記事一覧
災害時の発達障害の子どもの支援
新年早々に大変なことになっていますね。災害時の発達障害の子どもに医療者や支援者がどのように関わるのが良いのか、東日本大震災時の経験と被災者へのインタビューの結果をまとめました。
講演謝礼などについての雑感
講演の「謝礼」についても、以前は色々合った。
教育とか福祉領域からは「教育ですので」「福祉なので」と「ボラ」を要求されたこともあった。「若手でいいので、ボラか安くてもやってくれる人を紹介して欲しい」みたいな依頼も。
それじゃ若手の専門家は育たないと思うからと言って断った。
公務員時代は、謝礼を貰うと色々手続きが面倒だったり、事務方から嫌味を言われたりしたので、そんなに気にしなかったけど、
それで
自閉症 心理学理論と最近の研究成果 単行本(ソフトカバー) – 2023/6/17スー・フレッチャー=ワトソン (著), フランチェスカ・ハッペ (著), 石坂 好樹 (翻訳)他
自閉症について心理学的研究を中心として生物学的研究や社会モデル、ニューロダイバーシティについても解説した書籍。特に英国の研究を中心に紹介しており、ここ10年話題になっている「モノトロピー理論」や「ダブルエンパシー(二重共感問題)」についても解説されている。これらの新しい理論は当事者(かつ研究者)が深く関わっている。
このあたり、これまで日本語ではあまり読めなかった(と思う)。
各章には自閉症の人
「こだわり」について
前回の続きです。全国一斉休校、外出自粛、テレワーク推進などにより、父親と子どもが接する時間が増えている家庭が多いようです。相談にみえる方も普段はお母さん中心でも最近はお父さんも一緒に来られることが増えました。
この時期に普段はあまりよく見えなかったお子さんの状態がわかるようになって良かった、父と母の子どもの見方が近づいて良かったという話も聞きました。
ただ、一緒にいると、これまで目に付かなかっ
「情報生産者になる」の感想
やることが一杯あって、頭は混沌としているのだけど、キンドルで色々読んでしまう。
で、最近何かと話題の多い上野千鶴子先生、彼女の書いた「情報生産者になる」を、ついつい読んでしまい(別に優先順位の高い仕事があるのに)面白かった。なかでもKJ法とグランデッドセオリーの関係について、今まで読んだどんなテキストより腑に落ちたというか、やっぱりそう思っている人もいるんだとわかって安心した。立教大で社会人大学院