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【学校と才能コラム】社会は学校ほど簡単に成果が出ない。才能よりも諦めない人が輝く。

学校は一番小さい社会

学生のときに輝いていた人

学校には社会とは本質的に違う個所がいくつか存在する。
例えば、
正解を作っていくのが社会だとしたら、正解を求めるのが学校。
成果を出さなくても同じ待遇を受けられるのが学校で、格差が広がるのが社会。
こういった学校と社会でのギャップは、特にこの時代だと多く見受けられる。
学校教育ではうまくやっていた学生が社会人になって埋もれる。
この現象は私の周りでもよく起こる。
考える力や言葉が強い人、スポーツができた人が意外とくすぶる。

とある居酒屋にて

中高の同級生とご飯に行くと、
あの時輝いていた人材だったり、思考することが強く、学習意欲の高かった人材が埋もれていることに気が付く。
かたや、私は学生時代に何も芽が出なかった。
だからみんなから笑いものにされる機会も多かった。
外国に行ってから正解はないという事に気が付いた。
努力はすぐに実るものでもない事にも気が付いた。
そして、その努力は自分に合ったものを見つけないといけない事にも気が付いた。
それほど大変なものだとすんなり受け入れられたのは、学生時代に脚光を浴びなかったからなんじゃないかな、と。

才能だけで輝けてしまう学校

学校は最小単位の社会だと思っている。
"同じ県"の"同じ地域"の"同じ年齢"で集まってクラスを形成する。
そこには様々人がいるから一つの社会なんだけど、とっても小さい社会。
だから簡単に成果を出すことができてしまう。
例えば、
目立つのが得意な人がいれば、授業中にちょっと面白いことを言えばいい。
勉強が得意な人がいれば、1カ月頑張ったら順位がすぐに上がったりする。
進学校や強豪校では競争は激しいのだと思うけど、それも同世代だけの話になる。
社会に出ると、教育とは違う能力を求められるし、競争相手も全国の全世代、もっと言えば世界中。
やたらに多い。
学校で1番足の速い人も、全国的に見れば"学校で1番足が速い人"は1万人単位でいる。
その中で更に上位に登れるかどうかっていうのは"努力"だったりする。
才能やちょっとした努力で行けるほど甘くはない。
すでに才能を持っている1万人の中で順位が決まるわけだ。
更に社会は世代別で区切られているわけではないので、全世代がそこに入ってくる。
才能やちょっとした努力だけで輝けるほど甘くない世界。
そもそも、社会に出たら努力は必ず成果が出るものでもない。
努力をして初めてチケットを買うことができて、さらにそのチケットが社会や会社やお客さんに認められなければ簡単に埋もれてしまう。
極めつけは"努力の仕方から考える"事が、社会のゲームになっている。

学校で輝いてしまうと

才能だけで学校のある分野で1番になっても、その才能をもった人は同世代だけでも1万人近くいる。
だからその中で輝く必要がある。
そこで輝く人材には避けては通れない道がある。
"負けること""失敗すること"
それでも、泥臭く、笑われながらも、プライドが傷つきながらも立ち上がった人間にだけ、その中の栄光が手に入る。
簡単に手に入れられてしまう、
"同じ県"の"同じ地域"の"同じ年齢"の学校での成功体験。
これが本当に厄介。
才能や適性とプラスで努力がいる。
自分だけの努力を見つけるために、多くの失敗をして路線を何度も変える。
その先に、ようやく見つかるのが"自分の努力の仕方"
「失敗ができない」というのは実は社会で輝くために一番の障害となるもの。
学生時代に各分野で成果を出した人間たちが埋もれてしまうのは"失敗下手"になっているのだと思う。
努力して手に入れた栄光ではなく、小さいな世界で才能で活躍ができてしまった、と考える方が正しい。
失敗しながらも泥臭く手に入れたものではないので、大きめの壁や少しでも相手に負けてしまうとそこでもう歩みが止まる。
そして、適性はあるのに自信を失ってしまう。
きっと"失敗"や"負け"を受け入れて立ち上がることができたなら、学校と同じように社会でも輝く。
その適性はあるのだから。

1番強くなるのは諦めずに立ち上がる人

周りの大人が現実を教える

この原理を小さい子供や学生に理解しろって言っても難しい。
でも、年齢を重ねた人であれば今の説明がわかると思う。
あなたは今学校の1番。
だけど、全国に約1万の学校があって、それぞれに1番がいる。
世界的に見れば何十万人の1番がいる。
だから、才能はあると思うけど自分なりの努力を見つけるためにたくさん挑戦して、たくさん失敗する。
そして、負けても腐らず「次はどうやったら勝てるだろう」という事を考える。
その姿勢を崩さずに"失敗や負けを受け入れることができた人"がその1万人の中の上位になるの、と。
小さな世界での成功体験は将来的に見ると足を引っ張る可能性も高いんじゃないかなと思う。
だから、失敗下手になりそうだったらこのことをちゃんと伝えてほしい。

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紺谷聡太(筆者)について

紺ちゃん起業「面白そうを"形"へ」
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