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彼が殴るの

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暴力性。破壊衝動。わたしの中の野蛮。彼が殴るの、の彼、が誰なのかといえば、きっとわたしの中にある彼、なのだろうな。わたしの中にある彼、は、わたしのことも、わたしの外の人たちのこと…
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日記:感情を揺さぶる幾つかの断片

ストレスが溜まっていたようにも思うし疲れていたのかもしれない。マインドフルネス瞑想は雑念ばかりで集中に戻ってきづらく一種諦めの気持ちになったが、諦めた後に対象関係論の入門書を読みビオンの生涯を辿って号泣し、谷桃子バレエ団の公式youtubeで白鳥の湖を観て号泣するなどする。こんなに泣くとは思わなんだ。とはいえ私は泣くのに関しては肯定的である。泣く効用は人に対しては緊張緩和と副交感神経への切り替えの

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2023年を振り返り2024年を向く

2023年を振り返り2024年を向く

2023年を前にこれを書き、ずっと未完成のまま下書きに放り込んでそのままにしていた。2024年が来るので、未完成のまま公開する。

さて、2023年はどんな年だったか。

上記の稿で宣言した通り、わたしは大人の女性の相談を受ける仕事から、子どもの施設の心理士に転職した。住む場所も大きく変わった。そして50歳を迎えた。

子ども相手の仕事は大変だ。きつい。肉体労働だし休みは少ない。というかカレンダー

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2022年の振り返りと2023年

2022年初に書いたものがこれ。

では2022年を振り返ってみます。

まず自分の問題が大きく解消されたのは、最も良かったことだ。自分の抱えるトラウマの一番大きな核の部分が解体されたというか。このあたりの稿で書いたことですね。

トラウマの中にいると、トラウマ世界の中の、今はもういない登場人物やもう起きていない出来事と格闘し続けているような感じがする。現実が以前よりもずっとクリアに見えるようにな

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働くことと人生と、再出発に寄せて。

働くことと人生と、再出発に寄せて。

1.

 鍼の先生が5月で治療院を閉めることにした。新型コロナの影響を受けて、事業を往診スタイルに切り替え、勤務と掛け持ちにするのだという。

 わたしはその話を聞いたとき、ほっとした。安心した。ものすごく「筋合いじゃない」ことではあるのだが、わたしは自営業の男が資金繰りに行き詰まるという事態の発生が、怖いのだ。それを何とかする責任と義務を、こちらが巻き取らなきゃいけないような気持ちがしてしまう。

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わたしが病気だったころ。

わたしが病気だったころ。

ずっと長いこと双極性障害だった。

精神の病の悩ましいところは「今この人がそうである状態」に病名がつくところで、だからわたしのかつての状態に「双極性障害」の名前がついたことは納得のいく妥当な診断だったと思うのだが、結論から言うと、今わたしは「そうではない」。以前書いた稿で、「双極性障害だったのではなく、HSPが環境への不適応やストレスで鬱状態を起こしていたのではないか」と考察したこともあったが、そ

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改めて振り返ってみると、私は「調子に乗っちゃう男が好き」だったんじゃなくて、私が彼らにやるように、私が褒めて認めて調子に乗せてもらいたかったんだな。

わたしが怖かったもの。|菊池とおこ https://note.com/toko_kikuchi/n/ne5ec9fe1900c

わたしが怖かったもの。

わたしが怖かったもの。

 自分のため、というより仕事で考えたいことがあって、愛着に関する本や嗜癖についての本を数冊読むことがあった。ところが結局(いや別に「仕事のため」と「自分のため」は相反するものではないのだが)、愛着や嗜癖について学ぶことは(トラウマに関する勉強もそうなのだけれど)自分の困難を解いていく大きな一歩になったのだった。

 目が覚めたように自分の抱える困難の姿に気づいたのは、この本のこのくだりを読んだ時。

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マインドフル・セルフ・コンパッション、思いがけない言葉が浮かび上がり、そして涙。

マインドフル・セルフ・コンパッション、思いがけない言葉が浮かび上がり、そして涙。

 ここ2年ほどアプリを使って瞑想を続けてきたのだが、心理学の勉強を始めてから、マインドフルネスが認知行動療法のひとつであることを知り、臨床の場で使われているプログラムがあることを知るに至って、興味は一歩先に進んだ。少し前から、公開されている音声ガイドを利用して、マインドフル・セルフ・コンパッションに取り組み始めている。

 使わせていただいているのは、こちらの音声ガイド。そのうち、(お金の余裕がで

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手を握る。

手を握る。

大学時代の夢を見た、というより、夢の中のわたしは大学生だったようだ、というのが正しい。

場所は普通の一軒家だったが寮だったみたいで、ちょっと外出して戻ってきたわたしに5年目4年のあの先輩や6年目4年のあの先輩が教えてくれたことによると、どうやらわたしがいない間に寮の大事があったみたいで、しょっちゅう寮から自主的にいなくなってたわたしらしいわなあ、と思った。

一昨年亡くなった同級生の友人もいて、

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記憶をフィックス。

記憶をフィックス。

前回の鍼治療、といっても匂いを使うアプローチだったので厳密には「鍼」ではないのだけど、甘い匂いに体も心もふにゃふにゃと緩んで、そしたら過去の記憶がぶわっと、制御不能にぶわっと、止まらず出てきて、寝てる間も夢ばかりで、2、3日大変だった。

だからというわけじゃないけど、今日の鍼治療の後、何となく車を走らせて走らせて、何となくで走る距離じゃないのだけど、元彼氏のところに通った道を、高速を使うようにな

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有料マガジン『あれは、赤い花。』を公開しました。

 2冊目のエッセイ個人誌を出すお知らせをしておりましたが、ひとまず有料マガジン『あれは、赤い花。』を作成、公開しました。

 当初は、印刷の本を作り文学フリマで販売する予定だったのですが、コロナ流行の状況で中止となってしまい、予定を少し変更することになりました。この先、noteの有料マガジンだけでなく別のルートからもオンラインで販売できるように、徐々に準備を進めようと思っています。印刷本は…どうし

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