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教育を市民の手に取り戻す
<子どもたちこそが地域を救う(京都新聞2016年寄稿より)>
これは今から3年半前に、京都新聞南丹支局より依頼があり寄稿した文です。備忘録的にここに改めて掲載しようと思う。
当時、まだデンマークとの交流を始めた最初の年で、地域の重鎮からは「なんでデンマークなんや」や「なんもデンマークなんかより美山の教育はいいんやぞ」という、なにをいまさらよその国に倣わないといけないのかという論調が、ぼくにあびせか
周辺の小学校との交流授業
現在、娘が通っている和合小学校は1年生から6年生まで揃っていますが、全校生徒9人と長野県内で生徒数が一番少ない小学校です。小さな学校であることは、先生の目が行き届き、異年齢の子どもたちの関わりが自然と生じるなどの良いところもありますが、例えば少人数ゆえに大人数でやる球技やゲーム、多種多様な意見を交わす機会というものは、必然的に不可能になるというデメリットもあります。町では、少ない人数でのデメリット
もっとみる校長先生!まず廃止するのは『サッカー部』でどうでしょう!
文部科学省は、公立学校の教員の時間外勤務の上限を月45時間、年360時間とするガイドラインを策定する見込みです。
公立学校の教員は給特法により時間外手当が支給されないので、「サービス残業を国が認めるようなものではないか」という至極真っ当な指摘が既になされています。当然、ガイドラインの策定で終わってはダメで、長期的には「時間外勤務ゼロ」または「時間外勤務手当の支給」のいずれかを国として目指さなけれ