めくばせ

All that jazz.

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記事一覧

女神力鑑定(出生図徹底分析)で、わたしを行きたい世界へ連れて行く。

西洋占星術をベースとした女神力鑑定をしています、めくばせです。 本記事では、今年リニューアルした女神力鑑定の内容と、2021年末企画「出生図徹底分析+2022年の運勢と…

めくばせ
2年前
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できることは山ほどあるよ。だからちょっと、充電しよう。

なんだかちょっと、疲れてしまった。 台風が過ぎた翌日の夜から、なんだか自分の調子がおかしい。そう感じ取ってはいたものの、気づかぬふりをしたまま、避難用にまとめて…

めくばせ
4年前
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ぼんやりとした人生

3月最後の日に、花見をした。 人生ではじめて桜の木のしたで飲むお酒は、アルコール度数がものすごく高く感じられて、脳の奥の輪郭がぼんやりとした。というか、わたしは…

めくばせ
5年前
9

本当に死んでしまう前に辞めます

‘‘獣になれない私たち’’の最終回で、ガッキーが演じる新海晶は、退職届を出してこう言い放った。 「自分を殺して本当に死んでしまう前に、辞めます」 わたしは、「自…

めくばせ
5年前
15

今度、デートしましょう

昨夜、こんなツイートをした。 今夜はOfficial髭男dismの「Tell Me Baby」をBGMに、デートの話をお届けします。 「今度、デートしましょう」と真正面からぶつかってくる…

めくばせ
5年前
14

ぶつからない視線と人生

2016年の春、今の家に越してきた。早いもので、2ヶ月後には3度目のクリスマスがやってくる。それが終わればあっという間に年越しだ。 道路を挟んで向かいのアパートに、男…

めくばせ
5年前
15

泣き虫

ここ1ヶ月、鼻をかむ頻度が増えている。 風邪も理由の1つなのだけれど、涙腺が弱っているのか、小さなことですぐに涙が零れてしまう。 「泣き虫」。 小さいころからよく…

めくばせ
5年前
14

‘‘めくばせ’’は秘密の共有

わたしのTwitterを知っている人から、必ず聞かれることがある。 「どうして‘‘めくばせ’’っていう名前なの?」 今週の月曜もそういったことを聞かれたわたしは、どう…

めくばせ
5年前
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21歳になったので

先日、21歳になった。 これまでは元日に1年の目標を立てていたのだけれど、今年からは歳を重ねるたびに「こう在りたい」「こうなりたい」を更新したい。 21歳は、毎日新…

めくばせ
5年前
9

膨張する金木犀

「台風が猛威を振るいそうだから、早めに準備しておいたほうがいいね」 弟の一声で、スーパーへ出かけることにした。生活用品を買い足すとき、男手があるとほんとうに助か…

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めくばせ
5年前
5

「新しいものが好き」というよりも

昔、「天秤座は新しいものが好き」と聞いたことがあって、その言葉がずっと心の奥に引っ掛かっていた。 たしかに、新しいものは好きだ。今まで見たことのないものを手に取…

めくばせ
5年前
12

もっと叱られたい、と思う夜

もっと叱られたい、と思う夜がある。 もっと詰められたい、ダメなところをもっと教えてほしい。叱られて、どん底まで落ちなければならない。そう思う夜がある。 なんて口…

めくばせ
5年前
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女神力鑑定(出生図徹底分析)で、わたしを行きたい世界へ連れて行く。

女神力鑑定(出生図徹底分析)で、わたしを行きたい世界へ連れて行く。

西洋占星術をベースとした女神力鑑定をしています、めくばせです。

本記事では、今年リニューアルした女神力鑑定の内容と、2021年末企画「出生図徹底分析+2022年の運勢と対策&ビジョンを見つけるワーク」スペシャルプランの募集要項についてお届けしております。

スペシャルプランは12/19(日)の12時から募集を開始し、先着2名様のみとさせていただきます。本記事はとてもボリュームがあるのですが、「鑑

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できることは山ほどあるよ。だからちょっと、充電しよう。

なんだかちょっと、疲れてしまった。

台風が過ぎた翌日の夜から、なんだか自分の調子がおかしい。そう感じ取ってはいたものの、気づかぬふりをしたまま、避難用にまとめておいたものを黙々と片付け、家中の家具を元の位置に戻した。

