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【#Real Voice 2022】 「ア式を志す凡人へ」 3年・浅木柊人

早稲田大学ア式蹴球部

オッシャー!!

これは私が育った小学校のサッカーチームのブログの始まりの挨拶です。
僕にとってブログと言えばこれなのでこの言葉から始めさせてもらいました。
このサッカークラブのブログは更新されていませんが閲覧は可能なので、良ければ見てください。



初めまして。
ご挨拶遅れました。
早稲田大学ア式蹴球部で学生トレーナーをしています、浅木柊人です。
よろしくお願い致します。

ア式蹴球部には大学2年生の時に入部しました。
浪人しているわけではないので、もりけん(1年・森山絢太)や遥(3年・松沢遥)とは違います。
かず(3年・福井寿俊)みたいな感じです。
入部する直前に去年の部員ブログが始まったので去年は書いていません。
なので今回の部員ブログが初めてになります。
3年生になって初めての部員ブログはなかなか珍しいのではないでしょうか(笑)

書きたいことは沢山あります。
トレーナーをやっている理由、2年生から始めた理由、みんなが抱えるであろうスタッフの苦悩。
いろいろありますが、あまりみんなが書いてないようなことを書きたいひねくれものなのでア式を志す人に向けて書きます。
学年ミーティングで話が長い、簡潔にまとめろと怒られるくらいなので部員ブログもかなり長いです(笑)
ア式に興味がある人は最後だけでもいいので読んでください。


もしかして俺って凡人なのかな?
生まれてきて何度この思いを抱いたのだろうか。
自分の人生は自分だけのもの。
だから自分が主人公で天才でなんでもできてイケメンで魔法が使えるものだと思っていた。
らい君(4年・竹浪良威)の部員ブログにもあったように自分がヒーローになる物語だと思っていた。
ただ、成長するにつれそんなことはないと知った。
自分はただの凡人なのだと。

私は、小学1年生の時にサッカーを始めた。
週に1回しか練習がないような、いわゆる少年団のようなものだった。
それでもとても楽しかった。
それから、学校が終わるとすぐに家に帰り毎日サッカーボールをもって校庭に戻りサッカーをしていた。
サッカーの練習のためというより、みんなと一緒に遊びたかった。
1人でがむしゃらに練習をしたことはなかったと思う。
それでもある程度サッカーはできたし、トレセンにも選ばれたりしていた。
サッカーの才能があるのだと本気で思っていた。
だから小学生の時の卒業アルバムではプロになりたいと書いた。

でも、中学高校に進学するにつれ周りにどんどんうまい人が現れてくる。
サンフレのユースに行った地元の友達もいる。
一緒にサッカーをしていて、どう頑張っても勝てないと思った。
高校最後の選手権の予選でPKを外して負けて知った。
僕にサッカーの才能はなかったのだ。

僕はずっと天才だと思っていた。
小学生の頃は100点が当たり前だった。
それでも中学生になりどう頑張っても学年で1位を取ることができなかった。
勉強して5教科470点を取ったときその人は493点を取っていた。
負けを認めたくなくて高校は彼と違う中高一貫の高校へ進学した。
そこでは1位どころか上位1/3にすら入ったことがない。
なんならテストで偏差値32を取ったことすらある。

2ばかりの成績表を見て悲しそうな顔をしている親を見て知った。
僕は天才じゃなかった。

ア式に来て誰もが必要とする特別な人になろうと思った。
初めこそコミュニケーションを取ることに苦労したものの、持ち前の性格やキャラクターを生かして誰からも人気で求められる人になったと思っていた。
全然そんなことはなかった。
部員みんなにア式といえば、一番存在感が強い人は、頑張っているのは誰と聞いたら僕の名前なんて1人も挙げないだろう。
部員ブログを読んでくれている方に質問します。
ブログの中で僕の名前を見たことがありますか?
僕はない。って言いたかったけど、清井君(2年・清井大輔)がよく分からない感じでだしてくれたけどなんでだろう(笑)
要はたったそれだけの存在なのだ。
よく名前があがる高見(1年・髙見真史)公平(2年・北村公平)などは誰から見ても精力的に頑張っていると思う。
英吉(3年・藤間英吉)まきや(2年・成定真生也)あやかさん(4年・菊地彩花)みたいに部員ブログで他人に影響を及ぼしている人もいる。
学生ではなくとも外池さん(前監督・外池大亮)はもちろん隆二さん(現鹿島アントラーズコーチ・鈴木隆二)は部員ブログの登場率の高さから影響を及ぼしていることがうかがえる。
つまり僕は別に特別な存在じゃなかった。

実際にア式で活動してから唯一無二だと思ったことはない。
もとき君(令和4年卒・浦田幹)に泣いて相談した日もあった。
江田君(4年・江田祐基)に全く近づけていない。
同学年のトレーナーの人のほどア式に尽くせていない。
大晴(1年・中根大晴)の大きさにおびえていたりする。
学生トレーナーが必要だっただけで自分が必要なわけではないこと。
たかが1.2年で何かができるようになるわけではないことは分かってはいる。
それでも周りの熱量に、意識の高さに、こだわりに毎日圧倒されている。
やっぱり僕は凡人だった。

それでもア式で活動ができている。
みんなに支えられているから。
いろんな人の名前が出ていることに気づきましたか?
もちろんもっと沢山いる。
今日だけでも、せいりゅう(2年・原聖瑠)づめ(2年・橋爪瞭)だいし(1年・笹木大史)伊勢(2年・伊勢航)ともちか(3年・小林朋睦)とトレーニングした。
昼はまきや、石谷(2年・石谷光基)そうしん(3年・中谷颯辰)右京(3年・平野右京)とご飯を食べた。
様々な関わりがあってここにいれている。


早稲田の学生、受験生へ
ここまで恵まれている組織はかなり珍しいと思う。
そうま(2年・安斎颯馬)だったり大智(1年・森田大智)などの有名な選手が入学してくれる。
恵まれた施設や環境でサッカーができる。
人として間違いなく成長できる。
ウルトラス早稲田という大学サッカー唯一のサポーターがいる。
遠くの試合も来てくれて旗を振り応援してくれる。
早稲田の学生でもない人からも沢山応援してもらえる。
試合後にはインスタで選手の写真を沢山投稿してくれている。
何もできない、何も知らない僕でもア式で活動をしている。
人よりも1年以上遅れてトレーナーとして入部した。
それでも受け入れてくれている。
もし少しでも興味があるなら1度見学に来てほしい。
色々経験して考えてほしい。
別にア式に入れとは言わない。
ただ、2年から、シーズンの途中から活動に参加した僕がみんなに助けてもらったように全力で手助けをしたい。
僕は大学1年生でア式に入らなかったことは後悔していない。
そのおかげでできた友達、経験が沢山ある。

かけがえのない大学生活。
同じ大学生同士その一瞬を楽しもう。

◇浅木柊人◇
学年:3年
学部:スポーツ科学部
出身校:広島県立広島高校

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