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「自分の時間を取り戻そう」を読んで

時間術の本では、基本的に時間を効率良く使って生産性を上げていこうがテーマ。


少ない労力で、大きく仕事の成果を出そうということ。


本書では、仕事や家庭で感じる忙しさの本質に迫り、これからを生きていくためのヒント、方法を学べる。


様々なビジネス書・時間術の本を読んでいく前に読んでおくと、現代がどういう変化を遂げているか理解できる、わかりやすい内容でした。入門書のような印象を受けつつも、本質をとらえている感じでした。




・生産性とは


少ない時間で高い成果を出すことが生産性が高い状態。


逆に、低い場合にありがちなのが、


○大量の仕事を、長時間労働を武器に終わらせる


○全てのことをやるべきことと捉えて全部やりきる

任せられた仕事は自分が責任を持ってやってしまい、他の人に仕事を任せられない状態。


○頼まれると断れず全て引き受ける

僕も、つい受けてしまう派だったので、断りづらいのは痛いほどわかる。でも結局損をするのは自分自身。


○頑張ることだけに集中した思考停止状態

目の前のことに全集中で臨み、自分の時間を全て仕事に注ぎ込む。


完璧を目指す真面目な人が陥りやすい傾向に思った。


・生産性を上げるためには


○1日の働く時間を制限

17時に仕事を終わらせるんだ!


という強い意志を持つ。終わりの時間を決めれば、それを目指して嫌でも工夫するし、ある程度の完成度で踏ん切りがつく。


○1週間の予定を決める

1週間の仕事の予定を立てる。ポイントは、余白の時間を必ずとることで、緊急性のある仕事が入ってきても、その時間で柔軟に対応可能。


詰め込みすぎても、入れなさすぎてもダメで、これならなんとかなるかなと思える少し多いくらいの仕事分量がちょうどいい。


○休暇の予定も入れてしまう


仕事が忙しくなりそうだから、休みは取れそうにないなぁ……


ではなく、先に入れてしまう。制限とご褒美効果。


・とは言っても…


全部をこなすのはとてもじゃないけどムリ……


そりゃそうだよなと自分も思うし、できそうにない。仕事も予定通り終わらせるのではなく、重要な仕事だけ終わっておけばOKと基準を持っておく。


ただただ頑張る!


それもいいけど、まずムダはないか、何を頑張るのか厳選してから動き出す。気負いすぎないのも大事。


・まとめると


AIや技術の進歩で、クリエイティブな新しい仕事が次々と生まれ、従来の仕事が淘汰される変化の時代。


先の見えない現代では、生産性をあげていくことがとりのこされない唯一の手段。生きにくい時代を生きる、惑わされないためには、自分の時間をしっかり持つことが大切!




おしまい。


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