とんば

26年大企業でOLをした後、乱高下を繰り返して今は安定低空飛行中。 溜まったものを時々…

とんば

26年大企業でOLをした後、乱高下を繰り返して今は安定低空飛行中。 溜まったものを時々排出します

記事一覧

ヤバい孝行(故事)

昔どこで習ったのか定かではありませんが、あまりにも「これはさすがに…」と、記憶に刻まれたヤバめの親孝行故事がこれです。 『老莱子は、両親によく孝行した人物です。…

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1年前
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悪(あく)について

映画「ロード・オブ・ザ・リング」見すぎの中、「鎌倉殿の13人」の中で北条義時がどんどん「悪」になっていくのを見て、悪について考えました。 悪からイメージするもの…

とんば
1年前

悪人(役)がいてくれるから、私たち庶民は善人面していられるのだなぁ

とんば
1年前

メモ
ガンダルフの台詞

サルマンは偉大な力だけが悪を封じられると考えているが、わしの考えは違う。大事なのは些細な事だと気づいた。普通の人々の日々の行いが闇を追い払うのです。思いやりや愛情が。

とんば
1年前
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こんな社会がいい(2022年8月時点)

無職になって時間があるので、ラジオやネットで社会について考える時間がめちゃめちゃ増えています。 終戦記念日でNHKで特集番組がたくさんあって、それも片っ端から視…

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1年前

吉村昭の平家物語(俊寛)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。 鬼界ヶ島に3人流されて、俊寛が取り残される話ですが、赦された2人と俊寛との違いを吉村昭はあちこちに表して…

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2年前
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吉村昭の平家物語(摂政 藤原基房)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。 摂政、藤原基房は物語のはじめの方で、重盛の次男資盛とトラブルを起こしたエピソードがありました。平家が調子…

とんば
2年前

吉村昭の平家物語(成親)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。 鹿の谷の謀叛計画がバレた時のそれぞれの動きが興味深い。人は不安によって残酷になるんだなと思わされます。一…

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2年前

吉村昭の平家物語(祇王)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。 昔読んだイメージとは違い、随分と世俗的な話だと感じました。まずは祇王の母親とぢについて、これはまた酷い毒…

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2年前

管理職と管理監督者は違うってことを知らない人は知らないし、知ってる人も知らないふりをするか、世の中そんなものと諦めてる。
誰も従わない法律ならないのも同じだ。

とんば
2年前

目立たない女

背も高いし、多くの人の前で話すし、オレンジ色の服を着るし、50歳で出産するし、目立つべき職業に就いているのにあんまり目立たない女。 もしかしたら、政治家というのは…

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2年前
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めんどくさいは全てに勝つ

仕事をしていてぶつかる壁の中で、私がぶつかりがちな壁は、『現状維持一択勢』だったような気がする。 長い期間にわたり、現状維持は下降だとか、ゆでかえるがどうしたと…

とんば
2年前
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鼠径ヘルニア

父が鼠径ヘルニアという病気になった。調べてみるとありふれた病気らしい。病気にかっこいいも悪いも無いけど、何となく隠したくなるタイプの病気なのか、今まで一度も聞い…

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3年前
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差別とか平等とか

私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。 キング牧師の演説…

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3年前

NHKスペシャル 映像の世紀 第9集 ベトナムの衝撃

昨日、録画しておいたNHKスペシャル 映像の世紀 第9集 ベトナムの衝撃を見た。ちょうど私が生まれたころに、ベトナム戦争が激化していたこと、世界中でべ平連とか、ヒッピ…

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3年前
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引越完了

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3年前
ヤバい孝行(故事)

ヤバい孝行(故事)

昔どこで習ったのか定かではありませんが、あまりにも「これはさすがに…」と、記憶に刻まれたヤバめの親孝行故事がこれです。

『老莱子は、両親によく孝行した人物です。老莱子は70歳になっても、身体に派手な着物を着た子供の格好になって遊び子供のように愚かな振る舞いをし、また親の為に食事を運ぶ時もわざと転んで子供が泣くように泣きました。これは、老莱子が七十歳の年寄りになって若く美しくない所を見せると、息子

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悪(あく)について

悪(あく)について

映画「ロード・オブ・ザ・リング」見すぎの中、「鎌倉殿の13人」の中で北条義時がどんどん「悪」になっていくのを見て、悪について考えました。

悪からイメージするもの。権威・権力・加害・不潔・裏切り・恐怖・高慢。
善は多分、悪の反対側というくらいで、「善」として独りで(意味として)立つものではないように感じました。とすると、悪がなければ善はないということになります。

善人の政治家は大物にならないとす

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悪人(役)がいてくれるから、私たち庶民は善人面していられるのだなぁ

メモ
ガンダルフの台詞

サルマンは偉大な力だけが悪を封じられると考えているが、わしの考えは違う。大事なのは些細な事だと気づいた。普通の人々の日々の行いが闇を追い払うのです。思いやりや愛情が。

こんな社会がいい(2022年8月時点)

無職になって時間があるので、ラジオやネットで社会について考える時間がめちゃめちゃ増えています。

終戦記念日でNHKで特集番組がたくさんあって、それも片っ端から視聴しています。80年経って生活はものすごく変わったけれど人間はそんなに変わらないんだなと思いました。政治は(戦争は)偉い人が政策を(作戦を)考えるからそれを信じて言われたとおりにすればいいという思考停止。私は思考停止はカッコ悪いし、もし思

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吉村昭の平家物語(俊寛)

吉村昭の平家物語(俊寛)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。

鬼界ヶ島に3人流されて、俊寛が取り残される話ですが、赦された2人と俊寛との違いを吉村昭はあちこちに表しています。

成経と康頼の2人が島に熊野権現っぽいのを作って祈ろうと誘った時は『生まれつき不信心である俊寛は同意しなかった 』生まれつきって!

