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【SLAM DUNK GI】134話「アメリカ流の挨拶」


アメリカで武者修行中の桜木花道

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4月1日が誕生日の桜木が23歳になる少し前、ここアメリカで新たな才能の発掘を目的とした大会が開催される。


北中米、アジア、ヨーロッパ、アジア、アフリカ問わず、プロ入りを目指すバスケットボーラ―が集結する。

そして日本からCBAリーグのオフシーズンを利用して牧紳一が参戦する。


チームの監督を務めるジャックが集合をかける。


「よーーし、大会は明日だ。実は今大会に安西の推薦で日本人選手が参加することになった。」ジャック

「何!? 日本からだと?」桜木

名前は、シンイチ・マキだ!」ジャック

「牧、、、、。あーーーじいか?」桜木

「何だ? ハナミチ 知り合いか?」エリック

「ああ 神奈川NO1プレーヤーと言われた、、、、、ノーノー!! NOだ! じいを認めたことになる!」桜木


「何だ? 強いのか?」アレックス


エリックとアレックス、

エリックはゲームキャプテンを務め、アレックスはテクニックに奏でた仲間である。


「シンイチ・マキ。日本代表にも招集経験があるグッドプレーヤーだ。今日、到着予定だ。」ジャック

「日本代表だと!? ほう。じいもなかなかやるじゃないか。まあ日本にはこの桜木がいないからな。はーはっは(笑)」桜木


「お前が日本にいても、変わらせんわ。桜木、相変わらずだな。」牧

「じい!?」桜木



牧がアメリカに到着した。
そして英語で挨拶する。


マイ ネーム イズ シンイチ・マキ ナイス トゥ ミーチュー」牧


旅行会社である本田トラベルの社員である牧は、そこそこ英語を習得しているのである。


「おー到着したか。よろしく シンイチ。」ジャック

「いい体格してるじゃないか!」エリック

「よろしくお願いいたします! 短い間ですがお世話になります。日本では体験できないものを学ばせていただきます。」

「じい! 久しぶりだな! 早速、勝負するか!? 時間はないんだろ?」桜木


桜木が再会も間もなく、勝負を仕掛ける。


「ふっ(笑) そうだな! アップも必要だ。桜木、お前がどんな成長しているのか見てやるよ。」牧

「愚問を(笑)」桜木

「よし! シンイチの挨拶代わりにプレーを見せてもらおうか!?」ジャック


桜木と牧の1ON1が始まった。
アメリカで腕を磨く桜木と調子を落としている牧、攻めあぐねる。


「桜木! アメリカで遊んでるだけではないようだな?」牧

「フン! じいこそ ぬるま湯に浸かってたんじゃねーのか?」桜木

「ふっ 言ってくれるな。」牧


牧、持ち前のスピードで抜き1ゴール。


「あーー! くそ!?」桜木

「速い!」アレックス

「シンイチ・マキ やるな。ディフェンスはどうだ? ハナミチは高いぞ。」エリック


桜木の攻撃ターン。


「お前に俺が抜けるとは思わんがな。」牧

「なめるなよ じい。」桜木

「抜いた!?」ジャック


牧を抜いた桜木がダンクへ。


「甘い!!」牧

「高い!! ハナミチに引けを取らない!」


抜かれかけた牧だがブロックを成功させる。



「だー! くそ!」桜木

「お前には、まだまだ決めさせない(笑)」牧

「・・じい もやるじゃないか。」桜木


牧のプレーを見たアレックスが声をかけた。


「ヘイ! シンイチ やるな! 俺もやろう!」アレックス

「アレックス! じいにアメリカ流の挨拶を見せてやれ!」桜木

「OK! ハナミチ。 あれな!?」アレックス

アメリカ流の挨拶?」牧


アレックスの攻撃ターンからスタート。アレックスの得意なプレーは卓越したテクニック、ボールハンドリングとキレ。

そう桜木が初対戦の時、崩されたアンクルブレイク


「速い! 俺の速さとは別の速さ?」牧

「おっと!? あぶねー やるな シンイチ!」アレックス


牧のスティールではじくもののマイボールには出来ず、アレックスの攻撃は続く。そして小刻みな動きとキレのあるターンを繰り返し、

牧をも崩す。



「うっ!? このキレ味!」牧

アレックス得意のアンクルブレイクが決まる。

「どうだ? じい。この天才バスケットマン桜木でさえ 最初やられた。気にするな!」桜木

「ふっ 面白い。せっかくアメリカに来たんだ。こうじゃなくっちゃな!」牧

「よし! 明日が大会だ! シンイチ! 連携も確認するぞ!」ジャック

「イエス!」牧


牧紳一と桜木花道の日本人コンビで、世界各国のプロ入りをもくろむ強者を迎いうつ。


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