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教師のいじめ。学校、社会の落とし穴(罠)

TOP画の柴ちゃんはドイツのベルリン市内で出会ったイッヌ。
名前はYUKI。特に意味は無いです。

ありがたいことにnoteを始めて短い期間で1000人以上の方に
閲覧していだだけました。
本当にありがとうございます!

ネパール編がマンネリしている気がしなくもないので。
小さい時の話をブッこみます。

25年位前、当時ABBは小学3年生。
9歳の時に教師から徹底的に無視されるという経験をすることになります。
相手は図書の先生。
クラスは40人位。
授業が始まると出席番号順に名前が読み上げられます。
ABBの名字は「あ」から始まるので2人目とかで名前が呼ばれることになります。

いつも通りの図書の時間。
確か水曜日午前と金曜日午後の週2回の授業だったと思う。
ある日から私ABBの名前が呼ばれるはずが私の名前だけが呼ばれないという謎の現象か発生することになります。
私の名前だけが飛ばされ、伊藤君の名前が呼ばれます。
そして1か月が経過、その間8回の授業。

9歳のABBはその場に存在しない子供として先生から扱われることになりました。

1回目2回目位なら「先生も人間だし呼び忘れたのかな?」と思いますが、子供ながらに明らかに故意に名前を飛ばされていることを認識すると、段々と気持ちが落ち込み、不安に駆られて憂鬱になってきます。

9回目位の授業でその意を決して図書の先生に何故自分の名前が呼ばれないのか質問をしました。

ABB「先生。なぜ僕の名前が呼ばれないんですか。」
図書の先生「わからない?自分で考えてみなさい。」
ABB「…」
図書の先生 スタスタスタ…(どこかへ行く。)

その後もその先生の私に対する対応は変わりませんでした。

現在でしたら虐待認定され得る事象ですが、なんせ当時私は9歳。
視野が狭く、家の外の世界は学校が全てです。
自分の何が悪かったのかも教えてもらえない、考えてもわからないのでもうできることは無いです。
水曜日と金曜日が近づいて来ると不安で、辛くて、憂鬱でお腹が痛くなってきます。

そして私は水曜日の午前中と、金曜日に通学することができずに不登校になりました。

もうだいぶ昔の話なのでそこからの記憶が曖昧なのですが、こんな私を見かねて親が私の担任に報告と相談をしてくれたのだと思います。

ある日を境に何事も無かったかのようにまた私の名前が呼ばれるようになりました。
担任や親から「もう大丈夫だから図書の授業に出るように」と言われたのか、それとも自分で嫌々ながら参加したのか記憶は無いです。
ちなみにその図書の先生からは結局何故このような対応をされることになったのか、自分の何がいけなかったのか、説明や指導はありませんでした。
全てが何事も無かったかのように元通り。

うん。教育的観点からみても意味不明なムーブ。

エジプトのギザで、サッカーに興じる子供たち。
アニョハセヨー!と元気に挨拶されたので、元気にそのまま返した。

つまり何が言いたいかと言うと、
子供達にとっては生きていく中で落とし穴がたくさんある。
社会には不登校に陥ってしまう落とし穴がたくさん掘られている。
必ずしも、不登校=悪いこと。
ではないけれども、その落とし穴が私にとっては図書の先生でした。

もし、私の親が仕事で忙しかったり、子供に無関心の放任の親であったら。
担任と図書の先生のパワーバランスが
図書の先生>>担任
であったなら。
私の人生は違うものになっていたかもしれません。

ちなみに今では30ヵ国を一人で旅歩き、
外国の公安に取り囲まれても、
上海のマフィアに軟禁されても、
ドイツのクラブで出禁になっても、
動じない。焦らない。
立派なメンタル強者になってしまいました。
(ちなみにドイツの話は人種差別的な扱いを受けたのでいつか機会を設けて話したい。)

話を戻すと、大半の先生達は子供の為に働いてくれていますが、

例え教員であったとしても悪い人間は存在します。

これは親だから。その子だからの話ではなく、
国の、地域の宝である子供は健やかにのびのびと暮らすべきだし、
大人は悪い人、仕組みによって落とし穴に落とされた子供を見つけたならば救いの手を差し伸べる必要があると思う。

なんなら手を差し伸べ無くとも良いのでABBに教えて下さい。
それでは。





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