2人はその後、仲良く毎日祈ったり、和歌を書いて卒塔婆を流したり色々頑張った結果?運良く赦される

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吉村昭の平家物語(摂政 藤原基房)

吉村昭の平家物語(摂政 藤原基房)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。

摂政、藤原基房は物語のはじめの方で、重盛の次男資盛とトラブルを起こしたエピソードがありました。平家が調子に乗っていること、孫に甘すぎる清盛、ちゃんとしている重盛という、この物語のスタートに相応しいエピソードです。

ちゃんとした重盛が亡くなってストッパーが無くなった清盛はこの基房やその息子の師長の役職を取り上げて左遷させる訳ですが、基房はさ

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吉村昭の平家物語(成親)

吉村昭の平家物語(成親)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。

鹿の谷の謀叛計画がバレた時のそれぞれの動きが興味深い。人は不安によって残酷になるんだなと思わされます。一方、重盛はどうしてこんなに出来た人なのかと、逆に出来すぎてて何か隠してるの?って勘ぐってしまいます。

ところで、この謀叛の中心人物の新大納言成親は平治の乱の時も負けた側についていたにも関わらず、平家との繋がりも深かったコネ(重盛の取りな

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吉村昭の平家物語(祇王)

吉村昭の平家物語(祇王)

平家物語は長いので読みながら感想を書いていく試みです。

昔読んだイメージとは違い、随分と世俗的な話だと感じました。まずは祇王の母親とぢについて、これはまた酷い毒親でした。二人の美しい娘達を『売る』ことで裕福な都の暮らしを楽しんでいた事にも慣れて当たり前になって、娘達が傷付く事に無神経になっています。

祇王が清盛の寵愛を失った後に、屈辱的な呼び出しをされた時のとぢの対応は「清盛の命に背けば都を追

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管理職と管理監督者は違うってことを知らない人は知らないし、知ってる人も知らないふりをするか、世の中そんなものと諦めてる。
誰も従わない法律ならないのも同じだ。

目立たない女

目立たない女

背も高いし、多くの人の前で話すし、オレンジ色の服を着るし、50歳で出産するし、目立つべき職業に就いているのにあんまり目立たない女。

もしかしたら、政治家というのは、どれだけ仕事をしたのか、ではなくて、どれだけ仕事をしたっぽくアピール出来たか、とか、人事権を持つ偉そうな人に気に入られる言動をしたか、とか、そういう才能が求められている職業なのかもしれなくて、もしそうなら、向いてない、という事になるの

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めんどくさいは全てに勝つ

めんどくさいは全てに勝つ

仕事をしていてぶつかる壁の中で、私がぶつかりがちな壁は、『現状維持一択勢』だったような気がする。

長い期間にわたり、現状維持は下降だとか、ゆでかえるがどうしたという洗脳を受けてきた私には、仕事というのは常に変化していくべきもの。しかも運の良いことに私の上司は大体この事を評価してくれていたので、(評価してくれない職場はすぐに逃げ出したので、記憶から削除済)この事は基本的には全員が『正しい』とする考

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鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニア

父が鼠径ヘルニアという病気になった。調べてみるとありふれた病気らしい。病気にかっこいいも悪いも無いけど、何となく隠したくなるタイプの病気なのか、今まで一度も聞いたことがなかった。『脱腸』なら聞いたことがある。

鼠径部のスキマから腸がはみ出たり引っ込んだりするらしいのだか、お医者さんは手術をしてもしなくても、どちらでもお好きなようにと言うので、聞いてみると、腸がはみ出たり引っ込んだりするのを、その

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差別とか平等とか

差別とか平等とか

私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。

キング牧師の演説の一部を見て。
時代によって差別される種類が変わっていくけど、差別そのものはなくならないのだろうな。

人格そのものによって評価される国では、人格の高い低いで差別するな!という事になるのだろうな。

そもそも人格が高いとか低いとか価値観に

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NHKスペシャル 映像の世紀 第9集 ベトナムの衝撃

NHKスペシャル 映像の世紀 第9集 ベトナムの衝撃

昨日、録画しておいたNHKスペシャル 映像の世紀 第9集 ベトナムの衝撃を見た。ちょうど私が生まれたころに、ベトナム戦争が激化していたこと、世界中でべ平連とか、ヒッピーとか、フリーセックスだとかの独特な思想が流行ったことなどは知っていたし、映画などでアメリカの貧しい若者が命も心もめちゃくちゃにされていくことなども知っていた。もちろん、どんな戦争でも私たちが知りえることなんかほんの一部分でしょうが。

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