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コラム、語り、解説

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AI画像生成の説明や、好きなアニメや映画の感想、自分語り、様々な解説企画等の文章物の投稿集です。
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2024年1月の記事一覧

第289回、自分がAI画像を販売する理由を考えてみた

第289回、自分がAI画像を販売する理由を考えてみた

今月中にAI画像の販売をしようと思っている物の、一向に終わりの見えない画像の修正作業に、気持ちがやや折れ始めています。
正直面倒くさくて、やりたくなくなっているのです。

生成数が多いからとはいえ、AI画像生成がこんなに手間のかかる物だとは、思いませんでした。
そもそも売れるかどうかもわからないAI画像に人生をかけるなんて、まともな人間のする事ではないのです。AI画像販売なんてやめて、今すぐに普通

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第288回、ゴジラ−1.0は、モノクロ版が完成形だった!!

第288回、ゴジラ−1.0は、モノクロ版が完成形だった!!

ゴジラ−1.0(以降マイゴジ)のカラー版を観て絶賛をしていた自分ですが、モノクロ版も観て来ました。
このモノクロ版は、作品との相性がとてもいいと言う評判だったのですが、成程、観てすぐにそう思いました。

終戦直後の日本が舞台だからこそ、白黒の画像は当時の撮影技術と重なってまるで当時の記録映像の様に見えるのです。
カラーで見るよりも、当時の本物の映像、本当の出来事の様に思える心理的な効果が物凄いので

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第287回、ウィッシュが日本で30億円超えの大ヒットな理由を考えてみた

第287回、ウィッシュが日本で30億円超えの大ヒットな理由を考えてみた

批判が続出して、世界中で大コケをしているディズニーアニメのウィッシュですが、意外にも日本では30億円を超える大ヒットになっているようです。

これもひとえに、自分がブログでしつこい程、この映画の宣伝をして来たおかげではないかと思うのですが、冗談はさておき、この映画が日本でヒットしている理由は、マグニフィコ王の存在が大きいのではないかと思います。

マグニフィコ王の声を、福山雅治が務めていると言うの

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第284回、ルッキズムについて考えてみた

第284回、ルッキズムについて考えてみた

ルッキズムについて語るのは、非常に難しく、また危険な事でもあります。
何が美しいと思うかの美の基準は、人によってそれぞれだし、また外見的な美しさに価値を見出すのは、人間の内面性を見ない低俗な行為の様な流れに社会全体がなりつつあるからです。

しかしそんな社会の風潮に抗うが如く、自分はあえて言おうと思います。
ルッキズムって、そんなにいけない事なのだろうか?と言う事を。

※ここで言うルッキズムとは

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第283回、偽りのユートピア

第283回、偽りのユートピア

トンネルを抜けると、そこは楽園だった。

男は驚いていた。ゾンキューのはびこるこの世界で、ウイルスに感染していない人達が暮らす、平和で社会的な街がまだ存在していた事に。

20XX年、世界を震撼させた新型コロナウイルスによる一大パンデミックは、ワクチンの開発や生活習慣の見直しにより収束をして、世界は一時期、元の
平和な状態を取り戻していたが、ウイルスの突然変異により、感染者が狂暴化して、ウイルスに

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第282回、転機予報

第282回、転機予報

若者は、世界で最もヒットしたアプリを開発した会社に転職した所だった。
生年月日を入力すると、その人の人生の転機を教えてくれる「転機予報」というアプリで、その人の今の転機率を数値で表示してくれるのだ。

このアプリの効果、的中率は、占い系アプリの中でも最高レベルとの評判があり、実際このアプリを様々なビジネスに用いている人も数多くいた。

「転職したての所で申し訳ないが、君には転機予報のヴァージョンア

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第281回、日本T災害対策極秘計画

第281回、日本T災害対策極秘計画

今、政府の人間、いやそれを超越する存在の裏政府の人間が、とある一人の青年をスカウトする為に面談に来ていた。

「君の大学での論文を見させてもらったよ。君は優性思想者だそうだね。
君は世界でも指折りなとても優秀な人なのに、その論文のせいで問題になり何処にも就職を出来なかったそうじゃないか。まあ当然の事だ、今どき優性思想を持つ人間等、普通に考えて危険人物以外の何物でもないのだからな。

