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生きる理由を作ること
テレビや映画や本やイベントや、音楽、甘いもの、好きなものを問われた時になぜ好きなのかを伝えるのがそこまで得意ではない。
好きなものに合理的な理由はないし、
好きなものは好きだから。で、良いと思っている。
でも、そこに理由をつけるとすれば、私の好きなものは「生きる理由だから」かもしれない。
好きなドラマがあれば、その日まではそれは見届けなければならないし、
軽く言うと「その日が楽しみだから他のことも頑張れる。」
本当に恵まれていることは、わかっている。特に体調を崩しているわけではないし、何か気になる状態ではない。周りの人達は不思議なくらい良い人ばっかりで、対人ストレスだってほぼほぼない。
だからこそ、こんなのがいていいのか、とも思う。
嫌でもやってくる明日は、生きたかった人がどんなに願ってもやってこなかった明日だ。
こんな感じの言葉を、名言として良く聞く。
その度に、申し訳ない思いでいっぱいになってしまう。
だからといっていきなり人の役に立つ人間になるために何か行動します!と、できないのが情けない。
この淡々と一定に過ぎていく時間を、いつか切れてしまう生命の糸を、自ら切ってしまわないように。
せめて運命のタイミングで切れるミサンガのように、切れた先に願いが叶うのかは知らないけど、自分は自分だけは切れそうな糸を固結びしたい。
そんなよくわからなくてくらい感情に、救いの手を差し伸べてくれるのが、娯楽とかものとか、人だと思う。
何かがあるから、誰かがいるから、まだ見えていないだけ知らないだけで世の中にはすごいものがたくさんあってそれを知りたいから、
ただそれだけで生きる理由になる。
生かされているから、生きてる。
ただそれだけかもしれないけれど、それだけじゃない。きっと何かが繋ぎ止めてくれている。
そんなものを、私は作って生きたい。
あなたの生きる理由となるものを。
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