私の家には、守るべき家族が2人いる。20歳の弟と、20歳の従兄弟だ。

大学で教育を学び、週2で体操の先生のバイトをしている弟と、最近叶えたい夢を見つけ、ダンスに明け暮れる従兄弟

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ぼんやりとした人生

ぼんやりとした人生

3月最後の日に、花見をした。

人生ではじめて桜の木のしたで飲むお酒は、アルコール度数がものすごく高く感じられて、脳の奥の輪郭がぼんやりとした。というか、わたしはいつもぼんやりしている。

「しっかりしてるね」「落ち着いてるね」と言われるから、そう見せるのがさらに上手になってしまったけれど、実はいつだってぼんやりしているのだ。

だから、足早に過ぎ去る楽しい時間に、自分だけが取り残されたようなきも

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本当に死んでしまう前に辞めます

本当に死んでしまう前に辞めます

‘‘獣になれない私たち’’の最終回で、ガッキーが演じる新海晶は、退職届を出してこう言い放った。

「自分を殺して本当に死んでしまう前に、辞めます」

わたしは、「自分を殺して本当に死んでしまう前に辞めたこと」が何度もある。自慢ではないけれど。

まず、中学2年生の頃、いじめが原因で教室に行くのを辞めた。両親や大人、友人、社会に期待するのを辞めて、すべてを諦めた。高校の頃、いじめの後遺症で学校に行く

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今度、デートしましょう

今度、デートしましょう

昨夜、こんなツイートをした。

今夜はOfficial髭男dismの「Tell Me Baby」をBGMに、デートの話をお届けします。

「今度、デートしましょう」と真正面からぶつかってくる男性に、未だかつて出会ったことがない。

ふたりきりでご飯を食べたあとに「デートしようよ」と言われたことならあるが、最初からそのフレーズを繰り出せる男性はまずいない。ほとんどの人は「今度、ご飯行きません?」とか

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ぶつからない視線と人生

ぶつからない視線と人生

2016年の春、今の家に越してきた。早いもので、2ヶ月後には3度目のクリスマスがやってくる。それが終わればあっという間に年越しだ。

道路を挟んで向かいのアパートに、男の人が住んでいる。それに気がついたのは、今年の春。とある日の夕方、トボトボとした足取りで家路についていると、干された洗濯物が視界に入ってきた。

やわらかな風にゆられる青のTシャツ。他にも干されていたような気がするが、それだけしか印

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泣き虫

泣き虫

ここ1ヶ月、鼻をかむ頻度が増えている。

風邪も理由の1つなのだけれど、涙腺が弱っているのか、小さなことですぐに涙が零れてしまう。

「泣き虫」。

小さいころからよく言われてきたことばのひとつだ。

怒られると、悔しくて泣く。
ドラマや映画、目の前にいる人に感情移入して、翌日ひどい顔になるほど泣く。
窓から差し込む光があたたかいだけで泣く。
音楽を聴いて、景色を見て、季節のにおいを感じて、文章を

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‘‘めくばせ’’は秘密の共有

‘‘めくばせ’’は秘密の共有

わたしのTwitterを知っている人から、必ず聞かれることがある。

「どうして‘‘めくばせ’’っていう名前なの?」

今週の月曜もそういったことを聞かれたわたしは、どうして、と相手の言葉を繰り返して、半分ほど飲んだハイボールに視線を落とした。

高嶺の花である彼女の色っぽさその名前にした経緯を、彼女なしには語れない。

18歳のときに出会った、7つか8つ上の女性。

彼女は服飾学生時代の同級生で

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21歳になったので

21歳になったので

先日、21歳になった。

これまでは元日に1年の目標を立てていたのだけれど、今年からは歳を重ねるたびに「こう在りたい」「こうなりたい」を更新したい。

21歳は、毎日新しい自分になる。

ホームランを打ちたいのなら、まずは打席に立ってバットを振らないとなにも始まらなくて。とにかく振って、失敗して、より良い練習の仕方やバットの振り方を学ばなければいけないな、と最近感じているのであります。

この1年

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膨張する金木犀

膨張する金木犀

「台風が猛威を振るいそうだから、早めに準備しておいたほうがいいね」

弟の一声で、スーパーへ出かけることにした。生活用品を買い足すとき、男手があるとほんとうに助かる。

9月最後の日曜日。14時の空気はやや重く、ぬるい。半袖を着た人たちが足早に坂を上っていく。金木犀の香りがそこらじゅうに停滞していて、わたしたちはそれを切るようにぐんぐんと足を進めた。

‘‘金木犀’’ということばを見たり、想像した

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「新しいものが好き」というよりも

「新しいものが好き」というよりも

昔、「天秤座は新しいものが好き」と聞いたことがあって、その言葉がずっと心の奥に引っ掛かっていた。

たしかに、新しいものは好きだ。今まで見たことのないものを手に取る瞬間は胸が高鳴るし、感動で手が震える時もある。でもなぜか引っ掛かる。

流行を追わないと気が済まないわけではない。以前よく見ていた若い女性向けのアプリも1つ残らず消してしまった。インスタグラムを開くこともほとんどなくなり、今や画面の装飾

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もっと叱られたい、と思う夜

もっと叱られたい、と思う夜

もっと叱られたい、と思う夜がある。

もっと詰められたい、ダメなところをもっと教えてほしい。叱られて、どん底まで落ちなければならない。そう思う夜がある。

なんて口にすると「Mなの?」と聞かれるのだけれど、恋だの愛だのそういったものにはまったく関係ない。仕事の話だ。たぶん、いや、今私は確実に、自分に対して怒っている。

昨年1月に専門学校を辞め、とある会社でライターを始めた。今年の1月にその会社を

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