いや私は別に、

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第280回、日本のLGBTQ事情を語ってみた

第280回、日本のLGBTQ事情を語ってみた

昨今では、ディズニー作品の相次ぐポリコレとLGBTQの意識の押しつけ感のある作品作りに、観客から批判の声が絶えない状態にありますが、ポリコレはともかく、LGBTQにおいて日本のアニメや漫画ではどうなのかと言うと、実の所かなり昔から、普通に浸透しているのではないかと思います。

同性愛関連に関しては、例を挙げるのも困難な程、女性同士の百合(ユリ)男性同士のBL(ビーエル)という名称で、ジャンルとして

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第279回「君が心をくれたから」の一話感想というか批判

第279回「君が心をくれたから」の一話感想というか批判

自分が嫌いな日本人の精神的美徳の一つに「自己犠牲」があります。

自分を犠牲にして人の為に尽くした時、その人は本当の意味で幸せになれるという物で、多分東洋的な何かの宗教か哲学が関係しているのだと思いますが、自分はこの精神が虫唾が走る程嫌いなのです。

正しいのか正しくないのかとかいう問題ではなく、自分の価値観として受け入れられないので、理論的に自分の正当性を主張するつもりはありませんしこの精神が好

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第278回、幻の〇ィズニープリンセス

第278回、幻の〇ィズニープリンセス

202X年、米国のとある企業で、革新的なヒロインが生まれようとしていた。

「出来た‥ついに出来たぞ。これはきっと、革新的なヒロインになる」

そのクリエイターは、自分の創作したヒロインに興奮を抑えられなかった。
このヒロインが世に出る事になれば、世界をきっと魅了させる事になる。
若者は、そう確信をして、震えが止まらなかったのだ。

ちょうどそこへ会社の上司が、映画の制作状況の確認をしに来た。

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第277回、創作に大切な事は何かを語ってみた

第277回、創作に大切な事は何かを語ってみた

今回は、物語の創作活動、作品に大切な事は何かという事を、自分なりの
意見や考えで語ってみました。

「終わり良ければ総て良し」という言葉がありますが、自分の好きなアニメや漫画が、常に最高の結末を迎えるかと言うと、そんな事はありません。
むしろめちゃくちゃ好きな作品なのに、何でそんな事になっちゃったの?と思う事も少なくないのです。

例えば自分の好きな「エヴァンゲリオン」も、その最終作である「シン・

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第276回、ユートピア問題について語ってみた

第276回、ユートピア問題について語ってみた

ウィッシュをまだ引きずっているのか、今回はSF作品に見られるユートピア問題を語る事にしました。

SFが描く未来社会には大きく分けて、理想社会を描いたユートピアと、退廃世界を描いたディストピアの二種類があります。

自分は混沌とした退廃社会を描いた、ディストピア的なSFが好きなのですがユートピア系の作品には、ある決まった魅力的なテーマがあります。

それは管理された理想社会は、人間にとって幸せと言

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第275回、夢とAI技術に辛辣な意見を述べてみた

第275回、夢とAI技術に辛辣な意見を述べてみた

第一章 -夢-
今月中にAI画像の販売を行う為に、後400枚の画像修正を行いたいのですが連日知人の遺品整理と新番組の対応に追われてなかなか出来ないでいます。

純粋に目的だけに向けて行動を行っていれば、あるいは実現出来る可能性はあるのかもしれませんが、残念ながら様々な欲望、煩悩、事情に阻まられて事が上手く進みません。

夢の事を偉そうに云々語っていた自分ですが、実際の所この有様です。

言うまでも

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第274回、今年の抱負を述べてみた

第274回、今年の抱負を述べてみた

世間では、震災に見舞われている方が沢山おられる中で、下手な発言は出来ない状態ではありますが、年末に震災とは無関係な事で自分の身の回りにも不幸な出来事がありました。

それは創作系の仲間の一人が亡くなった事です。
メンバーとして度々自分も参加をさせて貰っていたコミケサークルの主催者であり、自分が唯一現実世界で、定期的な関りを持っていた人物でしたが、今年のコミケを前に亡くなられてしまいました。

世間

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