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【SLAM DUNK GI】135話「嵐の前の静けさ」


「シンイチはPGだな! 連携の確認だ!」ジャック


大会前日に牧紳一が合流


「シンイチ、パスのタイミングもっと早くてもいいぜ。」アレックス

「ナイス! リバウンド! シンイチ!」エリック

「じい! パーース!!」桜木

ペネトレイトが通用するかが俺のスタイルの胆だ。」牧


「よーーし あがるぞ! シンイチ、ハナミチの家に泊まれ。」ジャック

「何!? じい。きいてねーぞ。」桜木

「さあな。安西先生にはそう聞いてるぞ。」牧

「オヤジめ、、。しかたねー仕事、手伝えよな。」桜木

「いいだろう。」牧


ジャックのバーで働く桜木、この日、牧はボーイとして英語を使い、日本とは違う光景を堪能した。

「お疲れさん。シンイチ! よく働くな! 明日は大会だ。よく休めよ。」ジャック

「サンキュー。ジャックさん。」牧

「そうだ! このお礼に大会後、サーフィンでも行くか!?」ジャック

「いいですね! アメリカの波、どんなもんだ!?(笑)」牧

「スケールが違うはずだ! サーフィンもバスケもな!」桜木

「ほう。やってやるぜ。」牧



そして、帰宅した桜木と牧は眠る前に少し話した。


「日本はどうだ? じい。」桜木

「どうだかな。」牧

まあ見てろよ。そのうちまたこの天才バスケットマン桜木の恐ろしさを再び全国に教えてやるぜ。」桜木

「天才バスケットマン桜木の恐ろしさは知らんが、、、、、。お前に教えてもらうこともあるのかもな。まぁ高頭監督もそういうマインドに触れるのも悪くないと言っていたからな。明日は楽しみだぜ。」牧



大会当日、各国の参加チームが集結。


なんか去年より多くねえか?」桜木

「大会の認知度も上がって規模が大きくなっている。お前ら日本人がここにいることが何よりの証明だろう?」ジャック

「それもそうだな。」牧



大会の初日は予選リーグが行われ、2位まで翌日のトーナメント戦に進出できる。万を持して初戦に入る。


「シンイチ 固くなるなよ。」エリック

「どんどんパス回してくれ! 決めてやる。」アレックス


「試合は、、、まだですか!?、、、。」牧



入念なウォーミングアップ、ハングリー精神剥き出しの汗は牧のルーティンでもある。


牧は初の海外の公式戦のコートに立つ。
リズム、リーチの違いに戸惑うものの、徐々に本来のプレースタイルを披露する。
得意とするペネトレイトから自らゴールを決め、勝利に貢献する。

「シンイチ ナイスプレーだ。さすが日本代表に選ばれただけあるぜ。」アレックス

シンイチが日本で何て呼ばれていたか知っているか? 帝王、ダンプカーだ!」ジャッ

「ダンプカーか!? いいよ。そのパワーは活かせる。」アレックス

「いや、日本のダンプカー、、、。まだまだですよ。じゃなきゃここに来ていない。」牧



牧は満足していなかった。とにかく何かを吸収しようと会場の空気、他国の選手のプレー、他国のスタイル等、目を光らせていた。


「ジャックさん。あそこのチームは、、、どこの国のチームですか?」牧

「なんだ? じい。びびってるのか!?」桜木

いや、身体能力がずば抜けている。」牧

「ああ そうか!?」桜木

アフリカ系だな。近年、NBAにも進出し選手育成学校を設立している。アフリカ人特有のバネが魅力だ。かつてNBAで活躍した選手はセンターが多い。身体能力が魅力だ。」ジャック


そして、対空時間の長いジャンプでダンクを決めるアフリカチーム。



「ガンッ!?」


「おお すげーな!」アレックス

「NBAも興味がわくわけだな。」エリック

アフリカ人の身体能力、、。俺たち日本人とはまるで特徴が違うってことだな、、、?」牧

「フン。」桜木


ダンクを決めたのは、アフリカ系黒人、アフロヘアを特徴とする長身選手だった。
ダンクを決め自陣コートに戻る際、そのすれ違い様に、牧、桜木に言い放つ。


「アフリカ人??  そうなの??」

「!?」

「日本語??」牧

「・・・どういうことだ? どー考えても日本人じゃねぇ」桜木

「心外だね。」



ディフェンスではブロックし、そしてクロヒョウのごとく走りその凄まじい速攻でレイアップを決める。


日本人と対戦するの、久しぶり。 いつぶりだろう? あっまだわかんないよね。せいぜい勝ち上がってきてよね。」


そう言い残し、牧、桜木のもとを去っていった。


「桜木、、。」牧

「ああ じい。最初から負けるつもりはなかったがこれで勝つしかなくなったぜ。」桜木

「ああ 誰だか知らないが、どうやらただものじゃないようだ。」

「アフロめ、、。」桜木

外国人だろうが、日本人だろうが、負けていい理由にはならねよな。」牧

「じい。燃えているか?」桜木

ああ お前は燃えていないのか?」牧

「ふっ 愚問を。」桜木

俺たちの試合はじまるぜ。」牧

「売られたケンカは買う。」桜木


牧紳一、桜木花道は、未知の存在を前に闘志をみなぎらせ、予選リーグを突破したのだった。

翌日に決戦を控えた両者はまるで嵐の前の静けさのように妙な緊張感を走らせるのであった。


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