記事一覧
ポスト(アンチ)『俺ガイル』ってなんだろうね(ラノベ短評まとめ)
サボりすぎたね。とりあえず続けます。変なタイトルつけちゃったけどこの話してるの冒頭の2つだけです(おい)。まあ、そんな感じでよろしくでーす☆
弱キャラ友崎くん Lv.11
著:屋久ユウキ
待ちに待った新刊。前回日南葵の過去に立ち入り始めて、おもろいじゃねえか……つってからだいぶ時間が空いたので楽しみにしていました。感想としては疑いなく傑作だ!と言いたいところなんだけど……細かい部分がどう
伏見つかさ先生ありがとう!!!!!!(読んだラノベ短評まとめ)
今年はとりあえず試験的にラノベの短評を書いていくことにしたい。年間だいたい5〜60冊は読んでいるはずなので、まぁそれなりにいい練習になるだろうという気もする。
というわけで直近で作品たちから。500字/作くらいでやっていきたいですね。年明けサボってたせいで全然読めてないけど……。
①負けヒロインが多すぎる!6
著:雨森たきび
いま一番ラノベらしいラノベだと思います。そもそも負けヒロイン
旅行記(兼聖地巡礼まとめ)
12/20〜30にかけてもろもろの幸運がありフランス・スイス・イタリアに旅行に行きました。まあ具体的には往復の飛行機がそこそこ安く、友人が留学中で寮に泊めてくれるというので比較的というかかなり安価に(もちろん学生身分には高いですが……)行ける感じだったので忘備録的なものとして以下にまとめさせてください。情報が錯綜してアフガニスタンに行ったことになってもいましたが、行ってないです(断言)。
12/
『レプリカ』Vol.2 試し読み
※本記事はC103二日目ネ48bで頒布される『レプリカ』vol.2に収録されている「語られないものを語ることーー「メタ・自意識」についてのおぼえ書き」の冒頭部分(はじめに&第1章)です。
『レプリカ』全体についてはこちらをご覧ください。どれも非常に面白い内容です。よろしくお願いいたします。
はじめに
比企谷八幡とは結局のところどのような人物なのだろうか。ごく一般的な観点から言えば、彼はまず
文フリで出るもの ほか
お前ら文学してるか〜?!おれはしてません。しかし文学フリマには出ます。どういうことだってばよ。
そういうわけで来週開催の文学フリマ東京37で色々参加しているので、近況報告含め告知させてください。
①「もえけん‼︎」(た-26)
いいですね、「けいおん‼︎」っぽくて。
大阪大学萌研究会さんの会誌「もえけん‼︎」に座談会とツンデレの歴史をめぐる論考?エッセイ?で参加しています。前者は萌え調
アニメアワード2022(審査員1名)
さあ始まりました、今年最も良かったアニメを決めるオタクアニメアワードのお時間です(本当は去年も書こうと思っていたのですが、ほとんど書き終えたところでデータが消滅して心が折れました)。
なお昨年と一昨年の結果はこちらです。
今年僕が見た作品はこのスレッドを参照してください。
(大体冬10本くらい、春15本くらい、夏20本くらい、秋15本くらい)
以下、ルールと選出するものです。
新規ヒロイ
「艦これ」回顧録 ~艦これボーカルについて~
※本文は京都大学艦これ同好会会誌「提督たちの航海日誌7」に掲載したものを編集したものです。NF(京都大学11月祭)にも出展しているそうなので、ぜひ足を運んでいただければと思います。
はじめに
皆さんは「艦これ」のどこがすきですか?カスみたいなギミック複雑なイベント海域攻略やクソ面倒な札制度達成度のある縛り、アホみたいなボス耐久強大な敵を倒したときの快感、ほとんどパチンコみたいなバトルシステム
文フリで出るものなど
11/20開催の文学フリマ東京で出ている、寄稿しているものについてのご紹介などです。なんか4つくらい出るらしいです。よろしくお願いします。
①「青春ヘラver.5」
(まちかね祭からですが)『青春ヘラ ver.5「インターネットノスタルジー」』に「ノスタルジーとか言うけど、結局お前らが変わっちゃっただけじゃん」が掲載されています。ほのぼのエッセイです。多分。艦これとかボカロとかの話をしています
激論!ドーなる?!令和ニッポンの「エモ」至上主義(後編)
(前編はコチラ)
本文は「大阪大学感傷マゾ研究会」で頒布されている『青春ヘラver.4「エモいとは何か?」』に掲載されている、箱部ルリ・舞風つむじ『「エモ」の神話を解体する-質問調査と機械学習による「エモさ」の抽出-』の調査結果をもとにした討論です。
~前回のあらすじ~
今年6月に開催された【エモ座談会】。
最初に箱部による【エモ機械学習】の結果が示された一方、
後半は舞風が提唱する「
「負けヒロイン」と「萌え」についての試論
※本文は早稲田大学負けヒロイン研究会会誌「Blue Lose」に掲載されたものの一部を改稿してあります。
「負けヒロイン」という言葉がある。一般的に使用される際の語義としてはラブコメジャンルにおいて主人公と結ばれなかったキャラクター一般を指すが、彼女らのなかでも特に我々の琴線に触れたキャラクター(この中には主観的判断を含むであろうが)達を総称することが多い。その意味で、「負けヒロイン」という言葉
『明日ちゃんのセーラー服』についてのあれこれ
はじめに 『明日ちゃんのセーラー服』がものすごく良かったという話がしたい。話がしたいのだが、この作品の良さを文字にしようという試み自体がもはやナンセンスなのだと思う。『明日ちゃんのセーラー服』とはそういう作品だった。
おそらく、見た人の間に生ずるコミュニケーションでしか『明日ちゃん』そのものは語れない。なぜならあの作品は彼女たちの日常を断片的に、記録映画のように、記したものに過ぎないからだ。もち
「欲望年表」をつくる
千葉雅也著『勉強の哲学』において取りざたされている「欲望年表」を友人が作っており、「お前も作ってみてくれ!」と言われたので作ってみる。ちょうど自分のゼロ年代からテン年代にかけての史観にもつながるのではないかと思う。友人のものはこちら。↓
なおこれほど知的な感じではないことは、あらかじめご了承いただきたい。
あとこの分類だとゲームがかなりわかりにくいのでとりあえず省く。いつか追記するかも。
①
二次オタは青春ヘラの夢を見るか?
冒頭の画像はめちゃくちゃ迷った末、僕を取り返しのつかないオタクたらしめた女こと西木野真姫さんの、僕を取り返しのつかないオタクたらしめた一枚にしました。
はじめに 僕はいま、百年ぶり(大袈裟)に「二次オタ」という言葉を使った。それは今は亡き文化のことを懐古したかったからだ。「萌え」、「二次元」、「キモオタ」。こうした言葉が死語として消えていく度に、僕たちの居場所は狭くなった。「オタク」という言葉は
追伸、樋口円香様‐G.R.A.D.を終えた現在地‐
どうもつむじです。前回言った通り、気合入りすぎて20000字近くになったので、さらに二分割しました。自分でも笑っております。SSも書きたいのに全然進まないですね……。SSのリンクは最後に貼っておくので良かったら読んでください。
ここではようやく、円香の救済について語っていきます。今回こそ終わらせます。いやマジで。
前々回↓
前回↓
〈注記〉
この記事は、題名にもある通り樋口円香G.R.A.