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第274回、今年の抱負を述べてみた


世間では、震災に見舞われている方が沢山おられる中で、下手な発言は出来ない状態ではありますが、年末に震災とは無関係な事で自分の身の回りにも不幸な出来事がありました。

それは創作系の仲間の一人が亡くなった事です。
メンバーとして度々自分も参加をさせて貰っていたコミケサークルの主催者であり、自分が唯一現実世界で、定期的な関りを持っていた人物でしたが、今年のコミケを前に亡くなられてしまいました。

世間の認識からすれば、自分達のようなコミケで自費活動をしている人達はクリエイターとしては認められていないのかもしれませんが、それでも彼は彼なりに自分の夢と目標を持って、確実にそれに向かって生きていました。

夢半ばではあった物の、最後まで夢に向かって行動をしていたようでした。

自分達のような人間は、いわゆる世間一般の生き方は、放棄をしています。
家庭を持つ事はとうの昔に諦めていますし、幸せな老後等はあり得ないと、自覚をしています。地獄の老後しか待っていないでしょう。
いやそもそも、老後を迎える事さえ難しいのです。

20代の時に亡くなった友人に続いて、自分は夢に向かって生きる仲間を二人亡くした事になります。
これは自分も、決して人ごとではありません。
いつ自分の身に起きても、おかしくない事なのです。

自分達は人並みに長生きをする事は、もう望んでいません。
ただ一つ、悔いのない様にやりたい事をやり切れたのか、これだけが人生の価値基準でいます。
その人は、やりたい事をやり切れてはいなかった物の、悔いのない人生は、生きられたのだと思っています。

そして自分自身は、どうなのだろうかと思いました。
自分は今日不意に亡くなっても、悔いのない人生を生きているだろうかと。
自分はもう人生に満足をしています。しかし悔いがない訳ではありません。

自分にはまだやり残している事、やっておきたい事があるのです。
そして自分の人生は、いつまでもある訳ではないのです。
ならばいつかではなく、今やらなければ、その機会は永遠に失われてしまうかもしれません。

元より自分の生命線である貯金残高は、今年に入って最終警戒ラインに突入しています。このまま無収入の状態が続けば、春にはさらなる地獄フェーズに突入する事になります。

自分は今、販売を目的にした生成済みのAI画像が、約2000枚あります。
販売タイトル数で言えば、20~30タイトル分にはなります。
そのどれもが、妥協なく研究して来た成果の画像であり、自己満足ではなく商品として自分が欲しいと思えるレベルに達せられたと自負をしています。

写真レベルの画像を修正するスキルも、十分に身に付きました。
画像が売れさえすれば、自分は今後もコンスタンスに、販売出来るAI画像を生成し続けられる自信は持てるようになりました。

問題は、はたして売れるのか?という事です。
自分は自分自身でも自覚をしている、マイノリティーな人間です。
自分の感覚、自分がいいと思っている物が、一般的に受け入れられない事も自覚をしています。
それでも自分の感性を信じて、自分がいいと思う物を信じて、世間に発表をしたいのです。
そしてそれをきちんと、お金という対価で評価をされたいのです。

今から春までが、正真正銘の勝負期間になると思っています。
ここで全く物に出来る兆しが見られなければ、残念ですが自分は一旦、このAIチキチキマシン猛レースから、身を引く事になると思います。

まずは今月中に、AI画像の販売にこぎつけたいと思います。その先のプランも立ててはいますが、まずはこの目標を実現させなければと思っています。

ウィッシュで、夢の問題を云々と論じている場合ではないのです。
自分は自分の人生で、自分の夢に立ち向かわなければならないのです。

ただ一つだけ言うならば、夢は決して誰もが持つべき素晴らしい物だとは、言えないという事です。
夢は時に人生を狂わす、呪いでもあります。
その呪いを背負う覚悟がある物だけが、夢を持つ事を、夢を口にする事を、許されるのです。

もとい許し等は、どこにもありません。
ただ己が呪いを背負って、生きるのみなのです。

特に意味はないですが、自分の勝負画像でもある、サイバーパンク少女達です。

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