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基礎合奏としてのロングトーン練習について考える(ラッパの吹き方:Re)

以前違うサーバーで書き続けてきた音楽とトランペットに特化したブログ「ラッパの吹き方:Re」。最初のほうの記事を久しぶりに読み返したら、今とだいぶ違う考えで書いてあることに気づき、このままにしておくのがイヤだったので、ここnoteに加筆修正したものを隔週土曜日に掲載しております。

毎日毎日楽器を吹きながらああだこうだと考えて、たくさんの方のレッスンをしていくと、どんどんアップデートしていくために自分の考え方や実践方法はかなり変化しています。決してデタラメでやっているわけではありませんので、ご了承ください。

そして先日公開したのはこちらの記事です。

基礎練習の要のひとつ、ロングトーンについて数回にわけて書いております。上のリンク作にはその前の記事である1と2も読めますので、ぜひ併せてご覧いただけますと幸いです。

さて、この記事で紹介したのは、吹奏楽部などでは頻繁に行われている「基礎合奏」を中心に書きました。
合奏形態で基礎練習をする習慣が吹奏楽にはありまして、その中でもロングトーンは多くのバンドが取り上げている練習です。

しかし、多くの場合、いつも同じスタイル、いつも同じ調性で行うために、上級生になると徐々に惰性、習慣、感覚的に吹いてしまい、本来の目的が薄れてしまうこともよくあります。
そしてもうひとつ問題なのが、打楽器パートをどのように位置付けるか、という点。経験則ですが多くの場合打楽器パートを単なるメトロノーム代わりとして扱ってしまう場合があり、あまり良い状態ではない、と個人的には感じます。

また、これはある意味仕方がないのかもしれませんが、部活動での基礎合奏というのは顧問や指導者がいない場面で部員たちだけで実践することが多く、的確なアドバイスや問題点を見抜くことができずに単なる流れ作業や先輩からの解決策が含まれないキツいダメ出しになっていることがあります。

さらには部活動の活動縮小や地域移行、部員の減少などで思うようにできないなど問題点は多いです。

そんな中、きちんと成果を上げるためにどのようなことを心がけ、どんなスタイルで実践すると良いか、自分なりの提案をしてみました。ぜひ記事をご覧ください。

こちらのマガジンでは、これまで加筆修正した新しい記事がすべてご覧いただけます。ぜひ練習のおともにご利用ください。


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。