシェフの持つ店

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新富町で一目惚れ「ばらちらし」

新富町で一目惚れ「ばらちらし」

新富町「石島」。前回行った時は握り寿司を食べたが、隣の兄ちゃんが食べていた丼の美しさが忘れられなかったので再訪。隣の客が食べている料理が旨そうだというのは「隣の芝生は青い」と同じかもしれないが実によくある。しかしこれは一目惚れだからどうしようもない。
 オーダーは「ばらちらし」@1,650。賽の目に切った鮪、鯵、烏賊、穴子、卵焼きなどが出汁醤油に漬け込まれて、茶色い赤飯の上に散らされる。そうこれは

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荏原中延「洋食ふじかわ」コンビネーションオーダーが魅力

荏原中延「洋食ふじかわ」コンビネーションオーダーが魅力

昨日に続いて、こちらもお気に入り2回目訪問。荏原中延「洋食ふじかわ」。荏原中延駅からラーメン「多賀野」を傍目に商店街手前を左に周って徒歩2分の至近距離。グリム童話に出てくるような愛らしい店構え。前回は主婦だらけだったのが、今日は男性客オンリー。ハンバーグ❌海老フライとか、複数メニューを組み合わせてオーダーできるのが魅力。
 オーダーは評判の「カツカレー」@1,050。家庭っぽい純日本風の欧風カレー

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本当に美味しい魚は三田「はま多”」で

本当に美味しい魚は三田「はま多”」で

三田「はま多”」の魚の美味しさが鮮烈だったので、開店時刻に行ってみたが、最後の一席に滑り込み。オーダーは前回品切れだった「お刺身乗せた丼」@970。マグロをはじめとした海鮮漬け丼。海鮮丼やちらし寿司は醤油のかけ過ぎが心配なので、あらかじめ味がついているのは嬉しい。お刺身は本当に美味しかった。身がコリコリしていて、噛むと豪快な弾力感が返ってくる。
 良い物というのは中がギッシリ詰まっている。反対にそ

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「カレーは飲み物」そして「焼きそばは飲み物」遂に「とんかつは飲み物」

「カレーは飲み物」そして「焼きそばは飲み物」遂に「とんかつは飲み物」

「カレーは飲み物」うん、これはまあ頷ける。「焼きそばは飲み物」えー、これは喉に詰まりそう。そして「とんかつは飲み物」こりゃ完全に固形物でしょう。と言うわけで池袋「とんかつは飲み物」におそるおそる行ってみた。オーダーは「たまごソースかつ丼」@870をオーダー。ソースかつの下に卵焼きが乗っている。ソースかつも卵焼きもそれなりに美味しかったが、お互いが邪魔して少々食べ辛い。丼に加えて三つの小鉢を選べて卯

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福岡空港の爽やかラーメン「豚そば月や」

福岡空港の爽やかラーメン「豚そば月や」

博多帰りの空港飯は空港ビル3階にラーメン屋が集まる「ラーメン滑走路」。その中で選んだのは中洲の「豚そば月や」。透明清澄な薄口醤油出汁スープに、煮豚が整然と並ぶ「豚そば」@900。オーダーは豚増量の「豚々そば」。ライムを絞って食べる、豚骨ラーメンとは正反対の美しいラーメン。スープは胃に優しく、細麺はマルタイラーメンのような食感。暑い時にも爽やかに食べられるシンプル一路なラーメンに好感。
https:

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福岡市民が愛する「ウェスト」柔らかうどん

福岡市民が愛する「ウェスト」柔らかうどん

博多ランチに地元民愛好のうどんチェーン店「ウェスト」へ。東京で言えば「富士そば」のうどん版のようなお店だろうが、概ねが郊外型のロードサイド店。家族連れに向いている。
 博多特有の柔らかいうどん。讃岐うどんとは正反対である。ただ柔らかいがモッチリしている。熱いスープはスッキリ薄口醤油で切れがある。オーダーは「丸天とごぼう天うどん」@580。丸天は天ぷらではなく薩摩揚げ。弾力豊かな野趣がある。そして牛

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日暮里「馬賊」隣の中華

日暮里「馬賊」隣の中華

久しぶりに「馬賊」でも行くかと日暮里に向かったが超満員。そこで隣の中華「又一順」へ。ここがなかなか当たりだった。ランチメニューに「イカのチリソース」があったので『お、珍しい』とミニシュウマイとのセット@990をオーダー。「イカのチリソース」はけっこう辛くて額に汗💦。シュウマイだけでなく、中華スープに杏仁豆腐も付いていて、コース並みの料理にお腹いっぱい。
https://s.tabelog.com

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娘から少し早い父の日餃子🥟

娘から少し早い父の日餃子🥟

娘からちょっと早く着いた父の日プレゼント。食べログ餃子百名店にも入っている木場「来々軒」の冷凍餃子だった。連れ合いが作ってくれて、さっそく食卓で頂く。薄いモチモチした皮から、溢れるばかりの肉野菜の具沢山であった。本来は湯麺が有名なお店だそうだ。ご馳走さまでした♪
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13098822/

夜だけ営業の立石「蘭州餃子」に遂に行けた❗️

夜だけ営業の立石「蘭州餃子」に遂に行けた❗️

夜しかやっていないので、なかなかそう簡単には行けなかった立石「蘭州」に遂に行けた。立石駅前で夫婦で営むカウンターだけの小さな中華料理店。オーダーは「パクチー水餃子」「焼餃子」。どちらも大変に美味しかった。「パクチー水餃子」は小ぶりで、モッチリとした上品な味わい。そこにたっぷり散らさらたパクチーが水餃子を華麗に引き立てる。焼餃子」これまた素晴らしい。軽い焦げ目が香ばしく、熱々の皮はモチモチ。そして噛

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