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virginwolfの詩

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ここには詩だけを。
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#virginwolfworks

夜の真ん中カモンカモン

夜の真ん中
星があった
空を眺める時
何もかも
奪われる
空は海賊だから
空に心を委ねる
宇宙だけは
本当のロマン
宇宙こそ
本当のロマン
星が瞬いてた
キラキラと
生きてるように
瞬いて
瞬いて
この星の光は
実はとっくに
死んだ光なのに
生きてるように見えた
死んでも
生きてるのかしらん?
それならば
人もそうかな
死んでも
瞬いてるのかもしれない
私には見えないだけで
何処かで
瞬いて
瞬い

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SNSについて

日曜日から一切のSNSを見るのも開くのもやめた。
SNSで使う時間と脳の関係。
馬鹿になる。
元々絵を描いて詩を書いて物作りとギターをしてた人間だったがSNSにコントロールされてその愛おしい習慣が消えた。これは大事なので、またやり直し。
人生やり直してばかりだが、気がつく事が最も大切。
それが遅くても気が付かないよりマシ。
取り敢えず1週間この次の日曜日までSNS一切開かない。
朝起きて家事をした

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マニュキュア

マニュキュア

マニュキュアが
乾くまでの
たったの
15分を
我慢できない
爪に塗られた色は
自分のための色
美しく成功させたいのに
たったの
15分を
私は我慢できない
相手の返事を待つのも
我慢できない
長い沈黙の中で
想像があちこちへ
散乱するから
マニュキュアを
待つように
恋文の返事も
待てば良かった
いつも待たない
いつも待たない
急いで生きてる
何に向かってるのかと
ふと気がつくが
何もかも早くて

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ノータイトル



タイトル
【ノータイトル】

こんにちわ愛
生まれたばかりの
愛残骸
引きちぎってここに埋めよう
天火
火の中である
息と恋人
道の果にある死骸
埋められた恋人
死んでしまったラット
おおお!ラット!
穂をふくらませ実がお前が全部食ったので
おおお!ラット!
午後に膨らんだ心も尽きて
夜にはお前を食おう
手も足もそのまんま
揺れる穂
その笑顔のまんま食ってやりたい
まるごと
何もかも
音楽

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ノータイトル

令和元年12月1日

遠くなってしまった
愛をここに戻して
泣いた分だけ笑いたい
消えた日々の分笑いたい
涙は枯れたら水も出ない
頬が引き攣り水は出ない

心が腐ってしまったら
手も足も腐ってくる
射す陽が眩しくて出れやしない
毛布が恋人に変わった
誰にも上手く合わせられない
言葉は武器になり傷をつける
ごめんねと言うことさえ
難しくなってしまったら
心聞かずして自ら離れる

寂しいの

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ここに天国 外は地獄 空に貴方

ここに天国 外は地獄 空に貴方

笑ってみた

笑えた

空にかけた橋から

会いたい人が降りてくる

上手く笑えた

会いたかったの

言えるのはそれだけ

時間は2分

ウルトラマンかよ

後ろ姿をミオクル

空の橋が消えてく

見えなくなる

見えなくなる

手をぎゅっと噛んで

堪えて

私も家に走って帰る

振り向きもしなかった

後ろ姿は凛としてて

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ノータイトル

ノータイトル

雨が降る

上から水が落ちてくる

息苦しいさを感じる

空気中の殆どが水で

溺れそう

溺れたナイフは

錆びる

溺れるナイフは

水中で錆びる

どこまでも

溺れて、溺れて

もう世界から消えてしまって

父に会いたい

生きてる時に

何も言えなかった

言葉を言いたい

愛してた、と

愛してる、と

神の横で寝

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ベアーフット(Bare feet)

ベアーフット(Bare feet)

私の薔薇
美しく
私の世界
悲しく
私の花
逞しく
私の人生
激しく
苦しい
何もかもに
疲れた時
靴を脱いで
花も捨てて
私は立ちたい
還元の海の前に
靴も脱いで
素足になり
ベアーフット(Bare feet)は
砂を感じるだろう
その時私の心は
何を映す
私の愛
あなたの愛
薔薇への愛
花への愛
鳥への愛
自然への
地球への
愛が全てを支配する
愛が全てを狂わせる
正しい道に誘う愛もあれば

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夜

夜だ
夜の真ん中だ
雨が鳴いてる
夜が呼んでる
風が歌う
人のいない世界
夜だ
夜の真ん中で
雨が狂ってる
風で踊ってる
人の知れない世界で
夜はいつも優しいかい
時間は君の味方をしたかい
夜はいつも優しいのかい
時間は過ぎるだけじゃないのか
夜に泣くならば
夜は受け止めてくれよう
時間に頼るならば
時間は見過ごしてくれよう
家の中
寝室の中
そこならば
夜は確かに包んでくれる
安心をくれる
夜は

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最後のキラ

最後のキラ

最後のキラ

初めにするのは
まず深い眼差し
それと
風向きによって変わる
髪の毛の行方

君たちはまだ若くて
なにも怖くない
指の間を風が逃げる速度で
昨日も今日も殺してしまうね

大事なのは
勢いだけだと思いがち
確かにそれも大ありで
お互いなにを求めても
あげれるものなんて
ほんのちょっぴり

君たちはまだ恐ろしい子供で
自分の世界だけしか
認めないのだから
それはそれで、よし

最後のキラ

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