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54話 束の間の休息
「おつかれ!もみじ」
「ともき!おつかれ」
「帰ろっか!」僕ともみじは今日、一緒に帰る約束をしていた。
「うん!」明るく返事をするもみじ。
「相澤くんに椎名さんじゃない!どうしたの?」
「尾子先生こそ、どうされたんですか?」
「聞いたわよ!相澤くん。今日の校内見学の時、迷ってた子を助けたんですって?」
「そうですね」
「やるじゃない!だいたいの人は関わりたくないと思って見過ごしたりするのに」
「困
48話 領主様との対面
「おはよう、ともき!今朝のニュース見たか?」
「おはよう、れん。今朝は寝坊してニュース見てる暇なかったんだよね!何かあったの?」れんは今朝のニュースの速報を話してくれた。
「つまり、空を飛んでる人がいたってこと?」
「人かどうかはわかんないけどそういうことだ!怖いだろ」
「確かに、怖いね」学校が終わったら異世界に行って情報収集してみるか。
「ともき、今日一緒に帰らない?」
「ごめんね。今日は大事
46話 ベットの中で
そうね。早く登校の準備しないと遅刻しちゃうし」
「僕が朝ご飯作るよ!」
「ありがとう!なら私は先に着替えてるね」
「分かった」10分後。
「もうご飯の用意出来たの?」
「昨日の残り物がほとんどだよ」
「まぁ、いっか!いただきます」
「召し上がれ!」
「やっぱりともきの料理は美味しいな」
「もみじ、起きてる?」9月30日午前6時。
「起きてるよ!ともきはいつ起きたの?」
「1時間くらい前かな」
「
43話 カップル成立
「おはよう!ともき」
「もみじおはよう」久しぶりの登校日。朝起きるとそこにはもみじが立っていた。
「もうちょっとで朝食が出来るからね」
「いつもありがとう!」
「作るのは好きだからいいのよ」
「明日は一緒に作ろうよ」
「そうね!」もみじがそう言いながらテーブルに料理を運んできた。
「いただきます!」
「召し上がれ!」
「もみじ、料理上手いね」
「そ、そうかな?」
「そうだよ!」褒めるともみじは恥ず