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まいにち、その日暮らしごと。

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1日1投稿。薄暗い中だから、ロウソクの火はより明るく感じる。そんな文章たち多め。
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#生き方

棘を綿に、綿を棘に

棘を綿に、綿を棘に

何かを失う覚悟がないと、何かを得ることはできない。

多くの人の目を引くためには、良い方向だけでなく悪い方向にも受け取られる覚悟で行動を起こす。

発信することは、諸刃の剣だ。

受け手がどう捉えるかによっては、相当な傷を与えるし、受ける。

人の心を動かす文章は、綿でもあり棘にもなる。自分じゃない誰かの感情を動かすんだ、生半可なことではない。

ここのところ、毎日穏やかに生活をしている。

何年

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好きなものがある自分が好きか

好きなものがある自分が好きか

自信がほしいときに、自分以外のものに頼ることがある。

例えば、美容院。
きっちり仕上げてもらうと、どこからか安心のたねが伸びてくる。

例えば、持ち物。
お守りとか気に入っているものを目にすると、何だか大丈夫な気がしてくる。

自信は「自分を信じる気持ち」とか、過去の自分の積み重ねだとか、そういったことであるというのはわかっている。

それでも、そうだとしても。

他人が作り出しものによって救わ

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きっと大丈夫、

きっと大丈夫、

史上初の10連休、ゴールデンウィークが終わり、日常が始まった。

ここまで長いと、連休前にどんな生活を送っていたのか忘れてしまいそうだけど。

学校や仕事で五月病の心配がされている。

ほぼ毎年のようになっていたような記憶があるけれど、結局なんやかんやと乗り切ってこれた。

本来、人には自分で体温調節をする機能が備わっている。寒いところや暑いところで、汗をかいたりなんやりと適応するようになっている

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「整える」

「整える」

今は整える時期だと思っている。

4月ももう半ばで、新しい環境の人も多い中、私はあまり変化はない。

変化はないけど、次の春の土台を作ることをしているから、ある意味変化の中にぶち込まれているのかも。

どちらにせよ、平穏な毎日を送ることができるよう、あれこれやる時期。

いつも一緒にいる友達、とか、新しい通学路でより早く着く道、とか。

結構、私はその整えることが好きだ。

いつもの、定番、と言わ

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巡り巡って

巡り巡って

日本史の授業で聞いたことが、政治経済の試験で出題された。

新聞社の試験で文学賞について昨年出題されたが、今年は別の会社で出題された。

今興味がないことでも、数ヶ月後にはどハマりしているかもしれない。

それってすごく面白いことじゃないか?

生きている限り、色んなことを知ることができる。調べようと思ったら、いくらでも調べることができる。

知らないことがまだまだあって、読んでいない、見ていない

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生きる理由を作ること

生きる理由を作ること

テレビや映画や本やイベントや、音楽、甘いもの、好きなものを問われた時になぜ好きなのかを伝えるのがそこまで得意ではない。

好きなものに合理的な理由はないし、
好きなものは好きだから。で、良いと思っている。

でも、そこに理由をつけるとすれば、私の好きなものは「生きる理由だから」かもしれない。

好きなドラマがあれば、その日まではそれは見届けなければならないし、
軽く言うと「その日が楽しみだから他の

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書きたいこと

書きたいこと

毎日、時間を過ごす中で考えることはいくつかある。

例えば、あと何日で楽しみな予定がやってくるか、とか、
今日のドラマあと何話で最終回だったっけ、とか。

でも、特に書き残すことはしない。

毎日更新しようと思うと、考えていることを書かざるを得ない。

特に誰かの役に立つようなものではないけれど、ただ書き残すことで、何かが生まれる。何か良いことが起こるような気がする。

何もせず、時間が過ぎること

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性善説

性善説

善いことをする。

そう思って生きてきた訳ではないのだけれど、
何だかんだと言いつつ人は良いことをするんだろうと思う。

電柱にかけられた、落し物だと思われる手袋の片方。
席を譲るのを表明上は隠して、降りる駅でもないのに立ち上がる。

思いやりとか心配りとか、あれこれ言うけれど。

結局人は、自分に余裕があれば、普段と違うこともするし、
たとえなくてもどこか心に引っかかるから、するべき行動を取る

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いつかやりたいこと

いつかやりたいこと

仕事のあれこれを描いたドラマは世の中にごまんとある。
まあ、大学受験のドラマや小説も、よく見るようになった。

じゃあ、その間の人には、何がバイブルとなってくれるのだろう?

お仕事ドラマではそれをみた後、自分も頑張ろうって思うだろう。
仕事がある人には。

大学受験のドラマを見た後、勉強しようって思うだろう。
その舞台がある人には。

もちろんそれらをぶっ飛ばして、勇気や元気、ときめきを届ける作

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一瞬の風になる

一瞬の風になる

昨日、「当たり前を当たり前に」というタイトルで、急に思ったことを書いた。

薄暗かった世界に、なんだか光が入ったような気になったこと。

やれること全部やって、それでもだめなら仕方がない。自分のやるべきことに一生懸命になるだけだ。

仕事があれば、そう走り出せるのだけれど。

全くもって私にはない。
だから今はまだ、自分のやるべきことは1つでゴールに向かって走り出すことができない。だから悩むし、意

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当たり前を、当たり前に。

当たり前を、当たり前に。

何だか鬱鬱としていた。(鬱々としないと、さらに滅入りそうになりますね)

何者でもなくって、大した人間でもなくって、もはやどこにも迎え入れられないのでは、なんて思ってしまうし。

いろんな条件で照らし合わせて、説明会に行っては自信を持って仕事の話をする社会人の方に圧倒されて。

実績もない、経験もない、自信もない。
ないないないの3段攻撃で私のライフはもう...

なんて。

何にも打ち込んでいな

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スキなモノはスキ

スキなモノはスキ

待ちに待った金曜日の夜。
明日は学校や仕事が休み。
何をしようかなと思い浮かべる幸せな時間。

好きなものに溺れる。かなり有意義な時間の使い方。幸せ。
好きなことを仕事にしようって言うけれど、
好きなもののために、働くのだって素晴らしいこと。

でもその生活を自信もって、人に話すことができるか?

仕事は仕方なしで行って、その分休日を満喫してる!

まあまあ、聞くか。

でも多分、私だったら言

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目的と手段

目的と手段

目的と手段を間違えてはいけないよ。

大学生になって、よく聞くようになった。

例えば、受験。
ひたすら勉強するのはいいが、受験戦争に勝ち抜くことを目的にしてはいけない。
大学に行くことはただの通過点であるはずだから。

学問に励むのはもちろんのこと、いろんな人と出会ったり、さまざまな経験をしたり。そういったことを通して、より豊かな人生、生き方ができる。より良い生活に繋がると思うから大学に行くので

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期待された答え

期待された答え

いつも自分のことを、聞かれるのが苦手だった。

何を話したらいいのか、どうしたら面白い、楽しかったと思ってもらえるのか、わからなくて不安だったから。

特に、自分の夢ややりたいことを問われると何となく濁して、相手に振ってしまう。

これの理由がわかった気がする。

わからないから。自分が何をしたいと思っているのか、小さいことも大きな夢も、何にもないと思っているから。

期待される答えが出せないから

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