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【SLAM DUNK GI】56話「VS大楠雄二?」
中道紡希監督は桜木花道を中心に攻めると指示を出した。
「花道中心、、、、、よし。」宮城
「りょーちん!!」桜木
宮城からゴール下ポストに入って桜木へ、マッチアップはべノン。
「山王の丸男の時はスピードと動きの量で勝ったが大丈夫か?」野間
「アメリカでの成果を見せてもらおうか?桜木」花形
「やっぱな(笑) そうはパワーじゃ負けねーよ。あいつは。」水戸
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桜木、べノンとのパワー勝負も負けずに振り向き、ジャンプ。
「ニホンジンデモ パワー、スピードアルネ!?」べノン
「よーーーし いけーー!!」高宮
「花ちゃん!!」紡希
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回想
デサフィアンテ開催、一週間前、桜木、紡希、桜木軍団は、バスケリングのある公園で汗を流していた。
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「花道 あちいよ、、帰ろうぜ。」高宮
「あっ? なさけないぞ 高宮。少しは運動しなさい。」桜木
「花ちゃん!? 片手でボール掴めるの?」紡希
桜木は片手でボールを掴んでいる。
「ああ 昔からだ バスケ始める前からだ。」桜木
「紡希ちゃん こいつのバカ力は昔からなんだ!」野間
「すごい! すごいよ! 女子じゃ絶対無理だよ!!」紡希
「ボール掴んだままダンクしようとしてボードに頭ぶつけてなかったっけ?」水戸
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「そんなこともあったな。しかし天才バスケットマン桜木は常に成長している!今なら、、、」桜木
桜木はボールを片手で掴んだままダンクをしようと走りだそうとした時、
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「ちょっと待った!」紡希
「なんだよ! せっかくスラムダンク見せてやろうと思ったのに。」桜木
「その力、バスケに活かせるはずだわ。
うーん。」紡希
「活かす?ボール持って走ったら反則だろ?」大楠
「バスケ始めてからはドリブルだのパスの基礎をすみっこでダムダムやらされたからな。ルールを覚えることに必死だったからな。反則技しちゃいけないと思ってたからな。」桜木
「うーん、 そうだ!思いついた! 花ちゃん パス出すからダンクしてみて!」紡希
そういうと紡希は、桜木のパスを出した。桜木はドリブルしダンクに向かいジャンプした。
そしてリングにたたきつけようとした瞬間、
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「花ちゃん! パス!」紡希
直前にパスに切り替え、紡希はレイアップを決めた。
「なんだよ!? 直前に。せっかく天才バスケットマン桜木のスラムダンクを、、。」桜木
「まだわかんないの? じゃ えっと一番背が高いのは雄二君ね。雄二君、ディフェンス入って花ちゃんがダンクきたら本気で止めちゃってください!」紡希
「えっ俺? まぁいいか 花道 止めてやるぜ!」大楠
「おめーには100年はえーぜ!」桜木
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紡希はゴールと大楠を背にした桜木にパス。桜木はゴール下の押し込みターン。
ダンクへ向けてジャンプ。
そして前回同様、リングにたたきつけようとした瞬間、
「花ちゃん! パス!」紡希
「オイオイ! またかよ!?」桜木
直前のパスに切り替え、紡希は再びレイアップを決めた。
「おい!? 何で邪魔すんだよ!?」桜木
「まだわかってないみたいね、、、、。雄二君、ちょっと、、、、。」
紡希は大楠に耳打ちをし、指示を出した。
「花ちゃん! もう一回いくよ!」紡希
「よーーし! 花道 次はやられねーからな!」大楠
「フン」桜木
桜木、三度目のターンからジャンプ。
大楠は全力でダンクをブロック。
「花ちゃん!」紡希
大楠は紡希の声と同時にパスを全力でブロックに入る。
ボール片手にダンクの体勢の桜木だが紡希の声に反応しパスに切り替えようとする。
「(大楠がパスを読んでやがる。)」桜木
「(三度目だからいくら素人でも読まれるぜ)」桜木
「おらよ!!」桜木 「バン!」
紡希にパスしようとしたが大楠に読まれ、ダンクを決めた。
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「ナイスシュート! ね? 花ちゃん わかったでしょ?」紡希
「ああ 天才だ。」桜木
「・・・・・」紡希
紡希は苦笑いをした。
続
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