見出し画像

親が「早く結婚しろ」うるさい!どうすればいい?

「早く結婚しなさい!婚活はしてるの?」

「子どもはまだなのか?いつ産むんだ?」

「結婚して子供を産んで一人前!」


皆さん、驚きかもしれませんが、令和の時代になっても↑こういう事を言い続けて子を潰そうとする親って存在するんですよ。

割とこの手のお悩み相談を受けることがあるのです。

私は東京生まれ東京育ち海外が多かったので社会人になるまで知らなかったのですが、特に日本の地方の田舎だと未だに結婚して子供を産むのが普通と考える親世代がいるようなのです。


このような方には、以下のようにアドバイスしています。

①まず冷静に合理的に「結婚は考えてない」理由と根拠を説明

②冷静に話しても理解してもらえない場合は「毒親」認定する

③「結婚しろ!」とうるさい状況が続くなら距離を取る



頭の固い親はなぜ「結婚しろ」「子ども産め」とうるさいのか?

そもそも、親が「早く結婚しろ」とうるさいのは、親の考えや信念が古い時代の価値観に固定化されていて、"本気で"結婚することが子供の幸せになると考えているためです。

悪意は無く本気で子供のためを思って言っているからこそタチが悪いのです。新興宗教の信者が本当に人のためになると思って、入会を他人に勧めてくる(勧められる側は迷惑)のと同じだと考えてください。

そこで、貴方が最初にすべきことは、まず冷静に合理的に「結婚は考えてない」理由と根拠を説明することです。

貴方が柔軟性や寛容さを持ち丁寧な説明をすることが大切です。古い考え方を否定するのではなく、双方の違いを認め合い、共存する姿勢が必要です。


昨今、結婚に限らず、親の古い考え方と現代の価値観が衝突する場面が増えています。この葛藤の背景には、時代の変化による社会や技術の進歩、価値観の多様化などが挙げられます。親の古い考え方が様々な形で子どもや若者に影響を及ぼし、それが現代社会でのストレスや葛藤の一因となっているのです。

一つの理由として、親の古い考え方は過去の経験や価値観に基づいており、それが現代の変化に対応できないことがあります。例えば、仕事や学校、人間関係など、時代の流れに即した判断や行動が求められる現代社会において、親の古い考え方が子どもたちの自己実現や生き方に対して制約を与えることがあります。

このような葛藤を克服するためには、まずは双方の理解と対話が重要です。親は過去の経験や価値観に基づいて子どもを育てようとする一方で、子どもや若者は新しい価値観や考え方を取り入れることで、より豊かな人生を築くことができます。


親とのコミュニケーションを円滑に保つために、自分の気持ちや考えをしっかりと冷静かつ論理的に伝えることが重要です。素直に感じや考えを伝えることで、親もあなたの気持ちを理解しやすくなります。

また、親に対しては、自分のライフプランや将来のビジョンをしっかりと伝えることも効果的です。親が何を求めているのか理解し、自分がどのような生き方を望んでいるのかを率直に話すことで、双方が理解しやすくなります。このようなコミュニケーションを通じて、お互いが尊重し合い、理解し合うことが大切です。

また、親との関係を円満に保つためには、感謝の気持ちを忘れないことも重要です。親はあなたの生活や幸せを願っているからこそのプレッシャーをかけることがあります。その思いに対して感謝の気持ちを持ちつつ、自分の意見や希望を伝えることで、お互いがより良い関係を築くことができるでしょう。

親との価値観の違いや意見の対立が生じる時は、冷静に話し合い、お互いの立場や考えを尊重することが重要です。一方的な主張や攻撃的な態度では、問題は解決しません。お互いに理解し合い、解決策を模索する姿勢が大切です。


客観的な議論で理解してもらえないなら「毒親」。説得は無理と判断する

冷静に合理的に議論しても、親が納得せず考え方を変えようとしないならば、もはや説得は無理と判断しましょう。

キツイ書き方をしますね?

貴方の親は頭が悪いため、思考の柔軟性が足りないのです。頭の良し悪しはどうしようもないので、説得は無理なのです。そのように考えてください。


キッチリと論理を組み立てて客観的事実とデータと科学的根拠を突き付けて解説しても納得せず、根拠を伴わない反論や論点ずらしをしてくる人っているじゃないですか?アレと同じだと思ってください。

これだけデータを正しく見る力やファクトの重要性が語られる世の中になっても、残念ながら未だに感情と思い込みで物事を語る人は存在するのです。

ファクトやデータを正しく見て、事実に基づいて自分の中にある古い考え方や間違ったバイアスを正しくアップデートするのには、実は高い知能が必要なのです。保守的な考え方と認知的柔軟性には相関があることが知られているのです。


そして、説得が無理と判断した瞬間から「毒親=自分の敵」という意識を明確に持ってください

いまどき職場で上司が「結婚はまだか?」なんて言ったら、完全にハラスメントでアウトですよね?貴方は今それと同じことをされている自覚をもってください。

平気でハラスメントや人権侵害の行動を行うヤバイ親であるという認識を持つことが大切です。


一番ダメなのは、親の意向に流されて親に依存し、根拠もないのに自分の考え方を変えてしまうことです。その先には不幸しかありません

結婚という行為は、一つの節目であり、多くの人々にとっては人生における重要なイベントです。親の期待に応えるために結婚する場合、その幸せの程度は必ずしも保証されるわけではありません。他者の期待や社会の価値観に縛られすぎることで、自分自身の幸せを見失う可能性もあるのです。

親からの期待に応えることは、家族や社会からの承認を得るためには重要な要素であることは間違いありません。しかし、そのために自分自身が抑圧されたり、本来の幸せを見失ってしまったりするのは本末転倒。

結婚は単なる形式的な関係ではなく、互いの人格や生活スタイルが結びつくことで成り立つものです。親の期待に応えるために無理やり結婚してしまった場合、それが本当に自分の幸せにつながるかどうか冷静に考えてみてください。

幸せになるためには、まず自分自身が何を求め、何を大切にするのかを考えることが欠かせません。親の期待に応えることがその答えである場合もあれば、自分の幸せを優先することが正しい道かもしれません。自分の人生において何が本当に重要なのかを見極めるためには、客観的な視点で物事を冷静に判断することが必要です。


結婚しろうるさい親からは距離を取る

そして、このような親からは、早めに距離を取ることが大切です。

①実家暮らしの人は一人暮らしを始める

②実家に帰る頻度や連絡の頻度を徐々に減らす

といった、具体的な行動を取っていきましょう。

特に地方の田舎住まいの方は、親だけでなく親戚や近所のオジサンオバサンも古い考え方の老害であるケースもあるでしょう。とにかく地方を離れて、東京や大都市に移住することをオススメします。残念ながら田舎にいても良いことは何もありません。


毒親から距離を取ることは、自己防衛を強化するために非常に重要な一歩になります。

毒親からの影響を受け続けることは、その子供の自己価値感や自己肯定感を傷つけ、健康な精神を形成することを阻害します。そのため、毒親から距離を取ることは、自らを守るために必要不可欠な手段となります。 毒親との関係性を断つことは、心の安定や自己実現のために欠かせません。

毒親からの否定的な言動や過度な干渉が続く状況では、子供は自分自身を見失い、自らを守る力を失ってしまいます。距離を取ることで、毒親の影響を受けずに自己を確立し、自分の人生を主導することが可能となります。

しかし、毒親からの距離を取ることは容易な決断ではありません。心理的な束縛や親子間の葛藤が深く入り組んでいるため、自己防衛のための一歩を踏み出すことは困難な場合も少なくありません。このような状況であっても、自分自身を守るために必要な措置を講じることが肝要です。

毒親から距離を取るためには、まず自分自身の心の安定を重視することが不可欠です。心の安寧を確保することで、毒親との関係性における負の影響から解放され、自己を取り戻すことが可能となります。


自己を守るためには、明確なコミュニケーションと境界設定が欠かせません。毒親との関係性において、自分の意見や気持ちを適切に伝え、自己の尊厳を守ることが重要です。境界設定を行うことで、毒親からの攻撃や侵略を防ぎ、自己防衛の健全な基盤を整えることができます。

その上で、毒親から距離を取ることは、自分自身を大切にするための積極的な行動と捉えることが重要です。自分の幸福や健康を守るために、毒親との関係性を見直し、必要な場合は断つ決断を下すことは理にかなった行動です。

自分を守る意思を持ち、毒親との関係から離れることで、自己防衛を強化し、心の平穏を取り戻すことができます。

結婚願望がないのに親からの圧力に悩む状況は決して簡単なものではありませんが、自己認識を深めて、より良い解決策を見つけることができるはずです。

決断を下すことは困難かもしれませんが、自己の安定と幸福を考えるならば、その一歩を踏み出すことが不可欠です。

自己防衛のために適切な措置を講じていきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?